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ミイダスを使って転職して輝いている人、活躍している人に匿名インタビューを実施。 今回お話してくださるのは、30代男性のCさんです。コロナ禍による影響によって、各業界、大変厳しい状況にあると言われています。
医療機関が顧客である、医療機器機器メーカーもそのひとつ。そんな状況の中、Cさんはどのように転職を成功させたのでしょうか?
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これからは「ただ売れば良い」では、生き残っていけない
- 転職前はどんな仕事をされていたのですか?
- 外資系の医療機器メーカーで営業をしていました。ですから病院などの医療機関に行き、医師や理事長などに向けて、自社で取り扱っている医療機器の説明をさせていただくような仕事でした。
- 転職しようと思われたきっかけを教えてください。
- 「このままでは、この企業は生き残っていけないだろう」と思ったからです。基本的に、売りっぱなしなんですよ。だから売った後の評判が悪くて、リピートもないような状態でした。 会社の業績を見ると影響が出ていないようでしたが、今後、必ず数字に現れてくるだろうと思いました。
- それで、仕事を続けながら転職活動をされていたのですか?
- いえ、去年11月に退職してから転職活動を始めました。しかし、退職後に同じ業種への転職を妨害されるような動きがありました。同業界にいる知人からの誘いがダメになったんです。前職の上司が、自分に対する悪い評判を同業他社の採用担当者などに言い回ったということが分かりました。
- リファラル(紹介・推薦)採用を元上司に妨害されたということですか!?
- 同業界って意外と狭いんですよね。ネガティブキャンペーンですね、まさに。
いい加減なヘッドハンター、そしてコロナの影響。翻弄される転職活動
- 転職活動をしてみて、どうでしたか?
- いくつかの転職エージェントを利用して転職活動をスタートしました。ある転職サービスに登録したところ、ヘッドハンターから連絡が来たので進めてもらいました。でも、ヘッドハンターから途中で返信が来なくなったり、応募した覚えがない企業に応募されていたりというトラブルがありました。どうやら、ヘッドハンターが退職していたようなのですが。「いい加減だな」と思いましたね。
- それはひどい。困りますね...。
- 自分も営業なので分かるのですが、月末になるとヘッドハンターから連絡が来るんですよ(笑)。営業成績を上げるため、月の目標を達成するために必死に声を掛けてきているのが分かります。中には満足なヒアリングもないまま「応募してみますか?」なんて言われる事もありました。
- 何か、違和感がありますね。自分の意志を無視されているような気が...。
- 本当にそう思いました。それで、以前登録をしていたミイダスをメインに転職活動を進めることにしたんです。すると、これまで3回もスカウトを送ってくれていた会社が目に留まりました。スカウトメッセージや、スカウト内容の詳細をよく読みました。企業の熱心さが伝わってきました。
- ようやく、転職活動が進み出したのですね。
- それが、ミイダスから3回目のスカウトががきた時は2月。コロナの影響が出始めていました。その時点では、転職エージェントを通して最終面接まで進んでいた企業が5社ありました。 でも、企業から連絡があり「採用活動を中止する」と言われて。医療機器メーカーだったので医療機関と関連していますから。医療機関がコロナの対応に追われて多忙を極める中、とても営業どころはなく。社員をリストラしている、という話も聞こえ出しました。
苦しい転職活動が一転したのは「運命の1社」からのスカウト
- それは...苦しいですね。
- そんな状況だったので、ミイダスからのスカウトが本当に有り難かったです。すぐにに返信しました。 面接はオンラインで2回。1回目は人事の採用担当の方で、2回目はエリアマネージャーと支店長の4名で行われました。
- オンライン面接はどうでしたか?
