30代に突入すると、結婚や子育て、住宅購入などの人生の重要なイベントが増えはじめます。それと同時に多くの人が職業のポジションや仕事内容から将来プランを考えて、転職を検討する人も多いでしょう。

しかし、転職活動を本格的に開始しても、うまく進まなかったり、転職疲れを感じたりすることがあるようです。そこで本記事では、30代の転職をスムーズに進めるためのヒントをご紹介します。

最後まで記事を読むことで、転職活動を効率的に進めるためのコツや考え方がわかりますので、ぜひお読みください。

転職したい30代が知っておきたい6つのこと

ここからは、30代が転職活動をすすめるうえで知っておきたいポイントを紹介します。転職活動に行き詰まっている方はもちろん、これから転職活動をはじめる方にとっても参考となる内容ですので、ぜひお読みください。

1．年齢が上がるにつれて転職しづらくなる

昨今の転職データを見ると、20代から30代、そして30代から40代へと進むにつれて転職率が低下する傾向が見受けられます。 dodaによる「年代別の平均応募社数」の調査結果によると、30代は平均応募社数20.8社となっており、40代以上の17.2社に比べるとわずかに上回っています。

このような統計からも「30代でなかなか転職が決まらない」という状況は珍しいことではありません。

2．転職者の4割が年収アップ

30代での転職は20代と比べると、やや難易度が高まる傾向にあります。しかし、厚生労働省が実施した「令和2年転職者実態調査」によると、30歳から34歳の人々のうち、48.6％が転職後に年収が向上したことがわかりました。

また、35歳から39歳の層でも40.6％が転職を通じて年収が増加したとされています。30代は管理職やリーダーシップを要するポジションの求人も多いため、高いポジションに移行すれば年収アップが見込める可能性があります。

3．未経験の職種への転職は難しい

30代になると、未経験の業種や業界への転職はやや難しくなる傾向にあります。一般的な求人サイトの「未経験歓迎」の項目には「20代・第二新卒向け」といった年齢制限があるケースが多いです。

20代のころであれば、これからの成長に期待してもらいやすいので、未経験でも採用される可能性が比較的高いでしょう。一方、30代から未経験の業界への転職を成功させるためには、前職での経験をアピールし、粘り強い自己PRをすることが大切です。

4．スキルや専門性が求められやすい

30代の転職は20代の転職と異なり、幅広い社会人経験や専門的なスキルが要求されることがあります。20代の転職では将来性や成長の可能性が重視されますが、30代ではそれまでの職務経験が重視されるのです。

たとえば、営業職であればどれくらい成果を上げられたのか、事務職であれば部署・チーム内でどのような貢献ができたのか、といったことをアピールすることが求められます。

30代は20代に比べて、転職時に求められる条件がいくらか高くなることを認識しておくとよいでしょう。

5．即戦力が求められる

30代の転職活動では一般的に、即戦力としてのポジションを求められることが多いです。新しい職場で求められるスキルや知識について前もって調査し、それに合わせた自己PRを考える必要があります。

過去の実績や成果、専門的な知識に関する具体的な事例を挙げて、自分が企業に即戦力として貢献できることをアピールすることが大切です。

たとえば営業職として転職するのであれば、過去の仕事経験が転職先でどう活かせるのか、それに再現性はあるのか、といったことを説明する必要があります。

6．マネジメント経験を求められやすい

30代の転職活動において、マネジメント経験を求められることがあります。企業はマネジメント経験を持つ候補者を採用することで、組織内での指導力やチームワークの向上、業績向上などを期待しているからです。

面接時にはこれまでの職務経験における具体的なプロジェクトやチームの管理方法、達成した成果など、自身のマネジメント経験をアピールしましょう。

転職が決まらない30代の特徴6つ

転職が30代でスムーズに進まない場合、主に以下の6つが要因となっている可能性が高いです。これらをしっかりと認識したうえで、転職活動を進めていきましょう。

1. 入りたい会社と自分のスキルが合っていない
2. キャリアプランが不明確
3. 転職先に求める条件が多い
4. 自己分析ができていない
5. 焦りがおもてに出ている
6. 強いバイアスにとらわれている

