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目次
  1. 転職に年齢制限はある?
  2. 転職成功者の実態
  3. 転職は年齢が若いほうが有利?
  4. 転職の適正年齢は業種・職種によっても違う?
  5. 【年齢別】転職を成功させるためのポイント
  6. 【パターン別】転職成功につながるアプローチ
  7. 転職で年齢が重視されにくい業界
  8. 年齢に左右されずに転職を成功させるコツ
  9. 転職においてどの年齢にも求められるポータブルスキルとは
  10. まとめ

「自分の今の年齢で転職は可能なのだろうか」「何歳までに転職をするのがいいのだろう」など、転職を考える際に年齢を気にする方もいるかもしれません。

転職市場では、年齢によって求められることが異なるため、年齢別の対策が必要になります。

本記事では、転職の年齢制限の有無や、年代別の転職を成功させるためのポイントについて解説していきます。

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転職に年齢制限はある?

労働施策総合推進法では、一部の例外を除き、求人の募集や採用において、年齢を理由に制限を設けることを禁止しています[注]。そのため、基本的に転職に年齢制限はありません。

しかし、求人に対して複数の候補者がいた場合、長期キャリア形成の観点から、年齢が若い人を優先的に採用する企業も少なくありません。

転職はどの年代でも可能ですが、業種や職種によっては、年齢が若い方が転職に有利になるケースが多いのが現状です。30代や40代以降になると、未経験職種への転職よりは、経験者を求めている職への転職の方が成功しやすいといえます。

[注]出典:募集・採用における年齢制限禁止について|厚生労働省

転職成功者の実態

総務省では、国内の就業・失業に関する実態調査を行っています。

最新の2024年度の結果から、年代別の転職成功者数と男女別の転職成功者数の特徴について見ていきましょう。

年代別の転職成功者数

2025年2月14日に公表された「労働力調査(2024年)」の集計結果よると、2024年の転職者数の平均は331万人で、前年よりも3万人増加する結果となりました[注1]。年代別の転職成功者数は、以下のとおりです。

<年代別転職者数(2024年)[注2]

年齢 転職成功者数
15~24歳 61万人
25~34歳 76万人
35~44歳 61万人
45~54歳 58万人
55~64歳 49万人
65歳以上 25万人


年代別に見ると、転職成功者数が最も多かったのが「25~34歳」でした。

しかし、40代以降も64歳までは多くの方が転職に成功しています。

65歳以上になると一気に成功者数は減りますが、現役世代の転職は年齢にかかわらず成功している方が多いといえるでしょう。

[注1][注2]出典:労働力調査(詳細集計)2024年(令和6年)平均結果の概要|総務省統計局

男女別の転職成功者数

次に、男女別の結果についても見ていきましょう。男性の転職者の総数(平均)は154万人、女性は177万人でした[注1]。

それぞれの年代別の転職成功者数は、以下のとおりです。

<男性の年代別転職成功者数(2024年)[注2]

男性 転職成功者数
15~24歳 28万人
25~34歳 37万人
35~44歳 27万人
45~54歳 20万人
55~64歳 27万人
65歳以上 16万人


<女性の年代別転職成功者数(2024年)[注3]

女性 転職成功者数
15~24歳 34万人
25~34歳 39万人
35~44歳 34万人
45~54歳 38万人
55~64歳 23万人
65歳以上 9万人


男性・女性ともに、「25~34歳」の転職成功者数が最も多い結果となりました。女性は30代後半以降も50代前半までは転職成功者数が多いことが分かります。

転職においては、性別で特に結果が変わるわけではなく、年齢においても「何歳までに転職をしなければならない」という傾向は見られませんでした。

[注1][注2][注3]出典:労働力調査(詳細集計)2024年(令和6年)平均結果の概要|総務省統計局

転職は年齢が若いほうが有利?

