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目次
  1. 警備員の主な勤務先
  2. 警備員の主な仕事内容
  3. 警備員の勤務時間や年収
  4. 警備員に向いている人
  5. 未経験から警備員に転職するならミイダス
人が集まる道路やイベント会場、ショッピングモールやビルなどで働く警備員。年齢制限がなく未経験からでも始めやすいため、転職先として検討する方も多い職業です。

警備員は、さまざまな場所で巡回や保安を担当するのが主な役割ですが、具体的な勤務先にはどこがあるでしょうか。また、警備員に向いている人の特徴とはどんなものなのかも気になりますよね。

この記事では、警備員の仕事について詳しく解説します。警備員への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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警備員の主な勤務先


警備員が勤務先はさまざまな場所ありますが、以下で紹介する場所が代表的なところとして挙げられます。

工事現場

夜間に活躍することが多い工事現場の警備員は、歩行者の安全確保と大型車両の移動のサポートが主な業務です。 工事現場周辺の道路で片側通行や通行止めなどの指示を行い、工事区域における事故や混乱を防いで作業がスムーズに進行できるようサポートします。

また、夜間の騒音管理やゴミ処理などに関して住民とのコミュニケーションを積極的に行い、地域住民の不満を軽減し、地域社会との良好な関係を維持するのも警備員の役割です。

オフィスビル

オフィスビルでの警備員はビル内の安全を確保し、入居している企業や従業員が安心して働ける環境を守るのが役割です。 警備員は出入口での受付業務を担当し、来訪者のチェックや入館手続きを行います。

入念にチェックや手続きを行うことで、ビルへの不正なアクセスを防ぎ、入館者の身元確認を通じてセキュリティを強化します。

さらに、警備員は定期的にビル内を巡回し、施設内の異常や危険を早期に発見して対処することも重要です。特に夜間や休日には警備体制を強化し、安全を確保するよう努めます。

工場

工場の警備員は、日々の業務を通じて工場の安全な運営をサポートする役割です。出入り口では受付業務や身元確認を行い、工場内への不正な侵入を防ぎます。

また、工場内外の定期的な巡回を通じて、不審者や異常な状況がないか監視し、問題が発生した際には迅速に対応することもあります。

ほかにも防犯システムの操作や出荷、搬入の監視も行い、物品の盗難や不正な取り扱いを防ぎ、業務の安全性を担保するのも仕事のひとつです。

マンション

マンションの警備員は住民や訪問者の安全を守り、快適な生活環境を提供することが主な業務です。主に、エントランスで来訪者のチェックを行います。

また、火災や事故などが発生した緊急時には迅速に対応し、住民の避難誘導や関係機関への通報を行うなどの対応をするのも警備員の役割です。

定期的にマンション内や敷地を巡回し、共用部分や駐車場などで異常がないかを監視することで、問題や危険を早期に発見します。

ショッピングセンター

ショッピングセンターの警備員の主な業務は、出入り口での受付や来訪者をチェックし、不審者の入場を防ぐことです。施設内や駐車場を定期的に巡回し、防犯カメラやアラームシステムで万引きや破壊行為、不審者を監視し、犯罪行為を未然に防ぎます。

店舗内でのトラブル発生時には迅速な対応が求められ、火災や事故などの緊急事態発生時には避難誘導や関係機関への通報も行います。

観光施設

テーマパークや歴史的建造物など、観光施設の警備員は訪問者が安全に楽しめる環境を維持するために不可欠な存在です。 主な業務は、施設の出入口や内部、周辺エリアの定期的な巡回です。

不正な入場や不審者を見つけ、施設全体のセキュリティを確保します。 ほかにも、訪問者やスタッフ間のトラブルに迅速に対応し、問題解決に努めるのも業務のひとつです。

緊急時には避難誘導や関係機関への通報を行います。

公共施設

美術館や博物館、医療施設などの公共施設における警備員は、安全で快適な利用環境を維持するために欠かせません。主な業務としては、施設の出入口での利用者や来訪者の確認です。

許可された人だけが施設に入れるようにし、不審者や不正行為を防ぎます。また、施設や敷地内での監視も重要な業務です。

トラブルを早期に発見して迅速に対応することで、施設や利用者の安全を確保します。

教育施設

教育施設の警備員は校内の巡回を行い、不審者や異常な行動を発見・阻止することで学校の安全を保ちます。 校内で発生するトラブルや問題があれば、直ちに対処します。

たとえば、生徒間の喧嘩や校外からの迷惑行為には冷静かつ適切に対処する必要があるでしょう。 また、学生や教職員と良好な関係を築きながら、安全に関する教育や指導を行うことも教育施設の警備員の役割です。

学校コミュニティの一員として、安心安全な環境作りに貢献することが大切といえます。

イベント会場

ライブやコンサート会場、花火大会など多くの人が集まるイベントでは、警備員が来場者や交通の誘導を行い、スムーズで安全なイベント運営をサポートします。

警備員は会場内の混雑を緩和するために、特定のエリアに対するアクセス制限や入場規制を行います。また、イベントが開催される時期によっては、来場者の体調不良や急病のリスクにも注意しなければなりません。

特に暑い時期には、熱中症や脱水症状などが発生しやすいため、警備員は急病人のための搬送ルートや報告手順を念入りに確認し、迅速に対応することが求められます。

警備員の主な仕事内容


警備員の仕事内容は1号警備 、2号警備、3号警備、4号警備と大きく4種類に分けられます。それぞれ詳しく解説します。

1号警備:施設警備

1号警備は、日本の警備業務の約50%を占める施設警備の主要な業務です。ライフライン施設や公共施設、企業の施設、個人宅など広範囲にわたる警備を含み、以下の5つの業務に大別されます。

