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目次
  1. SNS運用とは|SNSを活用したマーケティング手法のこと
  2. SNS運用が求められる理由
  3. SNS運用を行うメリット・デメリット
  4. SNS運用代行をはじめる前に決めるべき4つのこと
  5. 【5ステップ】SNS運用代行の手順
  6. 【初心者向け】SNS運用の勉強方法3選
  7. SNS運用代行の求人を見つけるなら「ミイダス」
「SNS運用というワードをよく聞くけれど、どんなことを行っているの?」
「SNS運用代行の仕事について詳しく知りたい」

このように考えている方もいるのではないでしょうか。SNS運用は、簡単にいうとSNSを使ったマーケティング手法のことです。近年ではSNSを活用して会社や商品の認知度を上げることが主流になっており、SNS運用の重要性も高まっています。

この記事では、SNS運用の概要や行うメリット・デメリットを解説するとともに、外部のSNSを運用する「SNS運用代行」の手順やSNS運用の勉強方法も紹介します。

「SNS運用についてあまりよく知らない…」という方は、ぜひ記事の内容をご一読ください。
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SNS運用とは|SNSを活用したマーケティング手法のこと


SNS運用とは、SNSを使ったマーケティング手法のことです。企業や個人がSNSを通して、自社や商品の魅力が伝わる情報を発信します。

使用されるSNSには、以下のような媒体が挙げられるでしょう。

  • X(旧:Twitter)
  • TikTok
  • Facebook
  • Instagram
  • LINE
  • YouTube

SNSをうまく活用することで、低コストでプロモーションや顧客とのコミュニケーションなどができるため、現在では多くの企業や個人がSNS運用を行っています。

しかし、ただ商品や企業の情報を発信するだけでは、高い効果を発揮するのは難しいです。市場のトレンドや競合他社の投稿を分析してニーズに合う発信を行ったり、コメントに対応したりなどの丁寧な対応が求められます。

SNS運用代行について

SNS運用に関わる仕事として、クライアントのSNSを代わりに運用する「SNS運用代行」があります。SNS運用代行は、以下のような業務を行うのが特徴です。

  • SNS運用の戦略立案
  • 投稿の原稿作成・SNS投稿作業
  • コメントの確認や返信
  • 投稿後の効果分析やレポート作成
  • クライアントとのミーティング など

クライアントの予算や目的によって任される業務内容はさまざまで、準備された内容を投稿するだけの依頼から、アカウント設計や投稿作成、効果測定などSNS運用の全般を一任されることもあります。

SNS運用とSNSマーケティングの違い

SNS運用と混同されやすいワードのひとつに「SNSマーケティング」があります。

SNSマーケティングは、SNSを活用して商品の販売促進やブランド認知を拡大するための活動のことです。そのため、SNSマーケティングの手法のなかにSNS運用が含まれるといえます。

【関連記事:Webマーケターの仕事内容を知ろう!向いている人や未経験から学ぶ方法も紹介

SNS運用とSNS広告運用の違い

SNS運用と似たワードに「SNS広告運用」が挙げられます。

SNS運用とSNS広告運用は、どちらもSNSマーケティングの手法のひとつです。 SNS運用とSNS広告運用、それぞれで行う施策は以下のとおりです。

▼SNS運用の施策

  • 投稿
  • ライブ配信・ライブコマース
  • DM

▼SNS広告運用の施策

  • SNS広告
  • インフルエンサーマーケティング
  • キャンペーン

主な違いとしては広告運用をするかどうかで、企業によってはSNSアカウント運用・SNS広告運用を総じて「SNS運用」と呼ぶところもあります。

【関連記事:【つらい?】Web広告運用とは|年収や未経験からの転職方法も解説

SNS運用が求められる理由

SNS運用の需要が高まっている背景には、日本のSNS利用者数の増加が関係しています。

総務省の「令和5年 情報通信に関する現状報告の概要」を見ると、日本のSNS利用者数は2022年時点で1億200万人で、2027年には1億1,300万人に増加すると予測されていることがわかりました。