1つずつ解説していきます。

1．入りたい会社と自分のスキルが合っていない

転職活動がスムーズに進まない人の特徴として、志望する企業や業界が求めるスキルと、自身のスキルが合っていない可能性があります。

求められるスキルと一致しない場合、効果的なアピールが難しく書類選考や面接で不利になる可能性があります。

たとえば事務職の求人を受けているのに、工場での肉体労働の経験しかないと、事務職の経験がある人と比較して効果的なアピールにつながりにくいです。自分のスキルや経験を客観的に評価し、求められるスキルとの差を埋めるための手段を考えましょう。

2．キャリアプランが不明確

転職後のキャリアプランを確立していないことも、転職先が決まらない理由のひとつといえます。キャリアの方向性が確定していない場合、採用担当者には「自社でなくても良いのではないか」「ふらふらと仕事を変えているな」といった印象を持たれやすくなり、転職が不利になる恐れがあります。

転職を通じてどのようなキャリアを築いていきたいのか、転職の目的を明確にし、具体的なキャリアプランを立てることが大切です。

3．転職先に求める条件が多い

転職を検討する際、年収や勤務時間、業務内容など、自身の希望する条件が多いと、転職先が見つかりにくくなってしまう恐れがあります。

もちろん将来なりたい状態を明確にして、具体的な条件に落とし込むことは重要です。しかし、細かすぎる条件設定は転職先の選択肢を狭くしてしまい、結果的に転職活動が難航してしまいかねません。

対処法としては、「できれば実現したい条件」とは別に「これだけは譲れない条件」を決めて、応募先を選ぶ際は後者の条件に合致するかどうかを重視することが挙げられます。

4．自己分析ができていない

自身の価値や能力を適切にアピールするために必要な自己分析ができていない場合、転職活動が難航することがあります。転職活動でもっとも重要なことは、自分の強みや経験を的確に伝えることです。

そのためには自己分析を行い、自分の強みやスキルを明確に把握し、企業に的確にアピールする方法を身につけることが、転職活動の成功の秘訣といえます。

自己分析の方法はいろいろありますが、無料かつ手軽にできる方法として「ミイダス」が挙げられます。ミイダスのコンピテンシー診断を活用すれば、自分の特徴を可視化して向いている仕事を客観的に把握することが可能です。

コンピテンシー診断は「ミイダス」に登録している人であれば誰でも利用可能です。無料で登録できるので、ぜひチェックしてみてください。

＼自分に向いている仕事がわかる！／ミイダスでコンピテンシー診断する

※登録後に無料で診断できます。

5．焦りがおもてに出ている

転職活動中は「できるだけ早く内定をもらいたい」という焦りから、無計画に応募を行う人もいます。しかし、選考対策もせず大量応募を行うことは、結果として不採用という結果を招きやすくなるだけです。

仮に転職できたとしても労働条件がよくない企業だったり、自分の特徴を活かせず活躍できない環境だったりすると、転職したことを後悔してしまいかねません。

転職活動においては、自己分析や職務経歴書の作成、面接対策など入念な準備が必要です。多数の求人に応募するのではなく、自分の強みや目指す方向性を明確にし、求人に合ったアプローチを心がけましょう。

なお「ミイダス」は、企業の社風と自分の特徴がマッチするかどうかを重視している転職支援サービスです。焦って転職してしまい入社後に後悔しないよう、ミイダスを活用して企業との相性をチェックしておきましょう。

＼自分の市場価値を診断できる！／【無料】ミイダスに登録する

6．強いバイアスにとらわれている

「転職活動はこうするべきだ」
「採用面接ではこう答えるべきだ」

このような強い思い込み（バイアス）は、意思決定の質を低下させる原因になります。バイアスが強くなると周りからのアドバイスを聞き流してしまったり、現状を正しく認識しにくくなったりする恐れがあるのです。

転職活動を成功させるには、自分が持っているバイアスに気づいてコントロールすることが大切。バイアスとうまく向き合うことができれば、転職活動はもちろん仕事や日常生活でも意思決定の質が上がり、転職活動以外でもよい影響が期待できるでしょう。

