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目次
  1. 美容部員の離職率は約30%と高い!
  2. 辞めてよかった!美容部員が転職を考える主な5つの理由
  3. 美容部員からの転職先でおすすめの職業7つ
  4. 美容部員からのキャリアアップについて
  5. 美容部員から転職するときに踏むべき4ステップ
  6. 美容部員からの転職において自己PRで押さえるべきポイント3つ
  7. 美容部員からの転職ならミイダスを活用しよう
  8. 経験やスキルを活かして、美容部員からの転職を成功させよう!
華やかなイメージで若い女性を中心に人気の美容業界に、憧れを持つ女性は多いといいます。しかし、実際に美容部員として働く人でも精神面や体力的な問題などで辞めてしまう人も多いのが現実です。

この記事では、美容部員を辞めたいと感じる理由や、美容部員から転職を考える方におすすめの職業、美容部員から異業種に転職する際の自己PR方法をご紹介します。
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美容部員の離職率は約30%と高い!


美容業界で働く人の中でも、美容部員の離職率は約30%と高い傾向にあります。平均勤務期間は2年間といわれており、厚生労働省が発表した、2022年度の女性一般労働者の平均勤続年数である10年に比べるとかなり短いです。

離職の理由は過酷な労働環境や人間関係などですが、若い女性が多く活躍する業界なので、体力的な部分で離職を考える人も多いといいます。

辞めてよかった!美容部員が転職を考える主な5つの理由


離職率が高いとされる美容業界ですが、美容部員として働く人は、どんなときに「辞めたい」と感じるのでしょうか。美容部員が離職を考える主な理由をご紹介します。

1.給与が仕事内容と釣り合わない

厚生労働省の職業情報提供サイトによると、美容部員の平均月給は約22万円で手取り16万円前後です。百貨店や大手メーカーでは年2回ほど1〜2ヶ月分の賞与が支給され、長期間勤務することで月収が上がる場合もあります。

また、基本給のほかに売上に応じてインセンティブをもらえるなど、努力によって給料に反映されることもあります。しかし、拘束時間の長さや対面接客によるストレスなど、仕事内容と給与が見合っていないと感じることもあるようです。

2.体力仕事で身体的につらい

百貨店やデパートに勤務する美容部員は、開店から閉店まで長時間の勤務をしなければなりません。そのため、平均勤務時間は10時間程度といわれています。

勤務中はヒールを履いたまま、長時間立ちっぱなしというのもつらいところです。また開店前には準備があり、閉店後には製品の補充や棚卸しなどの肉体労働も多くあります。

入社したばかりや20代のうちはこのような仕事スケジュールでもこなせるかもしれません。しかし、長年勤めていると体力的につらくなったり「長く続ける仕事ではない」と考える人も多いのです。

3.ノルマによるプレッシャーがある

美容業界では店舗のノルマ以外に、美容部員個人に売上目標が課されることがあります。売上目標に届かなくてもペナルティはありませんが、本社や店長からかけられるプレッシャーに対して負担やストレスを感じる人もいます。

加えて過酷な労働環境に耐えられず、体調不良を起こす人も少なくないのです。

4.勤務時間が不規則

美容部員の勤務時間は一般的にシフト制です。早番、中番、遅番などの異なるシフトが組まれることがあるため、勤務時間は不規則になりがちです。

また、百貨店やデパートの場合、客入りが見込まれる週末や祝日はなるべく出勤しなければなりません。もっとも客入りが多い年末年始に休みがとれないことも多いため、プライベートの予定が立てづらいことに悩み、転職を考える美容部員も多い傾向です。

5.人間関係で悩みやすい

美容部員の職場は女性が多く、さらに少人数体制であることから、人間関係に悩む人も少なくありません。同じ売上目標に向かって一緒に働く同僚でもライバルであることから、衝突が起きることも珍しくないのです。

また、キャリア志向を持つ人、結婚して家庭を大切にする人など異なる価値観を持つ人がいるため、職場内で仕事に対する温度差が生まれることもあります。そのことから、職場内で対立が起きたり、人間関係が悪化したりすることもあるようです。