引用:総務省|令和5年版 情報通信白書|SNS

企業や個人でも広大なプラットフォームであるSNSを活用して、認知度や売り上げ向上に動いているところが多く、それにともなってSNS運用の必要性も高まっているのが現状です。

SNS運用を行うメリット・デメリット


ここでは、SNS運用のメリット・デメリットについて紹介します。

SNS運用を行うメリット

SNS運用を行うメリットには以下が挙げられます。

  • 認知度の向上につながる
  • 運用コストが低い
  • 消費者と直接コミュニケーションがとれる

認知度の向上につながる

認知度の向上につながりやすいのが、SNSを運用するメリットのひとつです。 SNSは投稿することでフォロワーだけでなく、ほかの利用者にもアプローチできます。

また、利用者間で投稿を共有してもらえれば、さらに広域に認知度を広げられるでしょう。 質の高いコンテンツかつニーズに的確に合わせた投稿ができれば、いわゆる「バズ」を生み出すこともできるため、認知度の向上を狙うならSNSを活用しない手はないでしょう。

運用コストが低い

運用コストを抑えられるのも、SNS運用を行うメリットです。多くのSNSは無料で利用できるため、基本的な機能を使うだけであればコストはかかりません。

広告であれば配信するための予算を準備する必要があったり、知識がない場合は広告の専門知識を持つ人を雇ったりする必要があるため、費用がかさみやすいです。

その点、SNSであれば無料で投稿でき、拡散されれば会社や商品の宣伝にもつながるため、コストを抑えて売り上げを伸ばしたい人におすすめです。

消費者と直接コミュニケーションがとれる

SNSはコミュニケーションツールでもあるため、顧客と直接関わりが持てるメリットもあります。SNS上のコミュニケーション方法としては、以下が挙げられるでしょう。

  • いいね
  • コメント
  • DM
  • リプライ・共有 など

SNS以外で顧客とコミュニケーションをとろうと思ったら、電話やメールなどをしなければならずハードルが高いです。その点、簡単に利用者や顧客と連絡がとれるところが、SNSの大きなメリットといえるでしょう。

SNS運用を行うデメリット

SNS運用を行うデメリットは以下のとおりです。

  • 炎上のリスクがある
  • 結果が出るまで時間がかかる

炎上のリスクがある

SNS運用を行ううえでもっとも大きなデメリットは、炎上する可能性があることです。SNSは不特定多数にアプローチできる点が魅力です。

しかし多くの人の目に触れるぶん、想定していなかった人たちにも投稿が届きやすく、投稿内容によっては炎上するリスクもあります。

会社のイメージとかけ離れていたり、ジェンダーや年齢、国籍などに対する差別と捉えられる投稿をしたりすると、拡散されてブランドイメージの低下につながりかねません。

そのため、SNS運用を行う際は投稿する内容に細心の注意をはらって発信する必要があります。

結果が出るまで時間がかかる

SNS運用を始めたからといって、すぐに成果が出る可能性は低いです。 一般的に成果が出るまで最低でも半年〜1年かかるといわれています。

そのため「コンテンツを作り続けるのがつらい…」と途中で投稿をストップする人も多いです。 SNS運用は長期的なマーケティング施策であることを理解して、根気強く続けることが求められるでしょう。

SNS運用代行をはじめる前に決めるべき4つのこと


クライアントのSNSを扱うSNS運用代行の仕事を始めたいと考えている方もいるでしょう。ここでは、SNS運用の仕事をする際に事前に決めておくべき4つのことを解説します。

  1. SNS運用をする目的
  2. 狙うターゲット
  3. 運用するSNSの種類
  4. SNSを運用するうえでのルール

①SNS運用をする目的

まずは「なんのためにSNSを運用するのか」といった目的を明確にしておきましょう。目的を決めておくことで、運用の方向性や投稿するべき内容などがわかります。

  • 自社の魅力と伝えて求人を増やしたい
  • 商品やサービスの売り上げを伸ばしたい
  • フォロワーを増やして認知度を上げたい
  • 顧客の意見を取り入れて商品開発につなげたい

