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企画・事務職は今チャンス?就労人口から見る転職市場

ミイダス マガジンに寄せられる相談の中でもかなりの数を占めているのが、退職のタイミング。管理部門職種に従事される32歳男性もそんなひとりです。

「3年ぐらい前から退社を考えています。30歳を目の前にして、いろいろと将来のことを見つめ直していると、新しい環境で頑張ろうという気になって。でも、辞めるタイミングがわからず、現在に至っています。大学を卒業してから今まで事務職だったので、経理と人事以外の仕事に関しては、ひと通りやってきました。次の職場でもやれるとは思うのですが、失敗を考えると決心がつきません。転職の参考にしたいので、事務職の現状について教えてください。場合によっては、私のキャリアが活かせそうな別の職種でもいいかなとも思っています」

了解しました。では、企画・事務職の就労人口と転職データを踏まえたうえで、転職に関する情報について考察していきましょう。

事務従事者は年々増加傾向に

事務系職種の推移
人数単位:万人
出典:「平成28年労働力調査結果」(総務省統計局)を加工して作成

それでは事務職従事者の就労人口推移を見てみましょう

この表では、総務省統計局の調査に基づき事務従事者を以下のように定義します。
『課長(課長相当職を含む)以上の職務に就く者の監視のもと、庶務・文書・人事・調査・企画・会計などの仕事、並びに生産関連・営業販売・外勤・運輸・通信に関する事務及び事務用機器の操作の仕事に従事する者のこと』

平成24年から、事務従事者は年々増加傾向にあることがよくわかります。1200万人台を維持し続け、平成29年には1300万人に届きそうな勢いです。企画や事務職で働きたい人や転職を考えている人には狙い目といえるでしょう。

事務従事者の増加要因は、好景気による企業の求人ニーズの高まり、そしてマーケッターなどの今まで職種として存在していなかった管理部門系職種の概念が増えていることなどが挙げられるでしょう。

会計や法務などの有資格者が有利なのはもちろんのこと、ウェブ、マーケティングなどの知識やスキルも転職や年収アップのトレンドにつながっています。

収入アップにはスキルアップが必須

ミイダスが保有しているデータによると、企画・事務職の従事者が転職先に選ぶ職種は、61%が同じく企画・事務系を選択。
気になる年収は、400~599万円が48%、400万円未満が35%。
求人数は増えてはいるものの、年収は必ずしも正比例しているとはいえないということでしょうか。

また、テクノロジーの進化によって従事してきた業務がコンピュータに代替される可能性も。
高収入を手に入れるために、マーケットのトレンドに応用されるスキルや資格による差別化が必要になるでしょう。

トレンドといえば、企画・マーケティングの分野では、ウェブマーケティング担当やデータ分析を得意とする人材のニーズが高まっています。ホームページのアクセス状況を分析して販売効率を向上させたり、顧客ビッグデータを扱う機会が増えてきているという背景が考えられます。

いずれの業界にせよ企業が積極的採用を行っている現状は、転職者にとって嬉しい傾向。転職するには、売り手市場の今がチャンスです。

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