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目次
  1. 法人営業と個人営業の違いは?7つポイントから比較
  2. 法人営業・個人営業に向いている人の特徴は?
  3. 法人営業・個人営業に向いていない人の特徴は?
  4. 法人営業と個人営業、どちらがいい?選び方の3ステップ
  5. 法人営業と個人営業の適性を探り、求人を探すならミイダス
営業には「法人営業」と「個人営業」の2種類あります。転職を検討するなかで、 「法人営業と個人営業、何が違うのだろう?」 「法人営業と個人営業のどちらに転職しようか迷っている」 という方もいるのではないでしょうか。

本記事では、法人営業と個人営業の違いや向き不向き、選び方について詳しく解説します。それぞれの違いについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

また、転職アプリ「ミイダス」では、法人営業と個人営業の求人を多数掲載しており、無料で求人を探せます。さらに、自身の強みや適性を診断できる「コンピテンシー診断(特性診断)」も無料で受験可能です。

自己分析を進め、営業職への適性を確認する際に役立つので、ぜひこの機会にぜひご活用ください。

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法人営業と個人営業の違いは?7つポイントから比較


ここでは、以下のポイントから法人営業と個人営業の違いを解説します。

  1. 取引先
  2. 仕事内容
  3. 年収
  4. やりがい
  5. 有利なスキル・適性
  6. キャリアプラン
  7. 働き方

ひとつずつ見ていきましょう。

1.取引先

法人営業 個人営業
・顧客が法人 ・顧客が個人

法人営業は取引する相手が法人(企業)です。企業を相手に営業して、契約を結びます。法人営業の商材には、下記のようなものがあります。

  • DX化を促進するソフトウェアやシステム
  • 自動車製造のための部品
  • 加工食品の原材料
  • オフィスやレンタルスペースなどの不動産
  • 企業向けの人材サービスやコンサルティングサービス

法人が顧客のため、個人営業と比べて各取引の規模が大きくなるのが特徴です。一方、個人営業は個人の顧客を相手にします。個人営業の一例は下記のとおりです。

  • 生命保険
  • 自動車
  • 個人向け金融商品(定期預金・住宅ローンなど)
  • 住宅購入・住宅リフォーム
  • 求職者向け人材紹介サービス
  • インターネット回線

個人に向けて営業活動をして、商品やサービスを提供するのが仕事です。住宅や車など高額商材もありますが、法人営業と比べるとそれぞれの取引額は小さい傾向にあるでしょう。

【関連記事:無形商材を取り扱う営業職への転職ってどう?やりがいや年収を紹介!

2.仕事内容

法人営業 個人営業
・営業活動が長期
・決裁権がある複数人の承認が必要
・営業活動は短期
・個人に決裁権がある

法人営業は大きな取引になるため、商品・サービスの提案から契約までに時間がかかりやすいです。また、1回の営業で契約が決まるケースはほとんどなく、長期的なアプローチや関係構築スキルが必要といえます。

企業は法人営業から受けた提案を稟議にかけ、意思決定の権限を持つ複数人の承認を経たうえで決裁します。複数の担当者を納得させる難しさがありますが、同時に大きなやりがいや達成感にもなるでしょう。

個人営業の場合は、一般的に営業相手の個人が決裁権を持っているため、契約・購入までのプロセスは短いです。そのため、個別のニーズを即座に把握して適切なものを提案し、その場で契約や購入を決断させるスキルが求められます。

短時間で顧客と信頼関係を築く力や、商品・サービスを魅力的に伝えるプレゼンテーション力が重要です。

3.年収

法人営業 個人営業
・取引額が大きいぶん、年収も高くなりやすい ・実績によってインセンティブが加算されることがある

法人営業は取引額が大きいため、そのぶんの売上が給与に反映されやすく年収が高くなる傾向にあります。自分で営業活動したぶんだけではなく、チームや部署の成果が評価に加わることもあるでしょう。

一方で、個人営業は小規模の取引になるため、法人営業と比べると年収に差が出る傾向にあります。営業成果の取引額や件数などによって、固定額の給与に加えてインセンティブを付与する企業もあるため、転職したい企業の給与体系などを詳しく調べてみてください。

なお、営業職の職種別の年収や、転職後の年収については下記にまとめています。

【関連記事:営業職の種類17選|ミイダスで応募できる営業職や年収、向き不向きを解説
【関連記事:転職によって年収はどうなる?上がる・下がる人の特徴や事例を紹介

4.やりがい

法人営業 個人営業
・取引先企業の課題解決や、規模の大きい商談に関われる ・顧客と直接的な関係を築ける

法人営業は取引先の企業の課題解決に貢献できるほか、規模の大きな商談に携われるのが特徴です。大口契約が決まったときには「取引の成約に貢献した」という達成感につながるでしょう。

個人営業の場合は、顧客と直接的に関係構築できる点がやりがいにつながります。「◯◯さんに頼んで良かった」「親身に話を聞いてくれて、適切な商品を紹介してくれてありがとう」などと感謝の言葉を聞ける機会もあるでしょう。