一般的には、「転職では年齢が若いほうが有利」といわれています。その理由としては、次の4つが挙げられます。

  1. 未経験でも学習意欲が高ければ企業に長期的に貢献できる
  2. 新しいスキルや知識の理解が早く、柔軟性が高い
  3. 経験者よりも給与のコストが抑えられる
  4. 体力やバイタリティがある


20代の柔軟性や伸びしろを見込んで採用を決める企業も少なくありません。それが、転職では年齢が若いほど成功しやすいといわれる理由なのです。しかし、前述した転職成功者数の実態調査の結果からも分かるとおり、30代以降でも転職を成功させる方は多くいます。

年齢が若いからといって、誰もが有利になるとは限りません。仕事への姿勢や熱意の高さが評価されれば、年齢が高くても採用したいと考える企業は多いでしょう。

「35歳転職限界説」は気にしなくてよい?

35歳転職限界説とは、35歳を過ぎると転職市場において成功するチャンスが少なくなるという考え方です。終身雇用が定着していた頃は、若い世代を積極的に採用する企業が多かったことから、このような言葉が生まれたのです。

しかし近年は、35歳以上の中堅人材が不足しているため、30代後半で管理職に転職する方も多いです。そのため、35歳転職限界説は、現在においては気にする必要はないでしょう。

むしろ、35歳以上なら、即戦力として企業からの需要が高いため、転職への意欲があれば、成功する確率も高いといえます。

転職の適正年齢は業種・職種によっても違う?

転職に適した年齢は、業種や職種、役職によっても変わってきます。

たとえば、事務職やサービス業では、年齢が高くなるほど未経験者の転職が難しくなる傾向があります。「未経験者歓迎」といった条件下で転職先の候補を絞り込むことになるでしょう。

逆に、専門職や技術職では、これまでの経験や実績が重視されるため、専門職に従事していた年数が多い40代や50代でも比較的転職はしやすいです。ただし、未経験者の場合は、教育にかかる期間を見込んで20代などの若い世代の方が採用されやすい傾向があります。

営業職の場合は、求人自体が多いため、成長意欲があれば幅広い世代で転職が可能でしょう。成果を出せば報酬が得られるため、年齢はあまり重視されないケースが多いです。

マネジメントスキルが求められる管理職では実務経験が重視されるため、経験の浅い20代や30代よりも、40代や50代の経験者の方が転職では有利になりやすいです。

【年齢別】転職を成功させるためのポイント

次に、年齢別の転職を成功させるためのポイントを解説していきます。その年代によって、企業にアピールする際のポイントが変わってくるため、それをふまえたうえで転職活動を進めていく必要があるでしょう。

  • 20代前半
  • 20代後半
  • 30代前半
  • 30代後半
  • 40代
  • 50代

 

20代前半

20代前半の場合は、基本的なビジネスマナーを習得したタイミングで、転職活動を検討するといいでしょう。企業は成長意欲を重視しているため、仕事への熱意や成長意欲をアピールしていくことが重要です。

すでに仕事で具体的な成果や実績があれば転職でも有利になりやすいですが、まだ実績などがない場合は自分の強みや仕事への姿勢を具体的に伝えなくてはいけません。

新卒で入社してから3年以内であれば、「第二新卒枠」への応募も可能ですので、この時期であればキャリアチェンジもしやすいでしょう。

20代後半

25~29歳で転職をする場合は、20代前半の頃とは違い、幅広い業界や職種で活用できるポータブルスキルが強みになります。

20代前半で培ってきたコミュニケーションスキルや実行力、提案力など、過去に成功した事例などがあれば、転職時にアピールできるでしょう。社会人としてのビジネススキルはもちろん、業務で得意とするスキルなどが企業からの評価対象となります。

企業によっては20代後半の転職者に対し、即戦力を期待するケースもあるため、「これまでの経験やスキルをいかに企業に貢献できるか」をどのようにアピールするかが重要です。

関連記事:【20代】転職活動期間の平均は約3ヶ月|おすすめのタイミングや成功事例も紹介

30代前半

30~35歳というと、過去の実績が評価されやすく、企業からの需要が高い年代といえます。即戦力を期待されるケースが多いため、「過去に売り上げを150%増加させた実績がある」など、数値を用いて具体的に強みをアピールすると効果的です。

