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目次
  1. キャリアコンサルタントには転職理由や希望をしっかり提示
  2. キャリアコンサルタントに職務経歴書を提出する必要性
  3. キャリアコンサルタントからの求人スカウトには明確に答える
  4. ご自身に合うキャリアコンサルタントの見極め方

転職に関する悩みや質問に答えるこのコーナー。
今回は、広告代理店でマーケティングに携わる30代の男性から相談が寄せられました。

転職を考えて、いくつかのエージェントに相談に行きましたが、思うように話が進みません。
対応するキャリアコンサルタントは、熱心に相談に乗ってくれる人もいれば、 私の要望を無視する人もいました。
初めての転職で勝手がわからず、なかなか次の職場を見つけることができません。
希望の転職先を見つけるためには、出会ったコンサルタントによって失敗するケースもありますか?
いいコンサルタントとダメなコンサルタントの見分け方を教えてください。



なるほど、我々にとっては答えにくく、難しい相談であるかもしれません。
就職活動がうまくいかない原因は、転職希望者の経験やスキルの習熟度であったり、市場要因だけとは限りらないのです。


キャリアコンサルタントは専門家であっても人間です。
ご自身にとって最高のチャンスを創出する手助けをするキャリアコンサルタントもいれば、 まだまだ未熟なコンサルタントも存在しするのは事実。
ご自身の転職を成功させるためには、そこでチャンスを逃さないことが大切です。

今回相談いただいた30代の方のように 「こんなキャリアコンサルタントに出会ってしまった」場合どんな対処をすればいいのか、
我々によく相談をいただくケースをいくつか挙げながら、紹介しましょう。

キャリアコンサルタントには転職理由や希望をしっかり提示

転職活動は、まず情報収集から始めますよね。
のんびり、いい求人があれば転職を考えようとする希望者に対し、 一部のコンサルタントは "決断できない転職希望者"と判断しがちです。


「内定が出ても、すぐに入社の決断をしないのでは?」
「相談に乗る時間が無駄になるのでは」

と判断し、そっぽを向かれてしまう可能性があります。


絶対に転職したい意思を伝えること、いつまでに転職をしたいのか納期を設けることで、 キャリアコンサルタントをその気にさせてしまいましょう。
その気がなかったとしても。

キャリアコンサルタントに職務経歴書を提出する必要性

転職希望者が職務経歴書を作っていない場合、転職への本気度が低いと判断するコンサルタントには注意が必要です。
実はキャリアコンサルタントにとって転職希望者の書類作成を手伝うことは、かなり骨が折れるのです。
作成、添削、修正を繰り返して行う必要があるので、作成できるまで求人を紹介できないのでしょう。
わからずとも、自力で各種サイトで調べて書類を作成して望むことがよいでしょう。


キャリアコンサルタントからの求人スカウトには明確に答える

キャリアコンサルタントとの面談の場で、紹介された求人に対して応募したいという意思表示ができないとき、
そして1週間どんな求人を紹介しても面接をしたいという意思表示ができないとき、
転職希望者に求人を紹介することを諦めるコンサルタントは存在します。

応募できる求人を探すために、継続して連絡をする機会が増えてしまうからです。
消去法や相対評価をしていて、希望する条件が明確に定められていない場合によく起こるケースです。

例えばコンサルタントがあの手この手でラブレターを送っているにもかかわらず
(しかもラブレターを書くにも結構時間がかかります)
受け取った方は理由なく、なんとなく破り捨てているようなものなのです。

希望条件、NG条件は明確にしつつ、紹介された求人には応募してみる気持ちで臨んでみてください。

ご自身に合うキャリアコンサルタントの見極め方

では自分にとって最適なコンサルタントとはどんなコンサルタントでしょう?

"いい"コンサルタントは、転職者の経験やスキル、志向性に見合う求人を紹介するでしょうか
誰でもいいから今大量に人を募集している企業の求人を紹介するでしょうか

「なぜその求人を私に紹介するのか?」と尋ねてみてはいかがでしょうか