生活するために欠かせない「仕事」。多くの人は学校を卒業後、みずから仕事を見つけて働きます。また、よりよい条件を求めて転職する人もいるでしょう。
では、世の中にはいったいどのような仕事があるのか、ご存知でしょうか?自身の可能性を広げるためにも、さまざまな仕事を知ることは非常に大切です。
本記事では、世の中にある仕事を網羅的に紹介します。自身のキャリアプランに悩んでいる方や、転職を考えている方はぜひ参考にしてください。
世の中には一体いくつの仕事があるのでしょうか。日々新しい仕事が生まれているため、正確な数字を出すことはできませんが、厚生労働省の各業務などで用いられている第5回改定厚生労働省編職業分類|労働政策研究・研修機構(JILPT)には、18,725種類の職業が掲載されています。
かなり細かい分類をしているため膨大な数字になっているものの、世の中にはかなりの数の仕事があることが感覚的にわかるでしょう。
まずは知っている仕事を増やすことから始めましょう。 自分の適性を把握したい方は、ミイダスの可能性診断(コンピテンシー診断)を使ってみるのもひとつの方法です。スマホがあればゲーム感覚でできるので、一度お試しください。
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ここでは、以下10のカテゴリごとに職業を紹介します。
また、ミイダスマガジンでは職種ごとの記事を掲載しています。ぜひあわせてご一読ください。
デザインセンスや創造力が求められるので、流行に敏感な人に適しています。プログラミングの専門知識も必須のため、スクールやWeb講座などで一から学ぶ人も増えているのが特徴です。
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プログラミングに興味がある人や、集中力がある人におすすめです。
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技術的な知識はもちろんのこと、コミュニケーション能力や調整力が求められる職種です。クラウド技術やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展により、需要が高まっているといえます。
クライアントやユーザーのニーズを深く理解し、それに応じた機能や使いやすさを実現することが求められます。
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コードを書く必要があるため、細かい作業やロジックを組み立てることが得意な人に向いているでしょう。最近では単純なプログラミングはAIができるようになっているため、AIを扱えるスキルやAIで作ったコードを整えられる能力などが求められるようになっています。
UX(ユーザーエクスペリエンス)はUIを含んだ言葉で、ユーザーがシステムを使用する際の体験全体を指し、使いやすさや満足度を重視します。心理学やデザイン、テクノロジーの知識を持っている必要があり、人間の行動や感情に関心がある人に向いているでしょう。
統計学や機械学習の知識が必要で、データの扱いが得意な人に向いています。データ量が増え続ける現代において、需要の高い職種といえるでしょう。
リーダーシップや課題解決能力が求められ、責任の大きな役割です。特に複数のチームが関わる大規模プロジェクトでは、スケジュール調整やリスク管理が鍵となります。
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技術的な知識とビジネスの理解が求められる仕事です。 近年、DX支援の需要が高まり、幅広い業界で活躍の場が広がっています。
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また、SEO(検索エンジン最適化)やSNSマーケティングなど、多岐にわたる手法を駆使します。 マーケティングに興味があり、データ解析やトレンドに敏感な人に適した職種です。
デジタル広告の市場が拡大している現在、企業にとっても需要が高い仕事のひとつといえます。
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一般の人たちが使うITサービスを支える重要な職種であり、現代社会に欠かせない存在といえるでしょう。 インフラエンジニアの作業範囲は広く、細かく「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」などの種類に分かれます。
デジタルの重要性が増すなかで、今後も需要の高い職種です。
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歯科医師も臨床に加えられ、歯科材料や治療法の研究に携わることがある仕事です。 近年、予防医療やオンライン診療の重要性が高まっており、患者に寄り添った新しい形の医療提供が求められています。
強い責任感やコミュニケーション能力が必要ですが、そのぶん大きなやりがいを感じられる仕事です。
患者や家族との接点が多いためコミュニケーション能力が重要であり、思いやりや忍耐力も求められます。
