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目次
  1. 精神的に追い詰められている危険なサイン
  2. 精神的に追い詰められる主な原因
  3. 精神的に追い詰められた状況を乗り越える方法
  4. 転職を検討する前に考えるべきこと
  5. 「ミイダス」で自分の強みを知ることから始めよう
「仕事に行こうとすると体調が悪くなる」「朝が来るたびに、気持ちが落ち込む」このように感じる日々が続いているなら、心が限界を迎えているサインかもしれません。

本記事では、精神的に追い詰められているときに現れやすいサインやその原因、つらい状況を乗り越えるための具体的な方法を紹介します。自分の状態に気づき、少しでも心が軽くなるきっかけになれば幸いです。

また、自力では把握しづらい自身の強みや適性、思考の癖などを知りたい方は、ミイダスコンピテンシー診断(特性診断)をお試しください。

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精神的に追い詰められている危険なサイン

人差し指を立てるビジネスパーソン
仕事のつらさを我慢し続けていると、心や体はさまざまなサインを通じて「限界」を知らせようとします。サインに気づかず放置してしまうと、深刻な状態に陥る可能性もあるでしょう。

まずは自分の心身に現れている変化を見つめ直し、「これは危険かもしれない」と気づくことから始めてみてください。

身体的なサイン

精神的に追い詰められているとき、身体に変化が現れやすいです。 たとえば、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、あるいは逆に長時間寝ても眠気が取れないなどの睡眠障害が続くといった状態が挙げられます。

また、食欲減退や過食など、食欲に影響が現れる人も多いです。 さらに疲れが取れない、常にだるいといった倦怠感や、頭痛・肩こり・胃痛・腹痛といった症状が慢性的に続くことも。一見ストレスとは無関係に思える症状も、実は心の疲弊が原因となっていることがあります。

身体的な不調がいくつか重なっている場合、単なる体調不良として片づけず、心の状態にも目を向けてみましょう。

精神的・感情的なサイン

精神的に追い詰められると、感情のコントロールが難しくなりやすいです。理由もなく気分が落ち込み、何をしても楽しく感じられなくなる、突然イライラしやすくなる、怒りっぽくなるなどの感情の不安定さは、心が限界を迎えている証拠といえます。

また、集中力の低下や物忘れが増えることもあるでしょう。これまで好きだった趣味にも興味が持てず、自分に自信がなくなったり、何かと自分を責めてしまったりすることが増えるのも、精神的に追い詰められているサインです。

行動の変化によるサイン

心の状態は、日々の行動にも影響を与えます。たとえば、朝起きられずに遅刻や欠勤が増える、仕事中にミスが多くなるといった変化は、心の疲れが行動に表れているサインです。

これまで普通にできていたことが難しく感じるようになったら、自分が無理をしていないか立ち止まってみてください。また、人と話すのがおっくうになって人間関係を避けるケースもあります。飲酒や喫煙の量が増えるのも、見逃してはいけないサインの1つです。

【関連記事:仕事がつらいときはどうしたらいい?原因や対処法などを紹介

精神的に追い詰められる主な原因

スマホを眺めて考えているビジネスパーソン
心や体に不調を感じるようになったとき、その背景には何らかの原因があります。原因を正しく理解せず「自分が弱いからだ」と責めてしまうと、さらに苦しさが増すでしょう。

ここでは、精神的に追い詰められる要因を「職場環境」「業務内容」「個人的要因」の3つに分けて紹介します。自分に当てはまる部分を見つける手がかりにしてください。

職場環境要因

精神的に追い詰められる背景として、まず考えられるのが職場の環境です。代表的なものとして、上司や同僚からのハラスメント(パワーハラスメント・セクシュアルハラスメント・モラルハラスメントなど)が挙げられます。

なかでも、モラハラは暴力や罵倒のようにわかりやすい行為ではなく、無視や嫌味、陰口といった精神的な攻撃が中心であるため、被害者自身や周囲が気づきにくいです。こうしたハラスメントが続くと、精神的に強いストレスを抱える原因となります。