上記のように、SNS運用代行を始める前にクライアントに目的をヒアリングすることが大切です。

②狙うターゲット

また、どんな人に投稿を見て欲しいのかターゲットを決めることも重要です。ターゲットを決めておけば、投稿内容や何をアピールするべきかが明確になります。

たとえば、ターゲットが女性か男性かを決めるだけでも投稿文や投稿デザインなどが大きく変わりますよね。狙うターゲット層を決めるときは、クライアントの顧客情報や口コミ、SNSの反応をヒアリング・調査するのが効果的です。

ターゲット層が決まったら、顧客のペルソナ(具体的な顧客のプロフィール)まで決めると、ユーザーのニーズや価値観を的確に把握でき、マーケティング戦略が立てやすくなるでしょう。

③運用するSNSの種類

運用代行をするクライアントや商品に合ったSNSを選ぶことも大切です。主なSNSの種類やそれぞれの特徴は以下のとおりです。

SNSの種類  主な年齢層 特徴
Facebook 30〜50代 ・実名でアカウント登録するため、ほかのSNSに比べるとユーザーとの関係を深めやすい
・BtoBの情報、セミナーやイベント情報などビジネスの情報発信が多い
Instagram 10~30代 ・写真やイラスト、動画の共有がメイン
・ユーザーの購買行動に影響を与えやすい
X 10~30代 ・短文での発信がメインになる
・情報が拡散されやすく、認知度の向上につながりやすい
TikTok 10~20代 ・1分以内の短尺動画投稿がメイン
・歌やダンス、コスメ、YouTubeの切り抜き、ハウツーなどの投稿が多い
LINE 全世代 ・公式アカウントからユーザーに直接情報を発信できる
・サービスや商品の最新情報、お得なセールやクーポンなど、消費行動につながる情報発信に適している
YouTube 10~40代 ・幅広い世代が活用する世界最大の動画配信プラットフォーム
・自社の商品販売につながるノウハウ動画や求人を集めるための企業説明動画などビジネス目的の発信に効果的

自身が担当するクライアントや商品にはどのSNSが向いているのか、選んでみてください。

④SNSを運用するうえでのルール

SNSを運用するうえで以下のようなルールを決めておくことで、トラブル防止につながります。

  • SNS運用のコンセプト
  • 炎上やトラブルが起きた際の対処方法
  • コメントやDMの返し方
  • 投稿時間や投稿頻度
  • 使用するハッシュタグや投稿文のテンプレート
  • ソーシャルメディアポリシーの制定

SNS運用代行はひとりで行うこともあれば、複数人でひとつのアカウントを運用することもあります。投稿の統一感やトラブル時の対応に差が出ないように、運用するうえでのルールを設けておくと安心です。

【5ステップ】SNS運用代行の手順


SNS運用が未経験の方のなかには「クライアントのSNSをどのように運用しているのかよくわからない」と疑問を抱いている人もいるでしょう。ここでは、SNS運用の業務を5つのステップに分けて紹介します。

  1. SNSでアカウントを作成する
  2. アカウントの初期設定をする
  3. プロフィールを作成する
  4. コンテンツを発信する
  5. 成果を分析し改善する

ステップ①:SNSでアカウントを作成する

クライアントのSNSをいちから立ち上げる場合は、まずはアカウント作成から始めます。 ユーザー名や表示名は企業やサービス名を特定しやすいものに設定しましょう。

SNS媒体によっては企業・法人向けのビジネスアカウントがあります。 マーケティングや集客をするうえで便利な機能がそろっているので、あればビジネスアカウントに切り替えをしてください。

ステップ②:アカウントの初期設定をする

アカウントを作成したら、次は初期設定を行います。

  • セキュリティの設定(二要素認証)
  • アカウント公開範囲の設定
  • DMやコメント範囲の設定 など

アカウントを立ち上げると多くの場合、公開範囲が全員になっており、誰でも見られる状態になっています。テスト投稿をする場合など、まだ公開したくないときは公開範囲を「非公開」にするのがおすすめです。