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ほかにも、製薬会社や研究機関で働く薬剤師もいます。薬学の知識を活かして人々の健康を守る役割を担っているのです。
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たとえば、診療放射線技師はCTやMRIを使った画像診断を行い、理学療法士はリハビリを通じて患者の運動機能を回復させるのが仕事です。臨床検査技師は、血液や尿などの検査を通じて病気を診断します。
また保健師は主に公務員として働き、住民の健康な生活をサポートします。いずれの職種も専門知識が必要で、医療チームの一員として患者を支える重要な役割を担う職業です。
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特に、認知症ケアやリハビリ支援のスキルが求められる場面が多いです。介護施設のほか、在宅介護や訪問介護で利用者の自宅を訪問することもあります。
高齢化が進むなかで、社会的に需要が高まっている職種のひとつです。
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なお、学校現場で働くことを目指す場合は、栄養士とあわせて栄養教諭の資格も取得するとよいでしょう。
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動物の健康だけでなく、人間社会の安全や福祉にも貢献する重要な仕事です。 動物が好きで、医学や科学に興味のある人に向いています。
ほかにも、あんまマッサージ師、はり師、きゅう師という国家資格もあり、柔道整復師を含めたこれら4種の行為は「医療類似行為」に指定されています。
柔道整復師とほかの資格をあわせて取得することで、治療の幅を広げることが可能です。身体の仕組みや運動に興味があり、人々の健康を支えたいと考えている人に適しています。
直接的な医療行為は行いませんが、疲労回復やストレス軽減を通じて人々の健康をサポートします。
子どもたちの日常生活を支えたり、遊びや学びを通して成長を促したりする重要な役割を担う仕事です。
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大学教員は専門分野の教育や研究活動を通じて知識を深め、社会に還元します。いずれの教員もコミュニケーション能力が重要で、児童や生徒、学生の可能性を引き出す力が求められるでしょう。 教育の多様化や変化が進むなか、柔軟な対応力が必要となる職種です。
教育普及活動として、ワークショップやガイドツアーを企画することもあります。歴史や芸術、科学に興味があり、研究と実務を組み合わせたい人に向いている仕事です。
本の分類や貸し出し、返却の手続きのほかにも、選書や資料探しのサポートも行います。公共図書館で働く場合は地域の読書推進活動や情報リテラシー教育に関わることもあるようです。
電子書籍やオンライン資料の増加でデジタル化への対応力が求められる一方で、地域社会に根付いた役割も重要視されています。
大手の学習塾やカルチャースクールに社員として勤務するほか、自身の経験を活かしてスクールを開業する選択肢もあります。いずれも教える力とともに、生徒のやる気を引き出すコミュニケーション能力が不可欠です。
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「登録日本語教員」という国家資格がありますが、働き方によっては資格がなくても働けます。 また近年では、国内の小中学校で外国にルーツを持つ子どもに日本語を教えるニーズも増えてきています。
共働き家庭の増加に伴い、学童保育指導員の役割は重要になっています。また、特別支援学級や特別支援学校に通う児童を対象とした放課後デイサービスで働く職員の需要も高いです。
子どもと接する機会が多いため、柔軟な対応力や安全意識、子どもの成長を見守る姿勢が求められます。
理系研究者は自然科学や工学、医学などの分野で実験や開発を行い、文系研究者は人文科学や社会科学のテーマに取り組みます。
研究者と現場の橋渡し役を担うこともあります。近年では特に、半導体エンジニアの需要が高まっているといわれています。
人と接することが好きで、スポーツを仕事にしたい人に向いている仕事です。
アニメーターやイラストレーター、声優など、アニメや漫画に関する仕事も文化・芸術関連の仕事のひとつです。また工芸品の職人や植木職、造園業などはなり手が減っており、多くの場所で人材が求められています。
いずれも顧客のニーズを的確に捉え、最適な提案を行うことで、売上向上を目指すのが仕事です。
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デジタルマーケティングの普及により、オンライン広告やSNSを活用するスキルも重要になっています。
業務に関する専門知識や正確な業務処理能力、関係部署との調整能力が求められるでしょう。
経営に関する専門知識と分析力、問題解決能力、クライアントとのコミュニケーション能力が大切です。
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基本的なPC操作やビジネスマナーが身についていれば、特別な資格やスキルがなくても始めやすい仕事です。