また、指示に従って行動するだけではなく、主体的な行動実績があるかどうかも求められてくる年代といえます。

「課題を発見して自ら解決に向けて動いた」「チームリーダーを任された」など、マネジメントの素質の有無が評価のポイントになるでしょう。

30代後半

35歳以上になってくると、30代前半よりも、専門性やマネジメントスキルが重視される傾向があります。

将来の活躍を期待する「ポテンシャル採用」よりも、即戦力が重視されるのが30代後半の特徴です。これまでの経験や実績を整理し、転職市場における市場価値をしっかりと把握することが重要になるでしょう。

転職活動では、企業への貢献意欲やマネジメントスキルをアピールできると成功しやすいです。また、新しい環境でも適応できる柔軟性などもアピールできると、さらなる成長を期待されて企業からの評価が高くなる可能性があります。

関連記事:30代で転職を成功させるには?注意点やよくある疑問を解説

40代

40歳を過ぎてくると、マネジメントスキルはもちろん、企業課題を解決できるような、外部の人材による新しい視点やアイデアが期待されるようになります。今現在停滞している問題を解決できるような人材を求めて、40代以上の経験者を求めている企業も多いのです。

課題解決への貢献というと、少しハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、「多くのスタッフが関わるプロジェクトで、業務フローを改善して2ヶ月分の工数を減らした」など、他者に対して何らかの影響を与えた経験があるとアピールになるでしょう。具体的なプロセスを数値なども交えて説明すると効果的です。

現場での即戦力と、チームをまとめるマネジメント力、新しいアイデアを受け入れる柔軟性などを、それぞれアピールすることが重要です。

関連記事:40代の転職が厳しいって本当?成功させる8つの方法や手段を紹介

50代

50代は定年に近い年代ということもあり、採用が見送られるケースもあるといいます。また、求人数が少なく、役職のポジションになかなか空きが出ないなどの理由から、転職活動が長期化する傾向があります。

50代で転職に成功しやすい例としては、マネジメント経験が豊富で、比較的大規模なプロジェクトを率いた経験があるケースなどです。部下の育成や指導に携わった経験なども、転職時にはアピールポイントになるでしょう。前職での価値観に縛られるず、柔軟にアップデートする姿勢を面接時に伝えられると、評価につながりやすいです。

近年は、多様な人材を採用する企業が増えているため、自身の市場価値をあらかじめ把握しておけば、50代で転職に成功することも十分可能です。

関連記事:50代での転職の現実。厳しいと言われる理由と成功させる方法とは?

【パターン別】転職成功につながるアプローチ

ここからは、転職を成功させるための具体的なアプローチ方法について解説していきます。

転職のパターンによっては年齢ごとにアプローチ方法が異なりますので、成功しやすいケースをパターンごとに見ていきましょう。

同業界・同職種に転職する場合

同業界・同職種への転職は、即戦力として活躍しやすく、適応力も高いといえるでしょう。

年齢関係なく転職しやすいという特徴があり、キャリアアップを狙えるケースも多いです。これまでの経験や成果が評価されやすいので、転職活動では具体的な実績などをアピールできるといいでしょう。

一つの業界で経験を積み重ねていくのは、自分の市場価値を高めることにもつながります。30代後半から40代以上になってくると、高い役職に就く可能性もあるため、給与や待遇面が改善されるなど、転職時にも有利になる可能性があります。

同業界・未経験職種に転職する場合

同業界・未経験職種への転職は、業界に関する知識を持っていることが評価され、転職時に有利になるケースもあります。

専門職へチャレンジする場合は、20代から30代前半までなど、なるべく早い方がキャリアアップを目指しやすいでしょう。30代後半になってくると、業界への知識から適応力は早いと判断されるものの、教育期間に時間がかかる点をふまえて採用が見送られる可能性があります。

転職時には、なぜその職種に就こうと思ったのか、説得力のある説明が求められます。業界知識にプラスして、コミュニケーション能力や問題解決能力など、ポータブルスキルもアピールできると評価につながりやすいでしょう。

未経験業界・同職種に転職する場合

未経験業界・同職種に転職する場合は、前職での経験が評価されるケースも多いため、年齢に関わらずチャレンジしやすいです。

新しい業界の知識や慣習を学ぶ必要があり、転職時には「なぜこの業界で働きたいと思ったのか」を具体的に答えられるようにしっかりと準備しておかなくてはいけません。

資格やこれまでの経験をアピールしつつ、未経験業界でも通用するスキルなど、関連性を示せば評価を上げることが可能です。また、学習意欲や仕事への熱意など、未経験業界で自分が成し遂げていきたい目標についても伝えておきましょう。