「どちらの営業職にやりがいを感じられそうか」という視点で、転職先を選定するのもひとつの方法です。

5.有利なスキル・適性

法人営業 個人営業
・課題発見力
・企画提案力
・論理的思考力 など
・幅広い年代に受け入れられる好感度の高さ
・顧客のニーズを掴む力
・顧客対応力 など

法人営業には、取引先企業の課題を発見し、具体的な提案に落とし込む力が必要です。法人を相手にするため、営業のなかでも特に高いスキルが求められます。

個人営業の場合は、さまざまな人に受け入れてもらえるよう、好感度や第一印象の良さが求められるでしょう。商品やサービスを購入してもらうには、傾聴力や説得力、提案力も必要です。

とはいえ、上記はほんの一例です。法人営業と個人営業に共通するスキルには下記のようなものがあります。

  • コミュニケーション能力
  • 交渉力
  • クロージング能力
  • 行動力
  • 臨機応変な対応力
  • 信頼関係の構築力

営業への転職時に有利となるスキルや経験、資格などは下記の記事で紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

【関連記事:営業職の転職先になる職種は?活かせるスキルや転職のポイントを解説

6.キャリアプラン

法人営業 個人営業
・組織のなかで昇進を目指す
・インサイドセールスやマーケティングの道へ進める可能性もある
・組織のなかで昇進を目指す
・営業企画や販売促進などの道もある

法人営業も個人営業も、主任・係長・課長・部長といったように同じ会社の営業部門で昇進を目指すのが一般的です。昇進してマネジメントに関わることで、人材育成や組織運営などにも携われるチャンスがあるでしょう。

法人営業で培った交渉力や提案力を活かして、インサイドセールスやマーケティング、新規事業の立ち上げなどに関わる道もあります。転職先によっては「法人営業の経験必須」という条件を求める企業もあるので、多様なキャリア構築を目指せるでしょう。

個人営業の場合は顧客対応力や説得力などを活かして、接客業や販売業、営業企画・販売促進などに関わるキャリアも考えられます。

7.働き方

法人営業 個人営業
・平日の営業時間内に働くことが多い ・平日の夕方以降や休日に商談が入ることがある

法人営業は法人相手に仕事をするため、平日の営業時間内を中心に働きます。 個人営業は、平日の夕方以降や休日に業務を行うことが多いでしょう。

個人営業の場合は、各顧客の要望に合わせて臨機応変に対応しなくてはなりません。ただ、視点を変えれば、状況に応じて働き方を柔軟に調整しやすいとも言えます。

働く時間や休日は、業界の特性・扱う商材によっても変わるため、転職する際には労働条件をしっかり確認しましょう。

法人営業・個人営業に向いている人の特徴は?

グッドサインをする営業職の男性
法人営業と個人営業の違いをふまえて、それぞれ向いている人の特徴を紹介します。「自分に合っているのはどちらだろう?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

法人営業に向いている人

法人営業に向いている人の特徴は、以下の通りです。

  • 問題解決力が強く、相手の課題に応じた提案ができる
  • 論理的思考力があり、物事を筋道立てて考えられる
  • 長期的な目標に向けて、計画的に行動できる
  • チームでの連携や協力することにストレスを感じにくい
  • 相手の立場やニーズを汲み取る洞察力がある
  • 高いプレッシャーにも冷静に対応できる

論理的思考力や問題解決力がある人は、複数の関係者と調整しながら提案をまとめられるため、法人営業において力を発揮しやすい傾向があります。また法人営業では、取引額が大きくプレッシャーを感じやすい場面も多いため、冷静に対応できる人も向いているでしょう。

個人営業に向いている人

個人営業に向いている人の特徴は、以下の通りです。

  • 人あたりが良く、初対面でも安心感を与えられる
  • チームよりも、個人で主体的に動きたい
  • 顧客へのこまめな連絡やフォローが苦にならない
  • 計画的にスケジュールを管理し、実行できる
  • 自分の成長に意欲的で、改善や挑戦を楽しめる
  • 変化や断られることに対するストレス耐性が高い

たとえば、人あたりの良さや共感力、柔軟な対応力がある人は、個人営業の現場で強みを活かせるでしょう。顧客の気持ちに寄り添いながら粘り強く関係を築ける人も向いています。

しかし、あくまでも一般的な例のため、営業職への向き不向きは自身の性格や適性などを詳しく確認する必要があります。



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簡単な質問に答えるだけで、自分の行動の特徴やストレス要因などがわかります。 たとえば、「コンピテンシー診断(特性診断)」では、法人営業、個人営業の向き不向きに関わる次のコンピテンシー項目の度合いが十段階でわかるのが特徴です。

コンピテンシー項目 評価指標のスコア(高) 評価指標のスコア(低)
人あたり 相手の意見を尊重し、好印象を与えるほうが得意である 相手が受ける印象を気にせず自己主張するほうが得意である
問題解決力 自ら問題を見つけ、その解決に向けて取り組むほうが得意である 問題意識をあまり持たず、目の前の業務に取り組むほうが得意である
プレッシャーへの耐性 プレッシャーやストレスが多い業務のほうが得意である プレッシャーやストレスが少ない業務のほうが得意である
調整力 周囲との調整が必要となる業務のほうが得意である 周囲との調整が少ない業務のほうが得意である
計画性 しっかりと計画を立てて業務を進めるほうが得意である 計画を立てずその場その場で考えて業務を進めるほうが得意である