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資格取得は困難を極めますが、一般的に給与水準が高いと考えられています。専門知識と資格に加え、高い倫理観と責任感も求められます。
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貿易に関する専門知識や語学力を求められることが多いでしょう。
コンテンツの方向性を決める重要な立場であり、幅広い知識や流行の察知能力、リーダーシップや調整力が必要です。
生成AIの進化が著しい現代では、専門分野への特化やオリジナリティの確保など、独自性がより求められるようになっています。
内容の整合性を確認するため、幅広い分野の知識やミスを見逃さない注意深さが求められます。
技術的なスキルはもちろん、独自の視点で物事を切り取る創造力が必要です。
またメディア・出版業界以外でも、インテリアデザイナーやファッションデザイナーなど、多くの活躍の場があります。デザイン職はクリエイティブな発想力があり、美的感覚を活かしたい人に適しています。
不規則な勤務形態が多いですが、視聴者に感動を届けられると達成感があります。企画力や調整力に自信がある人におすすめです。
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お客様のクレーム対応をすることも多く、忍耐力も必要です。 AIにカスタマーサポートの要を担わせる企業も増えてきているため、カスタマーサポートとして働きたい場合は、人間にしかできない専門性やコミュニケーション力を身につけることが求められます。
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添乗員(ツアーコンダクター)やツアープランナー、また店舗窓口で顧客対応を行うカウンターセールス、企業や学校に出向いて営業を行うアウトセールスのほかに、企画、販促などの仕事もあります。
資格を取得してフリーランス(個人事業主)として働く人もいるようです。ただし、パンデミックや経済不況などのあおりを受けやすい仕事であり、不安定さもあります。
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いずれの仕事も動物が好きなことに加えて、責任感や専門知識などが求められます。
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警察官は犯罪防止や捜査、交通安全を管理し、消防士は火災対応や災害救助に従事します。自衛官は国防や国際平和活動、海上保安官は海上での法執行や救助活動を行います。
いずれも体力や精神力、使命感が必要です。また、警察や消防、自衛隊などで事務職員(事務官)として働く選択肢もあります。 体力面では、事務職員は日常生活を送れるだけの体力があれば問題ありません。
専門職は、国税専門官や労働基準監督官、航空管制官などが当てはまります。また一般職も、幅広い業務業務を担う行政系職員と、科学や農学、建築といった専門的な業務を担う技術系職員の2種類があります。
また都道府県庁や市区役所、町村役場、出先機関で勤務する一般の行政職のほか、警察や公立学校で勤務する警察事務や学校事務もあります。
税務職員は税金の徴収や相談対応、裁判所職員は裁判手続きの運営を支援します。刑務官は受刑者の更生をサポートする役割です。
また、独立行政法人や特殊法人の職員は厳密には公務員ではありませんが、営利ではなく公共性の高い業務を担当するため「準公務員」と呼ばれています。
デザイン力や構造計算のスキルが必要で、建築基準法などの法律知識も求められます。
インフラ整備の需要は今後も先細ることはないうえに、専門技能を身につけられる環境で働けるのが魅力です。
今後も高い需要が見込まれている仕事です。
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運転技術と責任感、正確なスケジュール管理が必要です。今は特に人手不足が指摘されている業界のため、需要は高いといえます。
高度な技術力や語学力が求められますが、旅行や物流に不可欠な業界としてのやりがいがあります。
デジタル社会の基盤を支える仕事であり、今後も高い需要が見込まれるでしょう。
体力や機械操作のスキルが必要です。輸出入の増加に伴い、今後も需要が安定する職業といえます。
林業従事者は、森林の木の伐採や加工、植樹を通じて重要な森林を守るのが役割です。 これまでは家業を継承して始める人が多い傾向がありましたが、新らしくこれらの職種に参入する人も増えています。忍耐力や柔軟性が特に求められる仕事です。
品種改良や肥料・農薬の開発、また経営相談など業務内容は多岐にわたります。持続可能な農業の実現に向けた技術革新が進むなか、今後も注目される職種といえるでしょう。
社会や企業が環境問題に関する責任を求められるなか、需要が高まっている職種です。
工場や施設の排出物管理や、エコシステムの設計を通じて、持続可能な社会の構築を支えます。専門的な工学知識に加え、環境問題への深い理解や関心が求められます。
AI技術が発展している現代、語学力だけでなく、専門分野の知識や文化的な理解、日本語への深い理解も重要です。
発信力やカリスマ性、トレンドへの感度が必要で、企画力やコミュニケーション能力も欠かせません。