- オンラインは前職でも打ち合わせなどで慣れていたということもあり、気になりませんでした。和気あいあいとした雰囲気でした。
- 面接での雰囲気って大事ですよね。
- 本当にそう思います。とにかく、すごく人が良かった。これまで多くの企業での面接をしてきましたが、過去の実績や経歴しか見ないという採用担当者ばかりでした。「今回もそうだろう」と覚悟していましたが、実績や経歴などは一切聞いてこなかったんです。
- 営業ポジションの面接で、実績や経歴を一切質問されなかったんですね。
- 企業側からすれば、ミイダスの登録情報で実績や経歴などは全て把握していたからなんですよね。だから面接では、家族や趣味など私生活に関しての質問中心でした(笑)人間性を見てくれたなと思います。「この会社は自分に合う」そう、直感で思いましたね。
広島への配属に感じた、会社の「温かい」思惑
- 転職後のお仕事内容を教えてください。
- アスリートや高齢者向けの医療機器の営業です。自分も以前、社会人野球をやっていました。その時、自分も接骨院で使っていた医療機器だったんです。「あぁ、あれか!!」と、運命的なものを感じましたね。 販売する商品の魅力を知っている。アスリートであった自分の経験も活かす事ができる。嬉しかったですね。
- 年収はどうなりましたか?
- 年収5万円上がったくらいです。でも、インセンティブがあるので、前職の実績を出せばもっと高くなります。
- 転職前後で生活の変化などはありますか?
- 現在は埼玉県にある本社で研修をしています。でも7月に、広島への転勤が決まっています。妻と、生後3ヶ月の子どもと3人で広島に行きます。
- 広島ですか!?慣れない場所への転勤、不安はないですか?
- コロナの影響もあり、首都圏での営業ポジションは増員予定なしという事で。広島への配属を打診されました。
実は、妻の実家が山口県なんです。ですから妻は「実家の近くに帰れる」という感覚なんですよね。生まれたばかりの子どももいるので、むしろ喜んでくれました。今思えば、面接でその辺りの事も確認して下さっていたんですよね。
- 「面接で家族や趣味などのことを詳しく聞かれた」と言ってましたよね!もしや、それで!?
- そうだったみたいですね(笑)。 それで広島支店の支店長自ら、「家族3人で住むのに適した物件」を探してくださって。区によって異なる子育て支援の内容まで調べて「どの地域に住むのが良いか?」と一緒に考えてくれました。勝手が分からず心配だったのですが、さまざまな情報をいただいて、本当に心強いです。
- そこまで親身になって入社後の生活を考えてくれる企業があるなんて...感動です。
- 本当に素晴らしい人柄の方です。支店長は仕事に関してもアドバイスをしてくれます。私は関東での営業経験しかなかったので。「地方だと勝手が違うよ」と、地域性などを考慮してさまざまなアドバイスをしてくれるので、安心して広島へ行けます。
- 転職のアドバイスをお願いします!
- コロナの中転職活動してみて、企業に対して「いい加減だな」と思ったポイントが3つありました。
・書類審査にすごく時間がかかる
・面接に行ったら、求人に書いてあった内容と違っていた
・応募書類など、個人情報の取り扱いがずさん
面接官もテレワークなのは分かりますが、「会社から自宅に持ち帰ったCさんの応募書類を紛失してしまった」と言われた事がありました。ひどいですよね。
選考にエントリーした時点で、企業の姿勢って少しづつ見えるものです。「感じが悪い」「融通が効かない」「いい加減」など、最初にネガティブな印象を持った企業は避けた方が良いと思いました。
転職メモ「コロナだから」と悲観せず、運命の1社を探すべし!
周囲の人や状況によって翻弄され、なかなか思うように進まなかった転職活動。そんな時でも、くじけずにやれることをやった、というCさん。 転職市場が冷え込んでも、「どこでも良いから、内定をくれた会社に入ろう」と飛び付くのではなく、転職活動中に少しでも違和感があったら再考すべき。とのこと。
「運命の1社」との出会いは1通のスカウトから。皆さんの元にも、運命の1社からのスカウトが届いているかもしれません。