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目次
  1. 社員が仕事を辞める主な理由とは?
  2. 仕事を辞める理由はどう伝える?円満退社するためのポイント3つ
  3. 【ケース別】仕事を辞める理由の伝え方と例文
  4. 仕事を辞めるときの注意点3つ
  5. 仕事を辞めたいと思ったら転職サービス「ミイダス」がおすすめ
  6. 退職に関するよくある質問
  7. 円満に仕事を辞めるには理由選びと、マナーが大切!
「会社を辞めたいけど理由はなんと伝えるべき?」「角を立てずに円満退社したい」このように考えている方も多いのではないでしょうか?

仕事を辞めることは人生のなかでも大きな決断であり、どのような理由なら会社側に退職を納得してもらえるのか不安に思いますよね。 この記事では、仕事を辞める際に使えるおすすめの理由とその例文、円満退社するためのポイントや注意点を解説します。

「最後まで好印象を残したまま仕事を辞めたい!」と考えている方は、ぜひ記事を参考にしてください。
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社員が仕事を辞める主な理由とは?


仕事を辞めたいと考えても、「言い出しづらい…」と悩む方も多いでしょう。厚生労働省の「令和5年上半期雇用動向調査結果の概要」によると、転職者数は半年間で285万人を超えているというデータが出ています。

この結果から、多くの人が仕事を辞めて転職していることがわかります。仕事を辞める理由は人によってさまざまですが、人間関係や労働環境、給与による理由が多いです。

参考:厚生労働省|令和5年上半期雇用動向調査結果の概要

仕事を辞める理由はどう伝える?円満退社するためのポイント3つ


「仕事を辞める理由はなんと伝えればいい?」と不安に思いますよね。会社側は社員が退職の意思を示したとき、引き止めることはできません。民法627条1項

しかし、できれば角を立てずに退社したいもの。ここでは、会社を円満退社するためのポイントを3つ紹介します。

1.前向きな転職理由を伝える

人間関係や給与、労働環境や待遇などネガティブな理由から、仕事を辞めたいと考える方が多いです。

ただ、これらの理由を正直に退職の動機として伝えるのは避けたほうがよいでしょう。 会社側にマイナスなイメージを持たれてしまい、引き継ぎや退職までの業務進行に支障をきたすおそれがあるためです。

また、引き止められる可能性も高くなります。 仕事を辞める理由を伝えるときは、以下のように前向きな理由を伝えるのがおすすめです。

  • 業務で培った経験を活かし、専門性の高い仕事をしていきたい
  • 夢だった〇〇の仕事が諦められず、改めて目指してみたい
  • 新しく興味を持ったジャンルで、スキルを伸ばしていきたい

2.嘘の理由を伝えない

「なるべくポジティブに伝えよう」と本当の理由を隠して嘘を伝えるのは、トラブルを引き起こす可能性があるのでおすすめできません。嘘の退職理由を伝えると話をしていくうちに矛盾が生じたり、必要以上に同僚や上司から心配されたりする場合があります。

ネガティブな理由で仕事を辞める場合は伝え方に注意し、事実が二転三転しないように注意することが大切です。

3.自己都合の場合は伝え方を工夫する

結婚や介護、出産・育児など、家庭の事情によって仕事を辞めなければならない場合もあります。やむを得ない理由の場合でも、伝え方がよくないと「会社のことを考えていない」と捉えられかねません。

円満に見送ってもらうために、「会社や同僚などに負担をかけることになって申し訳ない」という気持ちを、理由とあわせて伝えることが大切です。

【ケース別】仕事を辞める理由の伝え方と例文


仕事を辞める理由別の伝え方と、その例文を紹介します。ご自身の退職理由に近いものを、ぜひ参考にしてみてください。

  • 人間関係が理由の場合
  • 給与や待遇が理由の場合
  • 仕事内容が理由の場合
  • 職場環境が理由の場合
  • 家庭の事情が理由の場合
  • 独立・起業する場合
  • 本当の理由は言いたくない場合

人間関係が理由の場合

人間関係の問題があり仕事を辞める場合は、そのまま伝えるのではなく「自分の判断で仕事を進められる環境に身を置きたい」「周囲とサポートし合ってチームで仕事をしていきたい」などと伝えるのがおすすめです。

▼例文
現在は個人行動が多い課で所属しているのですが、個人で成果を出すことよりもチームでコミュニケーションをとり、ナレッジを共有しながら成果を上げたいということに気づきました。何度か上長には相談しましたが、方針をすぐに変えることはできないとお伺いしました。

