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目次
  1. ビジネスにもスポーツにも。コンピテンシー診断の可能性
  2. 監督が最初に注目したのが「ストレス要因」だった
  3. 優れた選手の「パーソナリティ」に見えた共通点
  4. 社会人野球チームならではの、コンピテンシー診断活用法

「ミイダス」には、ユーザーの皆さんにサクサクと転職活動を進めていただくための機能があります。「コンピテンシー診断」もそのひとつ。パーソナリティやストレス要因、職務適性、上下関係適性など、ビジネスマンとしてのあなたのコンピテンシー(行動特性)を分析できます。(しかも、無料!)

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そして今回、東広島市にある実業団の社会人野球チーム「伯和ビクトリーズ硬式野球部」の選手の皆さんがコンピテンシー診断を受けて下さっているという情報を入手しました。


編集部員A
コンピテンシー診断は「ビジネスマンとしての行動特性」を分析するツールですよね。それをスポーツにも活用するなんて興味深いです。どなたが思いついたんでしょうか?
編集部員B
確かにコンピテンシー診断は「企業に属するビジネスマン」だけではなく、「スポーツチームに属する選手」や「アイドルグループに属するアイドル」など、あらゆる集団に活用していただけますよね。どのように活用しているのか、お話伺ってみたいですね!


ーというわけで2020年9月18日ー
早速、東広島市にある社会人野球チーム「伯和ビクトリーズ」の皆さんの元へお邪魔しました! その日は朝から雨でしたので、普段野球部の皆さんが練習されている東広島アクアスタジアムではなく、屋内練習場での練習を見せていただけることになりました。




編集部員A
これは...ポジションごとに送球練習をされているんですね。球が速すぎて見えません...。
編集部員B
選手の皆さんの動きも素早くてダイナミック。まるで宙を舞っているみたいです...。これが実業団の社会人野球のレベルなんですね。鳥肌が立ってます。
編集部員A
選手の皆さん全員、「いいね!」「ナイスボール」「集中!」など声を掛け合って活気があります!コンピテンシーの結果が気になりますね。


興味津々の編集部員A.Bを迎えて下さったのは、現在伯和グループ人事課 課長の永森さんと伯和ビクトリーズの内山監督。お二人とも、元伯和ビクトリーズの選手としても活躍されていました。



ビジネスにもスポーツにも。コンピテンシー診断の可能性

編集部員A
コンピテンシー診断を社会人野球チームに導入しようと思ったきっかけを教えてください。
永森さん
「選手一人ひとりの能力や行動特性が分かれば、どのように鍛えればもっと良い選手になるのかが分かるのではないか?」って思ったんですよね。
技術的な部分だけではなく、選手の考え方や行動特性を見ながらトレーニングをしていけば、さらに早い段階から優れた選手を育成できるのではないかと。それで、野球部の監督、選手、コーチ26名全員がコンピテンシー診断を受けました。
編集部員B
実際に練習を拝見して、選手の皆さんのレベルの高さは圧巻でした。
内山監督
そうですね。実際、ここまで野球の世界に残れる人ってごく少数しかいないので、充分良い選手なんですけどね、皆。それでも大企業のチームにはさらにレベルの高いエリート選手達がいます。 そういった厳しい中で大企業のチームを倒していかないといけないわけですから、『チームワーク』を重視していかないと、なかなか勝てないと感じています。今後チームとしてさらに強化していきたい部分ですね。

監督が最初に注目したのが「ストレス要因」だった

編集部員A
コンピテンシー診断でどのような特徴が見えましたか?
内山監督
まず自分が注目したのが「ストレス要因」の項目です。
チーム全体の特徴
『ぬるま湯体質』にストレスを感じる

評価が高い選手の特徴
『ハードスケジュール』にストレスを感じにくい

ということが分かりました。これまでもチーム全体として「厳しい環境の方が良い」という、追い込まれたいタイプの選手が多いと思っていましたが、実際『ぬるま湯体質』にストレスを感じるという選手が多かったですね。
「ハードスケジュール」はプレッシャーや時間制限の中での仕事を強いられることですが、このような厳しい状況にストレスを感じない選手がいる一方でストレスに感じている選手がいることもわかりました。
永森さん
社会人野球はチーム自体がなくなることもあり、一年一年が勝負という厳しい世界です。
選手達は基本的に午前中それぞれ仕事をして、午後から野球の練習をします。限られた練習時間の中で練習し、試合に出た時に結果を出さなけばならない。強いプレッシャーや厳しい時間制限が常に強いられている環境と言えます。『ハードスケジュール』にストレスを感じにくい選手の評価が高いというのは納得できました。
内山監督
選手達一人ひとりのストレス要因を見ると「やっぱそうだったんだなぁ」と気付かされる事が多かったです。「可哀想なくらい追い込んでいたな...もう少し楽にしてやろうかな。」とか、接し方を考えるきっかけになりました。選手達のストレス要因を見ながら対応していく事で、ある程度ストレスをコントロールできるのではないかと思います。