美容部員からの転職先でおすすめの職業7つ


美容部員から転職をするなら未経験の仕事ではなく、これまでのキャリアや経験を活かせる職がおすすめです。美容部員からの転職におすすめの職業を7つご紹介します。

1.接客業

美容部員で得た販売スキルは、さまざまな接客業に活かせます。接客業といっても多種多様な職種が存在するため、自分が興味のある業界を選ぶとよいでしょう。

接客業の中には受付スタッフや、ホテルのフロントスタッフといった販売を目的としない業種も存在します。販売ノルマに縛られたり、同僚との売上競争に疲弊したりすることが少ないため、新たな可能性を試せるでしょう。

2.美容関連の仕事

美容関連のECサイトの運営やインストラクターなどの仕事でも、美容部員で積んだ経験やキャリアを活かせます。ECサイトの運営は商品管理や在庫管理、受注・発注業務に加え、顧客からの問い合わせの対応が求められます。

さらにキャリアを積んでいけば、サイト内での戦略策定や企画に関わるチャンスも得られるでしょう。将来「経営側に回りたい」「起業したい」と考えている人にとっては、キャリアアップにつながりやすい美容関連の仕事がおすすめといえます。

3.キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、学生・求職者・在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談や助言を行う専門職を指します。主な仕事内容は、相談者が納得したキャリアを歩めるよう支援や助言をしたり、転職を考えている人の転職先を一緒に考えたりするなどです。

顧客の悩みを聞いて解決策を提案することは美容部員も同じなので、向いている人も多いといいます。キャリアコンサルタントは国家資格なので、生涯役立つことで女性からも人気の職業です。

4.ネイリスト

美容部員として積み上げたキャリアは、ネイリストの職業にも活かせます。1対1で対話する美容部員の経験を活かせば、ネイルアーティストの仕事にもスムーズに適応できるでしょう。

また、美容部員だった経歴はネイリストとしての信用を高めることにつながります。接客が好きな方や、お客様とのコミュニケーションをとるのが好きという方におすすめです。

5.エステティシャン

美容部員で培った経験を活かすためには、エステティシャンへの転職もおすすめです。エステティシャンの仕事は、人の肌や身体の知識をはじめ、施術方法などさまざまな専門スキルが必要となります。

美容部員としての基礎知識を持っている方であれば、早く習得できるでしょう。また、経営スキルを習得すれば、エステティシャンとしての独立や経営者としての道などの可能性を切り開くことができます。

6.営業職

美容部員で身につけたコミュニケーション力を活かしたい人は、営業職への転職もおすすめです。営業職が未経験であっても即戦力としてのポテンシャルは、充分に備わっている人も多いです。

医療機器メーカーや電子機器メーカーの業界では、若くして年収1,000万円を超えている人もいます。営業職は求人数も多いため、さまざまな業界に挑戦したいという方にもおすすめです。

7.事務職

事務職は美容部員とは真逆の業種ですが、売上ノルマへのプレッシャーや不規則な勤務時間に限界を感じて転職する人も少なくありません。事務職では美容部員の専門スキルを直接活かす機会は限られますが、コミュニケーション力は同僚との円滑な関係構築に役立ちます。

パソコン操作や座りっぱなしの勤務体制に慣れるまで、少し時間がかかるかもしれません。ただ、これまでとはまったく違う職種に挑戦してみたいという人におすすめといえます。

美容部員からのキャリアアップについて


現在の会社には不満があるけれど、美容業界の仕事を続けていきたいという人はキャリアアップを目指すのがよいでしょう。美容部員のキャリアアップについて以下のことを覚えておくと便利です。

キャリアアップするには資格の取得がおすすめ

美容業界でのキャリアアップには、専門知識とスキルの向上が必要です。美容学校に入ったりセミナーに参加したりと、新しい技術やトレンドについて常に学んでいきましょう。

また、美容関連の資格を取得することでキャリアアップにつながります。美容師免許、エステティシャン、メイクアップアーティストなどの資格を取得すれば、スペシャリストへの転身の可能性が広がりますよ。自分の興味や強みに合わせて、専門性を高めていきましょう。

昇進するには時間がかかることを知っておく

美容部員からマネージャーやチーフのポジションに昇進するには通常、約10年程度の経験が必要とされます。美容業界は専門知識やスキルの習得、経験の積み重ねが必要であり、これらを身につけるには時間がかかるからです。