今後は、よりよい環境で自分の力を発揮できるよう、新たな道を探すことにいたしました。

給与や待遇が理由の場合

給与や待遇が原因で辞める場合でも、そのまま伝えるのは避けましょう。「改善を検討する」と引き止められる可能性が高いからです。

「インセンティブの割合が高い会社で自分の力を試したい」のように言い換えて伝えることが大切です。

▼例文
これまでの業務を通じて、多くの経験とスキルを身につけることができ、大変感謝しております。今後のキャリアアップに加え、インセンティブの割合が高い会社でさらなる挑戦を求めて、新しい環境に身を置くことを決意いたしました。
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仕事内容が理由の場合

「会社に入ってみたら、事前に聞いていた仕事内容と異なり辞めたい」と思う方は多いです。仕事内容に不満がある場合は、今後やりたい仕事を具体的に伝えるのがいいでしょう。

「やりたい仕事ではなかった」「別の環境でスキルアップをしていきたい」など、そのまま理由を伝えてしまうと、「続ければ面白くなる」などと引き止められる可能性があるため注意が必要です。

▼例文
退職を決意した理由は、直接お客様と関わる仕事がしたいと思ったためです。入社より多くの業務に携わらせていただきましたが、お客様に「ありがとう」と言われたときに大きなやりがいを感じることに気づきました。

現在の部署ではあまり機会がなかったため、今後はよりお客様と伴走して進めていく〇〇職に挑戦してみたいと思っております。

職場環境が理由の場合

「残業や土日出勤など労働環境に不満がある」「職場で肉体労働が多く身体的につらい」などの場合は、自分が不満なく働ける環境について逆算して考え、求めている環境で働きたいということを伝えるのがおすすめです。

たとえば、残業が多く自由な時間がないことが不満な場合、オンオフをしっかり分けて効率的に働ける環境で仕事をしたいと伝えるとよいでしょう。

▼例文
残業に対してマイナスなイメージがあるわけではないのですが、「時短勤務は甘え」のような雰囲気があることに対して疑問を抱くことがありました。

私自身、家族がいることもあり業務の効率化が取り入れられている環境でメリハリのある働き方がしたいと思い、退職を決めました。

家庭の事情の場合

高齢の両親の介護や、家族の体調不良など、家庭事情でやむを得ず辞めなければならないときもあります。その場合は、別の理由に言い換えずに事実を伝えましょう。

本当は辞めたくない場合、会社側から介護休暇や時短勤務などを提案してもらえる場合もあります。

▼例文
母が病気になり介護が必要な状態となったため、実家に戻ることになりました。仕事をストップして介護に専念したいと考えています。

時短勤務や介護休暇なども検討しましたが、いつ戻れるかわからない状況のため退職を決意いたしました。

独立・起業する場合

会社に就職してからフリーランスとして独立したり、新しく事業を立ち上げたりする場合は、新しい挑戦をしたい旨を伝えましょう。

しかし、在職中の企業と同じ分野のサービスや商品を取り扱う場合は伝え方に注意が必要です。競合にあたらないという説明、もしくは次の仕事を詳細には言わずニュアンスで伝えるのがおすすめです。

▼例文
営業として勤めてきましたが、今度は既存のサービスを売るだけではなく新しく作ってみたいと思うようになりました。会社で学んだお客様と打ち解けるすべや傾聴力を活かし、新しいステージでがんばりたいと考えています。

本当の理由は言いたくない場合

仕事を辞める際、「本当の理由を言わなければいけない」というような義務はありません。「本心を伝えたら気まずくなりそう」「引き止められそう」など不安な場合は、「一身上の都合です」と貫き通すのもひとつの方法です。