未経験業界・未経験職種に転職する場合

未経験業界・未経験職種への転職で一番有利になるのは、ポテンシャル採用の対象となる20代~30代前半です。経験よりも将来性が重視されやすいため、年齢も若い方が採用につながるケースが多いでしょう。

30代後半でも、営業職や事務職、サービス系の仕事などは、未経験歓迎の求人が比較的多い傾向があるため、チャレンジしやすいです。ただし、未経験の場合は年収が下がるケースもあるため、早めの決断とキャリアプランの再設定が必要になるでしょう。

これまでの経験で活かせるスキルがあれば、積極的にアピールしていくことが重要です。

転職で年齢が重視されにくい業界

業界によっては、人材不足などによる理由から、年齢問わず未経験者を歓迎しているケースもあります。ここでは、年齢が重視されにくい5つの業界について解説します。

  • IT業界
  • 医療業界
  • 介護業界
  • 製造業界
  • 運輸業界

 

IT業界

IT業界は、未経験者歓迎の求人が比較的多く、年齢問わずチャレンジしやすい業界です。経済産業省が発表した資料によると、2030年には最大約79万人のIT人材が不足するといわれています[注]。その結果を受けて、IT業界では未経験者の採用や育成に力をいれているのです。

20代~30代前半までは未経験でも比較的採用されやすく、選択肢も多いですが、30代後半以上になってくると、即戦力を求めるケースが多く、スキルや経験を持つ人材の需要が高まります。

30代以降は資格取得なども視野にいれながら、転職活動を行うのがいいでしょう。

[注]出典:IT人材需給に関する調査(概要)|経済産業省

医療業界

医療業界への転職は、医師や看護師などの専門職以外にも、医療事務や営業など、職種も多岐に渡ります。

20代や30代前半までであれば、入社後に研修を経て専門知識を習得するという方法があります。30代以降であれば、未経験でもチャレンジしやすい医療事務や営業などの職種を狙うといいでしょう。

日本は高齢化が進んでおり、医療業界の人材確保が課題となっています。「地域医療に貢献したい」という強い意志をアピールできれば、評価につながる可能性も高いです。

介護業界

介護業界も、医療業界と同様に需要が高い業界です。

ケアマネジャーや相談員などの専門職の他、介護事務や受付、介護車両の運転手、福祉用具の相談員など、さまざまな職種があります。

30代以降の場合は、コミュニケーション能力や管理能力などをアピールすることで、転職につながりやすいでしょう。40代以降も年齢不問で未経験の職種があるため、比較的転職がしやすいです。

製造業界

製造業界といってもさまざまな種類がありますが、仕事のマニュアルがあらかじめ決まっているケースでは、転職しても適応しやすいです。

職種としては、開発・設計・生産・品質管理・営業などに分類されます。

<製造業界の主な種類>

  1. 機械、金属
  2. 自動車、自動車部品
  3. 電子、半導体
  4. 化学
  5. 製薬、化粧品
  6. 食品⋯⋯など


製造工場のライン業務などは、未経験者歓迎の求人が多い傾向があり、年齢不問のケースも多いです。営業職なども、年齢を問わずチャレンジしやすいでしょう。

運輸業界

ドライバー不足やEC市場の拡大といった背景から、運輸業界では人手不足が深刻化しています。年齢不問で未経験歓迎の求人は多い傾向にありますが、体力や自己管理能力、コミュニケーション能力が求められます。

ドライバー以外にも、倉庫や工場での作業員や物流システムの開発・企画・管理などがあり、特に事務職などは比較的チャレンジしやすいといえます。

近年は、AIなどの最新技術が採用されているケースも多いため、業務効率化のためのIT技術に関する知識が高い方は、転職時に有利になる可能性があります。

年齢に左右されずに転職を成功させるコツ

これまで紹介してきた通り、年齢を問わず転職することは可能ですが、「転職を絶対成功させたい」という方は、次の7つのポイントを意識してみてください。

  • 転職エージェント・転職サイトを利用する
  • 転職の軸を明確にする
  • 自分の市場価値を把握する
  • 将来のキャリアビジョンを考える
  • 応募書類は丁寧に作成する
  • 面接対策をしっかり行う
  • ポータブルスキルを身につける