また、長時間労働や休日出勤が常態化している職場では、十分な休養が取れず、精神的な疲れにもつながりやすいです。上司に意見を言いづらい、ミスを共有できないような風通しの悪い組織文化も、心理的安全性が失われ、精神的に追い詰められる要因となるでしょう。

【関連記事:辞めたほうがいい会社の特徴とは?判断するポイントや抜け出す方法を紹介

業務内容要因

環境だけでなく、日々向き合っている業務そのものが精神的負担になるケースもあります。 たとえば、業務量が自身のキャパシティを超えている場合、常に時間やプレッシャーに追われ、疲弊してしまうでしょう。

逆に、暇すぎる状況や責任が軽い環境でストレスを感じる人もいます。 業務内容が自分に合っていなかったり、興味が持てなかったりする場合も注意が必要です。やりがいや達成感を感じにくく、仕事に意味を見出せずに精神的な負担につながります。

業務内容が心の状態に影響を与えることも多いため、「仕事内容そのものに原因があるかもしれない」という視点も持っておきましょう。

個人的要因

自分自身の性格や思考の傾向が、精神的ストレスに関係していることもあります。たとえば、完璧主義で常に100点満点を目指してしまう人は知らず知らずのうちに自分を追い込んでしまいがちです。周囲からの見え方を強く気にするタイプの人も、他人の期待に応えようと無理を重ねてしまう傾向にあります。

また「弱音を吐くのは甘え」と考えている人ほど、悩みを抱え込みやすく、限界まで我慢してしまいやすいです。ストレス耐性や心のキャパシティには個人差があります。 他の人が平気そうに見えるからといって、自分も同じようにならなければいけないわけではありません。

自分の性格や思考を尊重し、「ここが自分にとっての限界なんだ」と素直に認めることも大切です。

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精神的に追い詰められた状況を乗り越える方法

HOWTO
精神的に追い詰められた状況を乗り越えるには、まず心と体の声に耳を傾けて自分の状態に気づき、適切に対処することが大切です。

無理に前向きになろうとせず、少しずつ回復に向けて行動することが、再び元気を取り戻す第一歩です。 ここでは、心が限界を迎えたときに実践したい対処法を紹介します。

「つらい」という気持ちを認める

つらいと感じているのに「まだ頑張れるはず」「これくらいで弱音を吐くなんて」と自分の感情を否定していませんか。つらさを無視して無理を続けてしまうと、心や体はどんどん消耗してしまいます。

そのため、まずは「つらい」と思う気持ちを認めてあげることが大切です。「自分はダメだ」と責めるのではなく、「今は疲れているだけ」と考えてみましょう。つらさを感じるのは当たり前なことであり、弱さではありません。

現状を冷静に分析する

気持ちを整理するには、現状を客観的に見つめ直して分析することが効果的です。たとえば「何が一番つらいのか」「どんなときに気分が落ち込むのか」などを紙に書き出してみることで、つらさや苦しさを整理できます。

自分と壁打ちするのが苦手な人は、ChatGPTやGeminiといった生成AIの活用してみてもよいでしょう。

休息とセルフケアを最優先にする

心が限界に近づいているときは、何よりも休息とセルフケアを優先することが大切です。まずはしっかりと睡眠をとり、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。体が整うことで、心にも余裕が生まれやすいです。

また、軽いストレッチや散歩など、簡単な運動も気分転換に効果的です。ほかにも、好きなことに没頭する時間を作る、デジタルデトックスをするといった工夫も、心をリセットするのに役立ちます。

誰かに相談する

1人で抱え込まず、誰かに相談することも大切です。家族や友人、職場の同僚など、信頼できる人に思い切って自分の気持ちを伝えてみましょう。話すだけで気持ちが軽くなることもあります。