とはいえ自分のバイアスに気づくのは難しいものです。そこでおすすめなのが、ツールを活用して客観的に自分のバイアスを測定することです。

ミイダスが提供する「バイアス診断ゲーム」を利用すれば、自分が強く持っているバイアスを可視化できるだけでなく、コントロールするためのアドバイスも受けられます。

バイアス診断ゲームは転職アプリ「ミイダス」に登録すれば誰でも利用できます。まだミイダスをダウンロードしていない転職希望者の方は、この機会に下記からアプリをダウンロードしてみましょう。

【無料】ミイダスに登録する

30代で転職を成功させるには？6つの方法を紹介

20代と30代では、企業が転職者に求める評価の基準が異なることがあります。転職活動が決まらないと悩んでいる方は、以下の6つのことを心がけるようにしましょう。

1．自分のスキルや経験を棚卸しする

まずは自分のスキルや経験の棚卸しを行いましょう。自分は何ができるのか、どのような経験があるのかなどを棚卸しすることで、転職活動で効果的なアピールをしやすくなります。

棚卸しができていないと、不意の質問に対してとっさに答えにくくなります。たとえば「仕事をしていて一番大変だったことは？」といった質問をされたとき、棚卸しができていなければすぐに答えられず言葉に詰まるでしょう。

このような理由から、転職活動を始める前にまずはキャリアの棚卸しを行うことが大切です。

• 新卒から今までどのような仕事をしてきたのか
• どのような成果を上げられたのか
• どのような資格やスキルがあるのか

このような点を洗い出すことで、転職活動中に効果的なアピールを行いやすくなります。

2．自身のスキルや経験に合う企業に応募する

30代の転職では、自身が持つスキルを最大限に活かせる可能性の高い企業に応募するのがおすすめです。30代で転職を考える人は過去の職務経験が豊富なため、企業は実務経験やスキル能力を審査して判断します。

過去のキャリアで培ったスキルは、新しい職場において業務の改善や高い成果を達成することが期待されるため、組織内での評価を築くチャンスや自己成長にもつながります。

3．転職先に求める条件を広げる

30代の転職活動において、転職先に求める条件を広げることでより適切な企業が見つかる場合があります。たとえば、テレビ業界での仕事に興味がある場合、テレビ局のみ応募すると競争が激しく不採用になることがあります。

この場合、テレビ局以外にも番組制作や制作会社なども視野に入れるようにしましょう。また、大手広告代理店希望の場合、中小やベンチャーの広告代理店などにも応募するのがおすすめです。

4．希望する企業が求める人物像を理解する

自己PRを考える 30代は自身のスキルや経験が合致する企業に応募するだけでは、転職が難航することがあります。求める企業がどのような価値観やニーズを持っているかを理解し、それに合った自己PRを考えることが重要です。

たとえば、志望する会社のウェブサイトやSNS、採用ブログ、IRページを調べておき、その企業のニーズやビジョンに適したアプローチを考えてみましょう。

5．面接で焦りを見せない

転職活動では面接に焦りを見せないことも必要です。焦らずに冷静な状態で臨むためには、入念な準備を行いましょう。企業やポジションに関する情報は前もって収集し、面接官からの質問を想定して、リハーサルをしておきましょう。

また、面接の前日は休息をしっかりとり、リラックスした状態で臨むのが成功の鍵です。面接前には自分を肯定し、自信を持つことで自身の強みや経験をしっかりとアピールできます。

6．転職理由や志望動機を見直す

転職活動がうまく行かないときは、転職理由や志望動機を見直してみるのもひとつの方法です。見直す際に「働き続けられる理由」を考えることで、自身の転職の動機をより明確化できます。

転職先での仕事が自身のキャリアの成長やスキルアップにつながるか、会社と自分の価値観やモチベーションを比較し、仕事に対する目的感を得られるかを見直しましょう。

30代の転職活動でアピールできること

30代のビジネスパーソンが転職活動でアピールしたい要素を紹介します。一般的には下記の項目を適切にアピールすることが、内定獲得のカギといわれています。

• 過去の経験・実績
• スキル・資格
• マネジメント能力
• コミュニケーション能力
• 心の柔軟性
• 学習への前向きな意欲

具体的にどういうことなのか、1つずつ解説していきます。

過去の経験・実績

30代の転職希望者であれば、新卒で働き続けてから10年ほどのキャリアがあるはずです。やる気や熱意をアピールするのはもちろん、過去の仕事に関する具体的な経験や実績をアピールすることが、転職活動を成功させるうえで重要です。