 

転職エージェント・転職サイトを利用する

転職活動を効率的に進めていくためには、転職エージェントや転職サイトを利用するのがおすすめです。

転職エージェントでは、求職者の転職に関するさまざまな悩みに向き合い、企業と求職者の条件面を確認したうえでマッチングをしてくれます。インターネットにはない豊富な情報量が魅力で、納得したうえで転職先を決めることが可能です。

一方、転職サイトでは、Web上で求人情報を公開しており、自分のペースで転職活動が行えます。自分の気持ちの変化や環境に応じて柔軟に進めていけるため、まずは求人の条件や転職市場の動向について把握したいという方は利用してみるといいでしょう。

転職エージェントや転職サイトを上手に活用し、転職活動を行ってみてください。

転職の軸を明確にする

転職を成功させるために重要になるのが、転職の軸です。転職するにあたって何を重視するのか、仕事の内容、収入、働き方、企業の将来性など、転職の目的や条件を明確にしておくことが大切です。

転職の軸がしっかりと決まっていれば、転職先も絞りやすくなるでしょう。面接時に、「なぜこの企業を選んだのか」と聞かれても、具体的に説明しやすくなり、入社後のミスマッチを防ぐ効果も期待できます。

「収入をアップしたい」「テレワークで働きたい」など、希望条件が複数ある場合は、優先順位を決めておくと、最終的な判断もしやすいでしょう。

自分の市場価値を把握する

転職における市場価値とは、「転職市場で自分がどれだけの価値があるか」です。

市場価値は個人のスキル・経験・実績・保有資格・潜在能力(学習能力や創造性、適応力など)で決まります。業界や職種によっても市場価値は変わってくるため、あらかじめ自分の市場価値を把握したうえで転職活動を進めていくと、成功する確率が高まるでしょう。

仮に、今現在不足しているスキルなどがあれば、そのスキルを習得してから転職活動を行うという方法も見えてきます。現在の自分の状況を客観的に分析するためにも、診断ツールなどで市場価値を把握しておきましょう。

関連記事:転職活動で自分の市場価値を診断する方法は?おすすめツールも紹介

将来のキャリアビジョンを考える

将来自分がどうなりたいのか、仕事や人生における理想像や目標について考えてみると、進路を決めやすいでしょう。5年後、10年後、20年後など、中長期的な視点で具体的な自分の姿をイメージしてみると、キャリアの方向性も定まってきます。

将来の夢や目標があれば、仕事のモチベーションにもつながり、条件や待遇に惑わされずに企業選びができるようになります。

特に20代や30代での転職の場合は、「自分が転職先の企業で何を成し遂げられるのか」という視点を持ち、キャリアビジョンが実現できる企業を選ぶことが重要です。

応募書類は丁寧に作成する

転職時の主な応募書類は、次のとおりです。

  1. 履歴書
  2. 職務経歴書
  3. ポートフォリオ(クリエイティブ職の場合)
  4. エントリーシート(企業に提出を求められた場合)


複数の企業に応募する場合でも、応募書類は使い回しをせずに、企業ごとに作成しましょう。項目はすべて記載し、誤字や脱字がないように書類完成後は必ずチェックをすることが重要です。書類作成がメインの職種の応募する場合は、応募書類の完成度が評価につながります。

志望動機の欄には、「なぜこの企業に応募したのか」「自分が貢献できることは何か」を簡潔にまとめるようにし、採用担当者が読みやすいように配慮するのがポイントです。

関連記事:【転職用】職務経歴書の書き方|見本や例文、提出マナーを解説

面接対策をしっかり行う

企業にアピールできる強みやスキルがあっても、面接でしっかりと伝えられなければ評価につながらない可能性があります。

志望動機やこれまでの実績、過去の具体的なエピソードなど、想定される質問の回答を事前に準備し、自分の口で説明できるようにシミュレーションしておきましょう。

転職エージェントの模擬面接を活用すると、話す内容だけでなく、話し方や姿勢などもチェックできます。面接の主な流れや回答例については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