ステップ③:プロフィールを作成する

コンテンツを投稿する前に、プロフィールを作成します。プロフィールで設定する内容としては以下のような項目を含めて、どんな企業や個人が運営するアカウントなのかひと目でわかるようにすることが大切です。

  • アイコン
  • ヘッダー画像
  • アカウント名
  • 紹介文
  • 公式HPや商品購入URLの記載 など

紹介文やアカウント名のところには業種や地域、店名などを記載することで、検索から狙ったターゲットに投稿が表示されやすくなるでしょう。また問い合わせ先も記載しておくことで、誠実さや信頼性をアピールできます。

ステップ④:コンテンツを発信する

アカウント設定がひととおり完了したら、いよいよコンテンツを作成し投稿していきます。コンテンツ作成の際には、以下のような業務を行うことが一般的です。

  • コンテンツを企画する
  • 投稿デザインや動画の撮影・編集を行う
  • 投稿文やハッシュタグを考える

ステップ⑤:成果を分析し改善する

投稿したコンテンツの成果を分析します。具体的には以下のような項目を確認して、投稿の成果を測定しましょう。

  • コンテンツの閲覧数(インプレッション・リーチ数)
  • エンゲージメント数(いいね・シェア・コメント)
  • フォロワー数 など

投稿の反響やユーザーの動きなどを確認し、次回の投稿に活かせる改善点を見つけたり計画の見直しを行ったりして、成果につなげることがSNS運用には不可欠です。

【初心者向け】SNS運用の勉強方法3選


SNS運用の仕事をしたいと思っても「初心者にできるのだろうか」「どうやって勉強すればいいの?」と不安を抱くこともあるでしょう。

ここではSNS運用の勉強方法を3つ紹介します。自分に合った方法で知識をつけてみましょう。

  1. 書籍を読む
  2. スクールで学ぶ
  3. 副業でSNS運用代行の仕事を受けてみる

方法①:書籍を読む

SNS運用やSNSのマーケティングの知識をつけるなら、書籍を読む方法があります。書籍なら安価かつネットに比べると信頼性も高いため、学びを得る手段として活用できるでしょう。

書籍を選ぶ際には、以下の点に注意が必要です。

  • 自分の知識レベルに合っているか
  • 学びたいSNS媒体について解説されているか
  • 発行年月日から1年未満の本か

特に、発行年月日が古いと最新の情報が得られない可能性が高いため「いつ発売された本なのか」を確認して購入することをおすすめします。

方法②:スクールで学ぶ

独学で学んでいると「この勉強方法でいいのか不安…」と思うときもあるでしょう。そんな方は、SNS運用について学べるスクールに通うのもひとつの方法です。

スクールでは、SNSの最新トレンドやノウハウなどをキャッチアップできたり、実務に使えるツール知識やスキルを身につけられたりする点がメリット。

多くのSNSスクールがあるため、受講生のレビューをチェックしたり、学習内容が充実しているかを確認したりして、自分に合うところを選んでみましょう。

方法③:副業でSNS運用代行の仕事を受けてみる

SNS運用を学ぶために、実際にSNS運用代行の仕事を受けてみる方法もあります。 「百聞は一見にしかず」といわれるとおり、実際の案件をこなすことで仕事の全体像や、求められる知識・スキルが明確になることがあるからです。

SNS運用代行の求人には未経験OKのものもあるので、積極的に応募してみてもいいでしょう。 その際、可能であれば自身でもSNSを運用し、フォロワーを増やしたり商品販売につなげたりした実績を作っておくのがおすすめです。

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SNS運用は、今後ますます需要が高まることが予想される仕事といえます。SNSやマーケティングに関わる仕事を始めたいと考えている方は、ぜひSNS運用代行の仕事を始めてみませんか。

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