優れた選手の「パーソナリティ」に見えた共通点

編集部員B
「パーソナリティ」はどのような特徴がありますか?
内山監督
チーム全体の特徴
『プレッシャーへの耐力』がある

という事ですね。これも納得の結果です。多くの選手は野球ではない仕事では緊張するような事を任せられても全然余裕、という感じです。何しろ野球のプレッシャーは半端じゃないですからね。
試合中の表情や雰囲気の差は選手によって多少あります。チームのため、試合に出ている選手のためにと、率先して雑用などができる選手もいれば、ベンチでふてくされている選手もいる。だからパーソナリティの『人あたり』や『チームワーク』の数値の差を見て、面白いなぁと思いましたね。
永森さん
自分は選手達と野球ではなく、新入社員研修で接していました。その時に「チームを引っ張っていけるだろう」と思った選手は、『ヴァイタリティ』『チームワーク』『状況適応力』『統率力』などの数値が高いという結果でした。優れた選手の核になる能力と言えると思います。

社会人野球チームならではの、コンピテンシー診断活用法

コミュニケーション、メンタルケアに活用

編集部員A
コンピテンシー診断を、今後どのように活用されますか?
内山監督
オフシーズンに入ったら選手と面談する機会を設ける予定です。コンピテンシー診断結果を、選手達とのコミュニケーションに役立てたいですね。選手一人ひとりに、良いアドバイスができればと思っています。
永森さん
選手一人ひとりに対して、「こういうところにストレスを感じるんだ」という事が分かれば、ケアしてあげられますよね。技術的な事じゃなく、ちょっとした所属選手への気配りに繋がると思います。目に見えなかった部分が可視化できるって面白いですよね。

選手の職務適性を知り、引退後のアドバイスにも活用

内山監督
野球はいつまでもできるわけではないです。ですから今後、コンピテンシー診断結果を「引退後も会社で活躍できる人材かどうかを見極める判断材料のひとつ」としても活用したいです。引退後も会社で活躍してくれる選手が増える事を期待しています。
永森さん
コンピテンシー診断には「職務適性」が分かる項目もありますから、当社の事業内容の中から適性が高い職種を勧めたり、アドバイスをしたりもできますね。
普段は当社が運営するスポーツクラブなど、サービス系の職種で働いている選手がほとんどです。実際には適性の高い職種に『サービス職』が当てはまる選手が多かったので、「今の職種が合っている」という裏付けにもなりました。今後引退選手にも「サービス業の適性が高いぞ」って、モチベーションが上がるような話ができますよね。


内山監督
今年のチームのスローガンは「One Soul」。

選手達は、「野球がやりたいから伯和グループに入社した」という人がほとんどです。「都市対抗野球大会の本大会出場」という自分たちの目標に向かって、仕事はそれぞれ違う部署に分かれてますが、野球をやってる時は一つになって頑張ろうという気持ちで、練習に励んでいます。今後も「One Soul」「One Team」で努力を重ねていけば、もっと良い結果が出せるんじゃないかと思います。



編集部員A
ハイレベルな戦いでも勝たなければなければならない。そんな厳しい世界だからこそ、選手達のストレス要因やパーソナリティなど行動特性への深い理解は必要不可欠かもしれませんね。
そして選手の育成はもちろん、コミュニケーションにも活用しようと思われたというわけですね。
編集部員B
野球選手であると同時に、会社で働くビジネスマンでもある。選手の皆さんは、いくつもの顔を持っている。そんな社会人野球ならではのコンピテンシー診断活用法、とても勉強になりました!



永森さん、内山監督、そして「伯和ビクトリーズ」の選手の皆さん、ありがとうございました!


いかがでしたか?実は既に、コンピテンシー診断を採用や入社後の配置などに活用して下さっている企業は多くあります。それが今回、このようにスポーツの分野でもご活用いただいていることを知り、コンピテンシー診断活用法の新たな可能性を感じました。

みなさんもコンピテンシー診断にチャレンジしてみませんか?自分の行動特性を知ったうえで、「自分に合う運命の1社」を見出していただきたいと思います!

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