施設警備業務

施設警備業務では、施設の安全を保つために、出入口での利用者確認、定期的な巡回、監視カメラやアラームシステムを監視します。緊急時には迅速に対応し、避難誘導や通報も行います。

施設内のトラブルにも対応し、利用者や施設の安全を確保する業務です。

巡回警備業務

巡回警備業務は、施設などのエリア内を定期的に巡回し、異常や不審な状況がないかをチェックする業務です。施設内のセキュリティ状況を確認し、問題を発見した場合には迅速に対応します。

また、トラブルや緊急事態にも対応し、安全を確保する役割を担います。

保安警備業務

保安警備業務は、主に施設内での盗難や傷害などの犯罪を防ぐ役割を果たします。 デパートやスーパーマーケットなどの商業施設で、私服または制服の警備員が店内を巡回している光景を見たことがある方も多いでしょう。

監視カメラを確認し、万引きや置き引きなどの犯罪を防ぐのも仕事です。

機械警備業務

機械警備業務は、監視カメラやセンサーを使って施設のセキュリティを管理する仕事です。監視センターでリアルタイムにデータを監視し、異常を検知した場合は迅速に現場に駆けつけて対応します。

また監視機器の管理やデータ記録の分析も行います。

空港保安警備業務

空港保安警備業務は、空港の安全を維持するために乗客や手荷物の検査、出発・到着口エリアの監視、定期的なパトロール業務を行います。緊急時には迅速に対応し、空港関係者や警察と連携することもあります。

2号警備:交通・雑踏警備

2号警備(交通・雑踏警備)は、道路や駐車場などで交通の流れや人の混雑を管理し、事故やトラブルを防ぐ業務です。主な業務の内容は以下のとおりです。

交通誘導警備業務

交通誘導警備業務は、交差点や工事現場での車両や歩行者の通行を管理し、安全な交通の流れを確保する業務です。車両の進行方向や速度を誘導して交通渋滞や事故を防ぎ、緊急時には適切な指示で通行止めを行います。

雑踏警備業務

雑踏警備業務は、多くの人が集まる場所での安全を確保する業務です。混雑した状況を管理し、トラブルや不審行動にも迅速に対応します。

周囲の環境を常に観察し、リスクを事前に察知する対策が不可欠です。

3号警備:輸送物の警備

3号警備(輸送物の警備)は、現金や美術品などの貴重品や重要な物品を安全に輸送するための警備業務です。

貴重品運搬警備業務

貴重品運搬警備業務は、依頼人の財産を安全に目的地まで輸送できるようサポートする業務です。たとえば、銀行から出金された現金や美術館に展示する絵画などの運搬が挙げられます。

運搬時には特殊車両や装備を使用して強固な警備体制を整え、緊急時に備えます。

4号警備:身辺警備

4号警備(身辺警備)は、VIPや重要人物の安全を守るための警備です。警備員は対象者の近くで護衛を行い、周囲を常に監視して危険を防ぎます。

移動時には安全なルートを確認し、緊急時には迅速な対応も求められます。リスクを想定して適切な対策を講じ、安全を確保する仕事です。

警備員の勤務時間や年収


厚生労働省が発表している「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、警備員(正社員)の平均所定内給与額は約238万1,000円です。 しかし、年収は勤務年数や経験によって異なります。

初心者・未経験者の場合、年収はおおよそ300万〜350万円程度であり、経験者や中堅の警備員の場合は350万〜450万円程度です。

また、管理職や特殊な業務を担当している場合、年収は450万円以上になることもあります。さらに、夜勤や休日出勤が多い場合は、手当が加算されるでしょう。

警備員に向いている人


警備員という職業に興味があるものの、自分に適しているか不安に感じる人もいるでしょう。以下では、警備員に向いている人の特徴を解説します。

強い責任感・使命感を持って仕事ができる

警備員は人々の安全を守る重要な役割を担っています。そのため、強い責任感と使命感を持って仕事に取り組む姿勢が必要です。

常に注意を怠らず、周囲の状況変化に敏感であり、何か異常が発生した場合には迅速かつ適切に対応することが求められます。 特に重要人物の身辺警備に携わる場合、責任はさらに重くなります。

いつ襲ってくるかわからない危険に常に備える必要があり、高い警戒心と迅速な対応力が不可欠です。

融通が利き柔軟性がある

警備員の職務は、さまざまな状況や予期せぬ事態に対応することが求められるため、柔軟な思考と対応力が欠かせません。たとえば、イベント会場や公共施設などの警備では突発的なトラブルや、緊急事態に迅速に対応する必要があります。

また、勤務場所や時間が頻繁に変わることも多いため、環境の変化に柔軟に対応できることも大切です。円滑な警備をするため、ほかの警備員とのコミュニケーションがとれることも求められるでしょう。

忍耐力や体力に自信がある

警備員の職務には、忍耐力や体力が欠かせません。警備員は、長時間にわたる立ち仕事や巡回業務が多い職業です。

たとえば、特定の場所を長く監視する必要がある場合や複数の施設を巡回する場合など、体力のいるシーンが多く存在します。

また、警備業務には単調な作業や夜勤が含まれるため、これに耐えるための忍耐力も求められます。予測不能なトラブル対応に備える必要もあり、集中力を保ち続けることも大切です。

コミュニケーション能力が高い

警備員は、日々の業務のなかで多くの人と接する機会があり、情報の伝達や指示、質問への対応が必要です。たとえば、施設内での案内やトラブル対応、緊急事態時の指示などさまざまな場面で効果的なコミュニケーションが求められます。

ほかにも、状況に応じた適切な言葉遣いや対応力、相手の気持ちや状況を理解して行動するスキルが要求されるでしょう。緊急時に落ち着いて状況を判断し、指示ができる能力も不可欠です。

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