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今後儲かる業界はどこ?未経験でも転職できる急成長マーケット「インバウンド」vol.1

転職市場を見ていて思う。

「何かが変わってきている」

既存の産業は次第に形を変え、転職においても既存の常識や価値観が通用しなくなってきている。

だからこそ思う。

「成長中、または成長の可能性が高い業界を狙え!」

てなわけで、急成長中の注目業界なのに意外と知られていない、ミイダスマガジン的におすすめな業界である「推し業界」を徹底リサーチ!分かりやすく、でもしっかり、シリーズでお届けします〜!

「インバウンド」って、何ですか?

「外から中へ」という意味の言葉である「inbound」。日本では一般的に顧客やユーザーからの企業へのアクションのことを指したり、コンピュータやネットワークの領域においても「外部から受信する」という意味で使われていたりと、実はさまざまな業界で使用されている言葉なのですが、主に

「外国人が日本を訪れる旅行のこと」

旅行、観光業界用語として定着しています。
また、この「インバウンド」という言葉に他の単語を組み合わせて「インバウンド客」「インバウンド消費」「インバウンド需要」「インバウンド対応」などのワードが飛び交っています。

2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップでも多くの外国人が来日し、開催各地周辺地域を中心に賑わったことは記憶に新しいところです。今後も2020年に開催されるオリンピックなど国際規模の大会を控え、ますます「インバウンド」は注目ワードになりそうです。

インバウンドが熱い理由〜なぜ推すのか?

ポイント1:外国人旅行者と消費額が増えているから

インバウンド市場は今、拡大し続けています。2018年の訪日外国人旅行者数は2012年比で3.7倍になり、初めて3000万人を突破。それにともなって旅行消費額も4倍に増加し、2018年には4兆5000億円と過去最高額に。2012年以降、訪日外国人旅行者数・旅行消費額ともに増加の一途をたどっていて、今後も成長が見込める業界といえます。

がっぽりの予感。

ポイント2:国も推しているから

訪日外国人旅行者数2020年:
4000万人
(2015年の約2倍)
2030年:
6000万
(2015年の約3倍)
訪日外国人旅行消費額2020年:
8兆円
(2015年の約2倍)
2030年:
15兆円
(2015年の約4倍)
地方部での外国人延べ宿泊者数2020年:
7000万人泊
(2015年の約2倍)
2030年:
1億3000万人泊
(2015年の約2倍)
外国人リピーター数2020年:
2400万人
(2015年の約2倍)
2030年:
3600万人
(2015年の約3倍)
日本人国内旅行消費額2020年:
21兆人
(最近5年間の平均から約5%増)
2030年:
22兆人
(最近5年間の平均から約10%増)

出典:「明日の日本を支える観光ビジョン」概要

政府は成長戦略の柱として訪日観光客増による観光業の成長を目指しており、2016年には新たな観光戦略である「明日の日本を支える観光ビジョン」を策定しています。まさに政策的として市場拡大を後押ししているという状況です。

インバウンドは日本経済を支える柱のひとつってわけだ。

ポイント3:人手が不足しているから

典:日本政策金融公庫「中小企業の雇用・賃金に関する調査」

宿泊業では全体的な傾向として人手不足に直面していて、従業員の不足感が強まっています。今後の訪日外国人旅行者の増加に伴い、5年後(平成35年)までに全国でなんと10万人程度の人手不足が生じる見込み。つまり人材需要は今後も大きく、未経験・異業種でも観光業界に転身するチャンスがあるといえるでしょう。

ポイント4:インバウンドを意識しなければやっていけないから

旅行・観光業、小売業、飲食業などの産業以外にも、あらゆる業界がインバウンド対応を意識しなければならなくなっています。それは訪日外国人による消費額の増加を見れば分かりますね。

「日本製」人気の追い風を受ける各種メーカーや、飲食店などでは特にインバウンド対応は重要な課題です。
外国人のお土産としても人気の伝統工芸品や菓子類、アルコール類、調理道具など。また車やトイレ、家電製品、精密機器などの売り上げも好調で、日本製品の品質の高さと優れた機能性で、多くの外国人たちにも求められているのです。

2015年頃からのインバウンド市場が拡大した一因とも考えられているのが、訪日中国人たちが家電製品や宝飾品、医薬品などを大量に購入した、いわゆる「爆買い」。そのため、ドラッグストアや家電量販店などで、免税や外国語などインバウンド対応が見られました。現在では、外国人観光客が多く訪れる地域では飲食店などの店先に外国語表記のメニューや看板が多く見られるようにもなりました。

複数の言語でSNSやってるとか、めっちゃグローバルだな。

ポイント5:幅広い業種・職種が活躍できるから

インバウンドビジネスは1事業体で完結するものではなく、地域や他業種、同業他社など幅広い横のつながりや、国や自治体との情報交換などの連携が必要になります。旅行・観光業、小売業、飲食業など直接インバウンド客と関わる業種や職種はもちろん、間接的にサービスやシステムに関わることでインバウンド客に関わることもできます。

政府はインバウンド増加に向けて、「日本版DMO(Destination Management/Marketing Organization)」を作ることを推進しています。

DMOとは、観光、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など各地域特有の観光資源や文化などに精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人のことをいいます。
つまり「観光地化の仕掛け人」てことだな。

    日本版DMOの役割

  • 文化、農林漁業、商工業、環境、スポーツなど地域の関連事業者や住民など多様な関係者の巻き込みと合意形成
  • 来訪客に関するデータの収集・分析
  • 効果的なブランディングやプロモーション

など、インバウンド市場拡大に欠かせない役割を担っています。今後、DMOという戦略的組織を形成する動きも加わり、今まで以上に幅広い業種・職種の活躍が見込まれます。

インバウンドの有望職種

  • 販売・サービス職
    店舗・販売、旅行関連、宿泊関連など
  • 企画・管理
    マーケティング・商品企画・広告宣伝など
  • 技術職
    SEやWebエンジニアなど
  • 専門職
    コンサルタントなど
  • そのほか営業職、クリエイター・クリエイティブ職など。

異業種からの転職で活かせるスキルや経験としては、語学力のほか、法人営業経験、ビジネスの立ち上げ、企画、PR、マーケティングなどです。

グローバルな経験やスキルを持ってたら間違いないな。

2012年頃からインバウンド市場は少しづつ拡大を続けてきており、その重要性は意識されてきました。そして国際規模のスポーツ大会開催という好機を得た日本。今後、さらに多くの訪日外国人を迎え、日本ならではの「おもてなし」を提供するべく、さまざまな業種でインバウンドへの注目は高まること間違いなしです。

インバウンドはまさに
熱い業界
なのです!

続きは
異業種転職のための業界のハナシ。ビジネスチャンスを狙え〜インバウンドvol.2
お楽しみに!

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