意外と知られていないけど成長中、または今後成長の可能性が高い業界・マーケットをご紹介します。
今回は「アグリテック」について。転職を目指すあなたに、市場の動向をレポートします!
マーケットが拡大している新しい分野では、経験者が少なく人材不足ということもあり、狙い目です。業界未経験でもチャレンジできる可能性が高いというわけです。
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規制緩和で農業への新規参入企業が増えている
農業分野規制緩和で法人の新規参入が増えている
2009年に農地法が改正されたことで、法人が農業に参入するハードルがグッと下がりました。法人でも農地を借りれば、日本全国どこでも農業を始められるようになりました。ここでポイントとなるのは「農地を借りれば」というところ。この時点ではまだ、法人が農地を「所有」することに関しては、厳しく規制されたままでした。
しかし2016年にも農地法の改正があり、法人が農地を所有するための条件の一部が緩和されました。その影響もあって2009年の農地法改正前には427しかなかった法人数が、2017年にはなんと3,030にまで増加!個人経営の農家は減少している一方で、農業に参入する法人の数は増加し続けています。
就業形態が多様化している
労働者数の減少と高齢化が課題になっている農業ですが、49歳以下の比較的若い世代では新規で農業を始める人が増えています。
ところで...新規で農業を始める時、どのような就業形態の選択肢があるのでしょうか。
自営農業就農
実家の農業を継いで、主に自営で農業を始める。
雇用就農
法人などの従業員として農業を始める(年間7ヶ月以上)。
新規参入
家業などではなく、全くの新規で農業を始める。経営の責任者、共同経営者もカウントされる。
このうち、新規雇用就農者数と新規参入者数が増加傾向にあります。つまりサラリーマンとして農業に従事する人や、農業を起業する人の数が増えているということです。
法人の新規参入が増えたことで、就業形態も多様化し、新たな雇用も生まれています。「実家が農家だから家業を継ぐ」というだけではなく、農業を職業として選択できる可能性が広がったというわけです。
サラリーマンからアグリテック業界へ転職!有望な職種は?
生産・品質管理
農作業や農場の管理全般に関わる。
企画、PR、マーケティング
農産物の数値管理、ブランディングや国内外への情報発信など。
営業
販路の確保や拡大など。
アグリテック業界はテクノロジーを求めている
技術分野
国が推進している
第196回(2018年)国会で農林水産大臣が
- 中長期的視点で、技術開発と農業の現場での活用を強力に推進する。
- 技術開発や研究成果などの情報を速やかに入手できる環境整備を促進する。
と、所信表明演説の中でも明言しています。
既に農林水産省では、2013年11月にはICTやロボット技術などを導入したアグリテックを実現するため、ロボットやIT技術を持つ企業などの協力を得て「スマート農業の実現に向けた研究会」を立ち上げています。そしてスピーディーに、最先端技術を農業現場に活かすための方策を検討・推進しています。
アグリテックはまさに、国家レベルで取り組むべき、重要な課題解決の手段と位置付けられているのです。
幅広い技術開発の必要性
「農業」といっても仕事内容は幅広く、農作業だけではないというのが現実です。
- 栽培
- 販売
- 経営
農業の仕事内容は主にこの3つに分けることができます。そして、それぞれに対して支援する技術やサービスの開発が求められています。
スピード感を持って、農業の現場と連携しながら技術開発を推進していく必要性がある今だからこそ、新規事業の立ち上げや、研究開発などに注力する企業も増加しています。
エンジニアからアグリテック業界へ転職!有望な職種は?
エンジニア
自動運転や人工知能、IoTなど各分野のエンジニアは必要不可欠。
企画、PR、マーケティング
生産の数値管理、商品のブランディングや国内外への情報発信など。
営業
農業のビジネス化に必要な販路の確保や拡大など。
法務
IT化で想定外の法的リスクが顕在化。
国策として推進されている事業だからこそ、さまざまな可能性が広がっています。また、それを裏付けるように多くの企業が新規参入していて、成長の勢いを感じます。
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