たとえば、「問題解決力」や「プレッシャーへの耐性」のスコアが高い場合、変化の多い環境下でもクライアントの課題に対して冷静に提案できると考えられます。先ほど解説した特徴から、法人営業が向いていると判断できるでしょう。

一方で、「人あたり」や「調整力」「共感性」のスコアが高い人は、1対1での信頼関係構築や丁寧なヒアリングが求められる個人営業に適性がある可能性があります。

ミイダスでは、入社後に活躍する可能性が高い企業からスカウトを受け取れる機会もあります。無料で利用できますので、転職する際はぜひ活用してみてください。

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法人営業・個人営業に向いていない人の特徴は?

バツサインをする営業職の男性
法人営業・個人営業に向いていない人の特徴をそれぞれまとめました。

法人営業に向いていない人

法人営業に向いていない人の特徴の一例は、以下の通りです。

  • プレッシャーや責任のある場面が苦手
  • 周囲と連携して動くのが苦手
  • 論理的に考え、戦略を立てるのが得意でない
  • 相手の課題やニーズを読み取るのが苦手

個人営業に向いていない人

個人営業に向いていない人の特徴の一例は、以下の通りです。

  • 初対面の相手とスムーズに関係を築くのが苦手
  • 顧客へのこまめな連絡やフォローが負担に感じる 
  • 相手の気持ちや空気を察するのが得意でない
  • 断られることに強いストレスを感じやすい

上記のような傾向がある場合、営業以外の職種で適性を活かせる可能性があります。自己分析しながら、自分に合った働き方を探してみましょう。

法人営業と個人営業、どちらがいい?選び方の3ステップ


ここでは、法人営業と個人営業、どちらを選ぶのか迷ったときの選び方を3ステップで解説します。これからお伝えするステップをふまえて、自分が納得できる営業職を選んでくださいね。

ステップ1:「業界研究」を行う

まずは、業界研究をしっかりと行いましょう。たとえば、「IT業界」と「不動産業界」では扱う商材や営業スタイルだけでなく、求められるスキルや働き方も変わります。 また、現在は好調な業界でも、今後の動向次第で需要が先細りになるケースも考えられるでしょう。

そのため「法人営業か個人営業か」という軸だけでなく、挑戦したいことや興味を持てること、さらに将来性があると感じる業界を見極めて選ぶことが重要です。 現在の状況と将来の動向をふまえて、どの業界の営業職に就けば、長く活躍し続けられるのかを分析しましょう。

【関連記事:転職したい業界が決まらない…決める際のポイントと自己分析を深める方法を解説

ステップ2:仕事への適性を確認

続いて、自分が持つ能力や適性を確認しましょう。法人営業と個人営業、どちらの仕事に適性があるかという視点から転職先を絞り込みます。

また、これまで培ってきた経験やスキルが、どちらと親和性が高いかという観点で考えることも大切です。とはいえ、「自分の適性や強みがわからない」という方もいるのではないでしょうか。

その際は、転職アプリ「ミイダス」の「コンピテンシー診断(特性診断)」がおすすめです。無料で自分の持つ適性や強みを可視化できるため、自己分析の答え合わせをしたり、理解を深めたりすることができます。

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【関連記事:自分に合った仕事とは?やりがいを見つけるための自己分析と仕事選びのポイント

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ステップ3:キャリアアップの機会を確認

業界研究と仕事の適性の確認ができたら、キャリアアップの機会もチェックしましょう。将来どのようなキャリアを築きたいかによって、法人営業と個人営業のどちらが適しているかが変わってくるためです。

たとえば、どちらの営業職でも管理職になる道はありますが、働く目的が「企業の課題解決に貢献したい」のか「個人の悩みに寄り添いたい」のかでは、転職の方向性が異なります。自分のキャリアビジョンに沿った選択をしましょう。

また、転職後に研修制度などサポートの機会があるのか確認することも大切です。未経験で転職する場合は特に、研修やサポートが充実しているかチェックしておくことで、理想のキャリアを実現しやすくなります。

【関連記事:【難しい?】キャリアアップを実現する4つの方法や転職理由のおすすめ例文を解説

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本記事では、法人営業と個人営業の違いについて解説しました。 それぞれ比較して、どちらのほうが転職後に活躍できそうか分析したうえで採用選考に進みましょう。また転職を成功させるには、自分の適性や強みをしっかり把握することが大切です。

自分の適性や強みを客観的な視点で把握するには、転職アプリ「ミイダス」の「コンピテンシー診断(特性診断)」がおすすめです。ストレスを感じやすい状況もわかるので、心地よく働ける転職先探しにも役立ちます。

コンピテンシー診断(特性診断)はミイダスに登録後、無料で診断できます。診断結果を転職活動にぜひ取り入れてみてください。

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