たとえば「前職で売上を20%増加させた」や「チームの生産性を30%向上させた」「業務を効率化して残業時間を1日当たり2時間から1日当たり30分まで削減させた」といった例が挙げられます。

このとき、成果は具体的な数字で語れると説得力が増すのでおすすめです。

20代であればやる気や熱意をアピールすることで転職先に評価されやすくなりますが、30代以上になるとそれだけでは厳しいのが現状です。過去の経験や実績の棚卸しを行い、採用選考でアピールできるようにしましょう。

スキル・資格

これまでのビジネス経験で培ったスキルや取得した資格をアピールすることも大切です。

たとえば営業職の場合、スケジュール管理スキルや顧客折衝スキル、トラブル発生時の対応スキルなど、これまでの仕事を通じてさまざまな技能が磨かれているはずです。また仕事に関連する資格をアピールするのも、場合によっては評価対象となります。

ただし資格をアピールする場合は、仕事との関連性を伝えることが大切です。

たとえば経理の知識を深めるため簿記の資格を取得したことをアピールすれば評価されやすいです。しかし本業とは関係のない資格を取得しても、アピールにはつながりにくいでしょう。

マネジメント能力

30代は多くの場合、チームリーダーや中間管理職としての経験を積み始める時期です。そのため、マネジメント能力があることは転職市場で高く評価される要素の1つです。

• 新しく入ってきた部下を育成した
• チームをまとめて成果を出した
• プロジェクトリーダーとなり仕事を成功させた　など

このような経験を、数字を交えつつ具体的に面接でアピールしましょう。事実を列挙するのではなく、話の流れを意識することが大切です。またマネジメント経験が転職先でどう役に立つのか伝えることも重要になります。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、年代を問わずどの企業でも重視される要素です。上司や部下などさまざまな年齢や背景を持つ人とコミュニケーションを取り、仕事を成功させるために連携することはどの企業でも求められます。

他にも、交渉力やプレゼン能力などもコミュニケーション能力として捉えられます。取引先と交渉したり新規顧客に商品を売り込んだりするときに、上記の能力が必要となるでしょう。

また、相手の話を聞く「傾聴力」やメッセージで連絡を取り合う「文章作成力」といったコミュニケーション能力も求められます。

上記のようなコミュニケーション能力を備えていることをアピールすることが、転職面接を成功させるうえでのカギとなるでしょう。

心の柔軟性

適応力やストレス耐性、柔軟な思考といった「心の柔軟性」も、30代のビジネスパーソンに求められる能力です。困難な状況に陥った際に、心の柔軟性に関するエピソードをアピールすることで、転職活動を成功させやすくなります。

たとえば部署異動や企業の吸収・合併などにより、働く環境が大きく変わってしまう場合もあるでしょう。人によっては環境に適応できず休職・退職を選択する人もいます。

そこで、どのように新しい環境へ適応して乗り越えたのかを具体的に説明できれば転職活動で評価されやすくなります。

また議論やミーティングを行う際に、自分の意見と異なる考えを持つ人と衝突することもあるでしょう。そのときに、意地になって自分の考えに固執せず、相手の意見を取り入れたり尊重したりできたなどのエピソードも「心の柔軟性」をアピールできます。

学習への前向きな意欲

「人生100年時代」と言われるほど働く期間が長くなっている現代において、30代のビジネスパーソンは「まだまだ若い」と捉えられる場合があります。実際、10代・20代ほどではありませんが、勉強すればまだまだ大きく成長できる可能性を秘めているのが30代です。

転職活動においても、勉強に対して前向きな姿勢をアピールすることは評価につながります。たとえば仕事に関する資格取得を目指している、同じ業界や職種の交流会に参加している、といったエピソードは、仕事へのやる気をアピールする材料になります。

また業界新聞を読んで、常に新しいトレンドについていこうと知識をアップデートしている姿勢も評価対象となるでしょう。もちろん「やる気」だけで内定は獲得しにくいですが、やる気が面接官に伝わらないと内定獲得は困難です。