相談先は身近な人だけでなく、産業医や保健師、社内外の相談窓口(ハラスメント窓口、メンタルヘルス相談窓口など)も選択肢の1つです。

人に話すことに抵抗がある場合は、まずは匿名のチャット相談や電話窓口、生成AIなど、自分にとってハードルの低い方法から試してみるのもよいでしょう。

具体的な行動を起こす

心の状態が回復してきたら、状況改善に向けた具体的な行動も検討してみましょう。たとえば、上司に相談して業務量の調整や配置転換を依頼する、休暇を取得するといったアクションが考えられます。 心身の状態によっては、休職や専門機関の受診(心療内科、精神科、カウンセリング)も必要です。

また、状況が改善されない場合は、休職や転職を視野に入れることも1つの選択肢です。 ただし注意したいのは、精神的に追い詰められている状況では、判断力が鈍ってしまいやすいということ。

焦りや不安から勢いで休職、転職を決断してしまうと、後から後悔する可能性もあります。そのため、大きな決断をするときは、なるべく心が落ち着いてから行うことが望ましいです。


転職を検討する前に考えるべきこと

笑顔の女性
つらい状況から抜け出すために、転職を考えることもあるでしょう。ただ、焦って転職しても後悔する可能性もあります。

まずは立ち止まって自分の状態や環境を、冷静に見つめ直すことも重要です。ここでは、転職を選択肢に入れる前に考えておきたいポイントを紹介します。

転職=万能な解決策ではない

つらい状況から抜け出したい一心で、「この職場から離れればすべてうまくいく」と思うこともあるでしょう。しかし、新しい職場でも同じような悩みに直面することも考えられます。

たとえば、人間関係のトラブルや長時間労働、評価に対する不満などは、どの職場にも起こりやすい問題です。転職することで状況が好転する場合もありますが、そうでない可能性があることも念頭に入れておきましょう。

転職活動にはエネルギーが必要

転職活動では、情報収集や書類作成、面接対応などに多くのエネルギーが必要です。特に精神的に追い詰められている状況では、転職活動によってさらに状態が悪化することもあるでしょう。

また、心身が回復していない状態では、視野が狭くなったり、冷静な判断ができなくなったりしやすいです。その結果、「勢いで決めてしまった」「条件だけで選んで後悔した」といった転職先とのミスマッチにもつながりかねません。

「まだ100%回復していない」と感じるようであれば、まずは休養をすることが大切です。

まずは現状の改善を試みる

いきなり職場を離れるのではなく、まずは今の環境でできることを試してみるのもひとつの方法です。上司に相談して業務量の調整や配置換えをしてもらったり、産業医や社内の相談窓口を利用したりすることで、状況が少しずつ改善するケースもあります。

また、休暇を取ってしっかり休むことも対策として有効です。問題の大きさによっては、休職制度の活用も検討しましょう。心が安定すると、現状を冷静に見つめ直せるようになります。

【関連記事:仕事を休みたいけど言いづらい…休む理由や伝え方、注意点を解説

自分に合った選択肢を見極める

転職をする前に、自分に合った働き方や価値観を理解することが重要です。自己分析を通じて「何がストレスだったのか」「どんな環境なら長く働けるのか」を言語化できると、職場選びの軸が明確になりやすいです。

求人情報や企業の口コミを確認したり、転職エージェントからアドバイスをもらったりするのもよいでしょう。主観だけでなく、客観的な視点から整理することで、後悔のない選択ができます。

「逃げ」は大切な選択肢

退職や転職を「逃げ」や「甘え」と捉える人もいます。しかし、こうした考えは自分を追い込んでしまう要因になるでしょう。 限界を超えてしまってからでは、心や体を立て直すのに長い時間がかかります。

退職や転職は「自分を守るための戦略」として考えることが大切です。これ以上頑張りすぎないための転職は、十分に価値のある選択肢といえるでしょう。

【関連記事:「会社に行きたくない」と拒否反応が出たらどうしたらいい?対処法を紹介

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