その際、会社への感謝や残った同僚への申し訳ない気持ちなどを伝えることで、円満退社につながるでしょう。

▼例文
⚪️年ほど勤めてきましたが、経験したことのない環境に身を置いて自分の力を試してみたいと考え、退職を決意いたしました。

右も左もわからない状態から多くの経験をさせていただき、とても感謝しております。身勝手な理由となり大変申し訳ございませんが、ご理解いただけますと幸いです。

仕事を辞めるときの注意点3つ


仕事を辞めるときに注意すべきことは以下のとおりです。

  1. 1~2ヶ月前までに退職の意思を伝える
  2. 仕事の引き継ぎは早めに取り掛かる
  3. 仕事を辞めるときの流れや必要なものを頭に入れておく

退職によるトラブルを起こさないためにも、ぜひ参考にしてください。

1.1~2ヶ月前までに退職の意思を伝える

「退職の意思を伝えたあと、すぐに辞めたい」と思う方もいるかもしれません。

しかし、退職希望日の1〜2ヶ月前に伝えるのがベストとされています。退職者が出ると、退職手続きや業務の引き継ぎ、後任者の採用などの対応が必要になるためです。

仕事を辞めることを決めたら電話やメールなどで直属の上司に「相談したいことがある」とアポイントをとり、退職の意向を伝えましょう。その際に退職期限も明確に伝えるのが大切です。

2.仕事の引き継ぎは早めに取り掛かる

退職することが決まったら、業務の引き継ぎを行いましょう。丁寧に引き継ぎを行うことで、あなたが退職したあとも後任者がすぐに業務に取り掛かれます。

引き継ぎの際は、業務のマニュアルやポイント、注意点をまとめたドキュメントなどを準備するのがおすすめです。また、取引先や顧客に関する情報やデータも整理し、関わりの多い顧客がいれば退職の挨拶と後任者の紹介も行うと丁寧な印象を与えられます。

3.仕事を辞めるときの流れや必要なものを頭に入れておく

仕事を辞めると決めたら、上司に退職の意向を伝えたり、退職届を出したりとやるべきことが多く、バタバタしてしまいます。そのため、事前に退職時の流れや返却物、必要なものを整理しておくのがおすすめです。

▼退職の流れ

  • 退職の意思を上司に伝える(2ヶ月前)
  • 退職届を提出・業務の引き継ぎを始める(1ヶ月前)
  • 得意先へ挨拶・担当業務を引き継ぐ・有給を消化する(2週間前〜)
  • 貸与物を返却・必要書類を受け取る・社内メンバーへの挨拶 など(退職日)

▼会社に返却するもの

  • 健康保険被保険者証
  • 社員証や社章など
  • 貸与物(パソコン・携帯電話・名刺・制服・守秘義務のある資料 など)

▼会社から受け取る必要があるもの

  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票(退職後に郵送してもらう)
  • 離職票・退職証明書(新しい仕事が決まっていないとき)

仕事を辞めたいと思ったら転職サービス「ミイダス」がおすすめ


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また、可能性診断を受ければ、自分の特性や希望にマッチした企業からスカウトメールが届きやすくなります。転職を効率的に進められるため、ぜひ活用してみてください。

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退職に関するよくある質問


最後に、退職に関するよくある質問の回答を紹介します。仕事を辞めるときの疑問点は、前もって解決しておきましょう。

  • 入社後すぐに退職することは可能?
  • 仕事を辞めたい理由が明確にない場合は?

入社後すぐに退職することは可能?

「希望していた部署と違うところに配属された」「給与が募集要項と異なっていた」など、入社後に違和感を抱きすぐに退職を検討する方もいます。 法律上、2週間前までに退職の意思表示をする必要がありますが、やむを得ない理由がある場合は入社してすぐに会社を辞めることは可能です。

その際、「だまされた」「聞いていた話とは違った」などと理由を伝えるのは、関係が悪くなるため避けましょう。自分自身に確認不足があったことを伝えて、前向きな退職理由を伝えることが大切です。

仕事を辞めたい理由が明確にない場合は?

「なんとなく仕事を辞めたい」のように明確な理由がない場合は、退職を考えはじめたときの感情や状況を思い出してみましょう。そうすることで、仕事を辞める理由が明確に見えてくることがあります。

また、本当に仕事を辞めることで解決する課題なのかも考えることが大切です。仕事を辞めると再就職や金銭的なリスクなどもあるため、一旦冷静に自分と向き合ってみてください。

円満に仕事を辞めるには理由選びと、マナーが大切!


この記事では、仕事を辞める際に使えるおすすめの理由や、円満退社するためのポイントについて解説しました。仕事を辞めることは労働者の権利である一方、言い出しづらい話題でもあります。

会社で悪い印象を残さずなるべく円満に退職するには、仕事を辞める理由の伝え方を工夫することが大切です。本音をそのまま伝えずに、ポジティブに言い換えられないか意識してみましょう。

転職アプリのミイダスは、企業と求職者の相性を重視したマッチングを行っています。仕事を辞めると決めたら、ミイダスを活用して効率的に転職活動を行ってみてください。

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