自分の「やる気」「本気」をアピールできるエピソードを、何か1つでも見つけてアピールできるようにしておきましょう。

採用率が上がる履歴書や職務経歴書の書き方

採用率が上がる履歴書・職務経歴書を書くためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

1. 客観的な自己分析を行う
2. 企業分析を通じて求められる人材像を把握する
3. 自己分析と企業の要件を結びつけて共通点を見つける

 
未経験の業界や企業の応募に対しては、各社のニーズに合わせた応募書類を用意する必要があります。面接も同様で、応募先に合わせてアピールポイントを確認するようにしましょう。

転職したいけどスキルがない30代がやるべきこと4つ

30代が転職を検討するうえで特に多い悩みは、スキル不足ということです。スキルや資格が十分でなくても転職することは可能なのでしょうか。

スキルが不足している30代の転職者がやるべき3つのことについて解説します。

1．自己分析でPRポイントを見つける

転職を考える際にスキル不足を感じたとしても、自己分析を通じてPRポイントを見つけることは可能です。過去の経験から得たスキルや能力を見つめ直し、自分の強みとなる部分を洗い出しましょう。

未経験の業界に転職を希望する場合は、自分の強みと求められるスキルの共通点を見つけるのもおすすめです。

2．未経験が採用されやすい職種に応募する

スキルが不足している30代が転職を成功させるコツは、未経験でも採用されやすい職種を見つけることです。たとえば、営業職やブライダル業界では特別なスキルや資格が不要なため、未経験者の採用率が高くなります。

また、人手不足が続く職種もスキルがなくても採用されやすいです。介護職やIT業界など、1から学べて自身もスキルアップできる職種を検討してみてはいかがでしょうか。

3．社員になることにこだわらない

スキルがない30代が転職を検討する際は正社員にこだわらず、契約社員で働くことを視野に入れてみるのもひとつの方法です。契約社員であれば、スキルが不足している未経験者でも採用されやすい傾向があります。

契約社員として採用され、その後スキルを磨きながら実績を積むことで正社員登用の可能性も広がります。

4．資格を取得する

スキルがない場合は、資格を取得するとよいでしょう。資格を取得することで、書類選考や面接で優位に働く、市場価値が高くなるなどのメリットがあります。

また、勉強してみて「実際に働くとなるのは難しいかも……」「興味本位で勉強してみたけど、案外楽しいかもしれない」など、新しい発見にもつながります。行きたい業種や職種があるならば転職活動を始める前に取得しておくとよいでしょう。

30代で転職する際に注意すべきこと

30代で転職する際に注意すべきことは以下のとおりです。

• あいまいな気持ちで転職しない
• 熱意だけではなく経験でアピールする
• 年収やポジションに固執しすぎない
• 高すぎるプライドは捨てる

 

あいまいな気持ちで転職しない

あいまいな気持ちで転職することは避けましょう。気持ちが固まっていないまま転職活動を始めてしまうと、面接の際に上手にアピールできなかったり、転職活動期間が長くなると途中で挫折しやすくなったりします。

転職したい気持ちはあっても、自分自身のなかで転職の理由が定まっていない場合は、一度考え直してみましょう。

熱意だけではなく経験でアピールする

書類選考や面接では、熱意だけではなく経験や培ってきたスキルをアピールしていきましょう。20代は必然的に経験が少ないため、熱意でアピールする必要があります。

しかし、30代で熱意だけを伝えていたら「スキルに自信がないのかな？」と印象がマイナスに傾いてしまう可能性があるでしょう。また、企業によっては即戦力人材を求めているケースもあります。

自己分析をする際は今までのスキルや経験の棚卸しを行い、自分自身の強みや弱みを把握しておきましょう。

年収やポジションに固執しすぎない

30代に転職する際、「今の職場より年収は高い企業がいい」「今と同じポジションに就きたい」と思う人も多いでしょう。しかし、年収やポジションに固執しすぎてしまうと、転職活動が長引く可能性があります。

また、よい条件であっても入社してから「この会社に貢献したい」「やりたいことをやらせてもらえない」ということが発覚した場合長続きしません。年収やポジションだけではなく、会社の経営理念や社風なども考慮しましょう。