関連記事:転職の面接でよく聞かれる質問集40選!回答例や流れ、マナーも解説

ポータブルスキルを身につける

年齢に関わらず、転職を成功させるためにポイントとなるのが、ポータブルスキルです。

ポータブルスキルとは、特定の業界や職種に限らず、どんな仕事でも活かせる汎用的なスキルのことで、たとえば異業種への転職でも、このスキルがあればアピールできます。専門性の高い職種の場合は、専門的な知識だけでなくポータブルスキルが備わっているだけで、転職に有利になるケースも多いでしょう。

転職時に何か強みになるスキルがないか悩んでいる方は、ポータブルスキルの習得を検討してみてください。

転職においてどの年齢にも求められるポータブルスキルとは

ポータブルスキルは、業界や職種が変わっても活用できる職務遂行上のスキルを指します。厚生労働省が提唱するポータブルスキルの要素は、「対人」と「対課題」の2つに分類でき、全部で9つあります[注]。

下記は、具体的な要素とそのスキル(特徴)を簡単にまとめた表です。

<ポータブルスキルの要素>

カテゴリー 要素 主なスキル
対人(人との関わり方) 社内での対応力 同僚・上司との関係を良好に保つためのコミュニケーション能力
社外での対応力 顧客・社外パートナーとの関係を良好に保つためのコミュニケーション能力
上司への対応力 上司への報告や課題発生時の交渉力
部下マネジメント 部下の育成や適正配置などの管理能力
対課題(仕事のし方) 現状の把握 情報収集力や分析力
課題の設定 目標設定スキル
計画の立案 計画力
課題の遂行 スケジュール管理、調整力、業務遂行力
状況への対応 あらゆる状況への対応力、責任力


表からも分かる通り、ポータブルスキルとして評価されやすいのが、「コミュニケーション能力」「問題解決力」「適応力」「チームワーク(協働力)」などです。リーダーシップやあらゆる環境でも揺らがない柔軟性、自ら主体的に動く自律性などもポータブルスキルといえるでしょう。

日々の業務をただこなすのではなく、上記のポータブルスキルを意識しながら実践することで、スキルの質を高められます。「どうすれば効果的に魅力を伝えられるか」「チームの業務効率を上げるためにできることは何か」など、新たな視点を付け加えることで、ポータブルスキルを習得できるのです。

[注]出典:ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)|厚生労働省

まとめ

転職に年齢制限はありませんが、転職を成功させるためには、それぞれの年代ごとに対策を行う必要があります。

専門職への転職は20代や30代前半のほうが有利になるケースが多く、30代後半以降は過去の実績やスキルを活かしつつ、マネジメント力をアピールすると成功しやすいです。

年齢に関わらず転職活動を成功させたい方には、転職アプリの「ミイダス」がおすすめです。

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転職の年齢制限に関するよくある質問

Q

転職に年齢制限はある?

A

基本的に転職に年齢制限はありません。しかし長期キャリア形成などの観点から、業種や職種によっては、年齢が若い方が転職に有利になるケースもあるでしょう。

Q

年齢にかかわらず転職を成功させるコツは?

A

転職エージェント・転職サイトをうまく利用するとよいでしょう。また、転職の際には「軸」を明確にしておくこと、ポータブルスキルを身につけておくこともおすすめです。さらに、自分の市場価値を把握しておくと、面接対策にも役立てられます。



※本記事は掲載時点の情報であり、最新のサービス内容と異なる場合があります。最新の情報は、必ずサービスサイトでご確認ください。


監修者
記事監修者 村井 真子

村井社会保険労務士事務所 代表/社会保険労務士・キャリアコンサルタント・経営学修士(MBA)

総合士業事務所で経験を積み、愛知県豊橋市にて2014年に独立開業。LGBTQ+アライ。行政協力業務を経験し、あいち産業振興機構外部専門家を務めた。地方中小企業における企業理念を人事育成に落とし込んだ人事評価制度の構築・組織設計が強み。著作に『職場問題グレーゾーンのトリセツ』『職場問題ハラスメントのトリセツ』、漫画『御社のモメゴト』の原作など。

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