そのため、若いうちに昇進を望む人にとっては美容部員でのキャリアアップは困難だと感じることも多いでしょう。

美容部員から転職するときに踏むべき4ステップ


美容部員から別の業種に転職する際は、後悔しないためにも入念な準備を行う必要があります。転職に必要な4つのステップを覚えておくとよいでしょう。

【ステップ1】転職理由を明確にする

転職活動中、面接で転職理由を尋ねられるのが一般的です。そのために、まずは転職理由を明確にし、自分自身を理解することが必要です。

美容部員の勤務体制や給与面にに不満があったとしても、ポジティブで意欲的な転職理由を伝えることで印象がよくなります。

【ステップ2】転職先に求める条件を明確にする

転職活動では転職の理由以外にも、転職先で譲れない条件を明確にしましょう。自分の条件をリストアップし、優先順位をつけることが大切です。

優先順位をつけて条件を整理すれば、転職先の選択肢をより効果的に絞り込めるでしょう。

【ステップ3】自身のスキルを洗い出す

転職を検討する際は、自身のスキルを洗い出しておくと面接での自己アピールに役立ちます。資格だけでなく専門的な知識や接客技術など、自身が持つスキルをリストアップしましょう。

転職先と直接関係のないスキルであっても、すべてリストアップすることで転職先でも活かせるかが明確になりますよ。

【ステップ4】転職サービスを活用する

接客業や事務職など他の職種へ転職をしたい方は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職サービスでは各業種の給与や労働時間などの働き方の実態がわかりやすく記載されるため、自分で調べる手間を省けます。

また、自分に合った転職先を紹介してもらえたり、履歴書や面接の対策もしてくれたりなど、さまざまなメリットがあります。

ミイダスは独自の「可能性診断」によって、活躍できる可能性の高い会社からスカウトが届く転職アプリです。 「可能性診断」では認知バイアスやパーソナリティ、行動特性などさまざまな項目を細かく分析。

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美容部員からの転職において自己PRで押さえるべきポイント3つ


美容部員からの異なる業種に転職する際は、自身が持っているスキルや体験をいかにアピールするかが大切です。ここでは、自己PRで押さえるべき3つのポイントをご紹介します。

1.経験してきた仕事内容を記載する

転職時に自分の経歴をアピールするためには、これまでに経験したきた仕事内容を履歴書にすべて記載することが大切です。接客だけでなく販売や商品の管理など、美容部員の仕事について知識のない相手にもわかりやすく書きましょう。

2.達成した目標を具体的に記載する

仕事内容の他に、達成した目標を具体的に記載することで、より自身をアピールできます。月間・年間の売上達成額や伸長率などを明確に示すことで、企業側は入社後の利益をイメージしやすくなるのです。

リピーター率や指名数なども記載すると、よりオリジナリティの高い自己PRになりますよ。

3.管理者経験を記載する

管理者の経験は自分自身がチームを指導し、組織内でリーダーシップを発揮できるという能力を示すものです。管理職であることは、責任感の強さと決断力をアピールするのにも役立ち、採用担当者に対してプラスの評価となります。

美容部員からの転職ならミイダスを活用しよう


給与や勤務体制などの不満から美容部員を辞めたいと思っても、いざ転職をしてみたら仕事が合わなかった……ということも少なくありません。また、安易に転職を繰り返すことは、世間的に厳しい目で見られることがあります。

転職後のミスマッチを防いだり、自分と合う企業や職種をきちんと見極めたりするには、ミイダスの「コンピテンシー診断」を活用するのがおすすめです。コンピテンシー診断について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。

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経験やスキルを活かして、美容部員からの転職を成功させよう!


美容部員の仕事を通じて、化粧品の専門知識やメイク技術、営業スキルなど、幅広い知識を得られたという方は多いでしょう。しかし、これらのスキルが他の業界で必ずしも評価されるわけではありません。

異なる業界への転職を考えている場合は、接客スキルはもちろん、これまでに達成した目標など他の業界でも評価されるアピールポイントを考えておくことが大切。自己分析を行い、自分にフィットする職種に絞ることが転職を成功させるコツです。

自身のスキルや能力を知るためにも、ぜひミイダスを活用してみてくださいね!

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