高すぎるプライドは捨てる

高すぎるプライドは捨てましょう。年齢を重ねていくと、経験値が上がるとともにプライドも高くなる傾向にあります。

「年下の上司には従いたくない」「経営理念には共感できるけど、20代が多い職場は嫌だな……」など、プライドが高いことが原因で転職のチャンスを狭めてしまう恐れがあるでしょう。

転職するうえで高すぎるプライドは捨てる必要があります。

転職が決まらない30代におすすめの転職サービス

「なかなか転職活動がうまくいかず悩んでいる」という方は、この機会に転職アプリ「ミイダス」の導入を考えてみませんか。ミイダスはあなたの特徴と企業の社風がマッチしているかどうかを重視している転職支援サービスです。

他の転職支援サービスとの違いは、可能性診断（コンピテンシー診断・バイアス診断ゲーム）を活用した相性マッチングを行っていることです。スキルや経験だけでなく、個人の特性をもとに「向いている仕事は何か」「どの企業と相性が良さそうか」といったことがわかります。

転職活動がうまくいっていない原因は、自分の特徴とマッチしていない業界や職種の求人を受けていることにあるかもしれません。社風とあなたの特徴がマッチしていないと、過去の経歴やスキルが良くても、入社後に馴染めず活躍できなかったり、早期離職につながったりしてしまう恐れがあります。

転職アプリ「ミイダス」は、無料で誰でも利用可能です。可能性診断も、ミイダスに登録している人であれば誰でも利用できます。

手軽に利用できるため、ぜひこの機会にミイダスをご利用ください。サービス概要やアプリのダウンロードは、下記から行えます。

＼自分の市場価値を診断できる！／【無料】ミイダスに登録する

ミイダスの「コンピテンシー診断」とは？

ミイダスの「コンピテンシー診断」は、20個以上の質問に答えるだけで、自身の適性が高い職種、マネジメント資質、相性のいい上司・部下など、ビジネスパーソンとしてのコンピテンシー（行動特性）を分析します。

「あなたの推定年収」が表示され、「あなたに興味がある企業数」からのオファーを受け取ることが可能。

個人の強みや向いている分野など、自身の適性をより正確に把握することができるため、人材採用や人事評価、組織開発など幅広い分野で活用されます。

【無料】ミイダスでコンピテンシー診断を受験する

「バイアス診断ゲーム」の魅力

バイアス診断ゲームは、あなたが持っている思い込みや偏見を可視化できるツールです。

バイアスが強いと「自分はこの業界以外では働きたくない」「この仕事がなくなったら人生終わりだ」など、視野の狭い考え方になってしまいがちです。その結果、意思決定の質が下がり転職活動がうまくいきません。

そこで役に立つのがバイアス診断ゲームです。簡単な設問に答えていくだけで、自分がもっているバイアスを可視化できるだけでなく、バイアスをコントロールするためのアドバイスも受けられます。

サービス詳細は下記から確認できますので、ぜひご一読ください。

【無料】バイアス診断ゲームについて詳しく見る

30代の転職に成功した事例を紹介

最後に、ミイダスを活用して30代からの転職に成功した事例を2つご紹介します。

30代で未経験業界の転職に成功！

30代女性Tさんは、化粧品会社の美容部員として働いていました。将来のことを考えたときに「専門性の高い知識を身につけられる仕事に就きたい」と思い転職を決意。

そこで、登録していたミイダスをチェックするようにしたそうです。ミイダスは個人の潜在能力や適性などをもとに自身の市場価値が把握でき、その市場価値に応じて企業から面接確約スカウトが届くシステム。

Tさんにスカウトを送った企業の1つである税理士法人は「未経験大歓迎」「専門性が高い」「入社してから努力してほしい」という条件を提示してくれたそうです。Tさんは一度面談を受けることにしました。

実際に人事担当の方にあらためて「未経験・年齢関係なく、やる気のある方に来てほしい」とオファーを受け入社することに。現在は税理士補助として、お客様の決算書類の作成や経費の入力を行っており、将来的には社労士の資格を取得しようと考えているそうです。

Tさんのインタビュー記事をすべて読みたい方は以下をご覧ください。

【関連記事：30代、未経験。美容部員から税理士補助へ、転職成功した理由 】

現職で正社員の話がリセット。ミイダスを活用してスタートアップ企業の正社員に！

人材支援サービスで営業やWebメディアの校閲、新人育成など幅広く担当していたKさん。当時契約社員でしたが、近い将来正社員に登用することが決まっていました。

しかし、会社都合により正社員の話が白紙に……。もともと転職する気持ちはなかったものの、正社員になる道はないとわかり、転職活動を始めることにしたそうです。

10社ほど転職サイトやエージェントに登録したものの、しっくり来ず。そんな矢先、前職の先輩からミイダスの存在を聞き、登録することに。

スカウトが来た企業10社以上とまず面談を受けることにしたそうです。結果的に1社のみ面接を受け、無事正社員として採用が決定しました。

「ミイダスには面談機能があるので、自分主導で転職活動が進められるメリット」とKさんは言います。Tさんのインタビュー記事をすべて読みたい方は、以下をご覧ください。

【関連記事：30代契約社員。失業の危機から一発逆転、悲願だった正社員での転職に大成功！】

30代から未経験転職に成功！

30代男性のWさんは、13年間ほぼ休み無しで働き続けていた飲食店を退職。その後は1年間のブランクを経てコンサルティング会社へ転職しました。

自分が求めているものと会社の方向性にズレを感じてきたこと、今後の生活を考えたときに今のままだとワークライフバランスが良くないことを理由に、会社を辞めたそうです。

今まで「学ぶ時間がないこと」がストレスだったため、退職後はさまざまなことを勉強しました。ブランクができたというより、最初から「1年経ったら転職しよう」と決めていたとのことです。

その後はミイダスを活用して、コンサルティング会社への転職を成功させました。届いたスカウトを熟読した結果、自分の志向と合っている会社であると感じ、応募を決めたそうです。

Wさんの転職活動記をもっと知りたい方は下記をチェックしてください。

【関連記事：30代、1年間無職。外食産業から営業へ未経験転職に成功した理由 】

趣味を活かして30代からの異業種転職に成功！

30代男性のYさんは、ミイダスを活用して希望していたポジションへの転職を実現させました。

Yさんは東京のベンチャー企業にて、通信系サービスの営業をして働いていました。もともとやりたい仕事がなく、なんとなく東京で働きたいと思っていたところで、知人から紹介されたベンチャー企業に入社したそうです。

働く中で、自分がやりたい仕事を見つけたというYさん。最初は大手転職サービスを利用していたそうですが、あるときアドバイザーの方からミイダスを勧められたそうです。

そこからスカウトが届き、応募して面接に行ったら、面接官である社長が「趣味：釣り」に反応して、話が大いに盛り上がりました。なんと釣りに関するサービス展開を考えていたそう。

入社後には釣りに関わる部署への異動も打診されているそうです。

【関連記事：30代営業マン。異業種転職の武器になったものは...趣味の釣り！ 】

30代からの出戻り転職に成功した女性マーケター

30代女性のTさんは、なんと以前の職場への出戻り転職を実現させました。今回の転職で9社目、かつ管理職としての仕事も忙しく時間が取れないことから「ダイレクトリクルーティング（企業からの直接スカウト）」に絞って転職活動をしていたそうです。

「もともと以前勤めていた会社に再就職したいという気持ちが強く、スカウトを貰えたときは嬉しかったです」と語るTさん。面接では「出戻りしたい」と伝えたところ、すぐに内定をいただき、翌日には勤めていた会社に退職の意思を伝えたそうです。

【関連記事：30代女性マーケター。ダイレクトリクルーティングにこだわる理由 】

30代の転職ならミイダスがおすすめ！

30代の転職は20代の転職と比べると、スムーズに進まないことがあります。しかし、入念な準備や自身の強みをしっかりと把握することで、今よりもよい転職先が見つけることは可能です。

ミイダスは「コンピテンシー診断」を通じ、経歴やスキルだけでなく個人の適性や潜在能力にも焦点を当て、企業とのマッチング率を高めます。ミイダスのサービスを活用し、自分に最適な職場やポジションを見つけて30代の転職活動を成功させましょう。

＼自分の市場価値を診断できる！／【無料】ミイダスに登録する