挑戦精神と強いリーダーシップが必要です。さまざまなリスクを負うことにもなりますが、金銭的・心理的魅力が多いため起業する人は少なくありません。
社会貢献を感じられるやりがいのある仕事だといえます。
時代ごとに需要のある職業は変化します。特に現代はテクノロジーの急速な発展や少子高齢化・労働人口の減少といった社会構造の変化に伴い、必要とされる仕事がこれまで以上の速度で変化しているのです。
たとえば、以下のような仕事がこれからの時代に需要が高くなってくると予想されます。
上記以外にも、ドローン操縦士や3Dプリンター技術者など、新しいテクノロジーを活用した仕事も増えていくでしょう。
また、グローバル化が加速するなかで、国際的なビジネス感覚を持った人材や、多様な文化背景を持つ人々と円滑にコミュニケーションできる人材が企業からより歓迎されるようになると考えられます。
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ここまでご紹介したように、社会には非常に多くの仕事があり、選択肢は無限大です。 では自分に合った仕事を見つけるには、どうすればいいのでしょうか。その助けとなる方法を紹介します。
仕事内容や必要なスキルまで調べれば、より具体的に考えられますよ。 興味のある分野が見つからない場合は、幅広く情報収集を行うことから始めましょう。
企業の説明会や業界セミナーなどに参加して、どのような仕事があるのかを知ることが第一歩です。 また興味だけではなく、自分の価値観やライフスタイルに合う仕事を基準に選ぶのも効果的な方法です。
学生の方であれば、まず学校のキャリアセンターに相談してみましょう。またハローワークや各自治体もキャリア相談を実施しているほか、民間のキャリアコンサルタントもあります。
客観的な視点から自分の強みや適性を分析してもらうことで、新たな可能性に目を向けられます。また、具体的な履歴書の書き方や面接のコツなど、実践的なサポートも受けられるのもキャリア相談の強みです。
短期的な経験でも、そこで得たスキルや知識は将来に活かせるはずです。
膨大なデータから自分の特徴を客観的に分析してくれるため、参考になりますよ。診断結果を情報収集の糸口にすることもできます。
「自分に合った仕事ってなんだろう?」と悩む方も多いでしょう。転職活動を行うにしても、あまりに多くの仕事のなかからどうやって探せばいいのか迷うのも無理はありません。
そんなときに活用できるのが、ミイダスの可能性診断(コンピテンシー診断)です。可能性診断を受けることで、以下のような内容が把握できます。
自分に合う仕事を探すならば自己分析は欠かせません。ミイダスの可能性診断であれば、決められた質問に答えていくだけで自己分析ができます。
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では、世の中にはいったいどのような仕事があるのか、ご存知でしょうか?自身の可能性を広げるためにも、さまざまな仕事を知ることは非常に大切です。
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「転職を考えているけれど、仕事選びで失敗したくない」
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関連記事:転職できる?適職診断ならミイダスの「コンピテンシー診断」
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世の中にはどんな仕事がある?
世の中には一体いくつの仕事があるのでしょうか。日々新しい仕事が生まれているため、正確な数字を出すことはできませんが、厚生労働省の各業務などで用いられている第5回改定厚生労働省編職業分類|労働政策研究・研修機構(JILPT)には、18,725種類の職業が掲載されています。
かなり細かい分類をしているため膨大な数字になっているものの、世の中にはかなりの数の仕事があることが感覚的にわかるでしょう。
仕事選びの難しさ
自分に合った仕事を選ぶことが難しい理由として「知っている仕事が少ない」「自分の適性がわからない」の2点が挙げられます。 特に学生の場合は、これまでの人生で関わってきた職業や知っている職業は全体のほんの一部なので、選択肢が少ないという問題も生まれてきます。まずは知っている仕事を増やすことから始めましょう。 自分の適性を把握したい方は、ミイダスの可能性診断(コンピテンシー診断)を使ってみるのもひとつの方法です。スマホがあればゲーム感覚でできるので、一度お試しください。
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職業を10のカテゴリ別に紹介
ここでは、以下10のカテゴリごとに職業を紹介します。
- IT・Web業界の仕事
- 医療・福祉業界の仕事
- 教育・研究・文化・スポーツの仕事
- ビジネス・オフィス系の仕事
- メディア・出版系の仕事
- サービス・販売系の仕事
- 公務員・警備・保安の仕事
- 社会インフラ・物流系の仕事
- 自然・環境・第一次産業の仕事
- そのほかの職業
また、ミイダスマガジンでは職種ごとの記事を掲載しています。ぜひあわせてご一読ください。
1. IT・Web業界の仕事
まずはIT・Web業界の仕事について紹介します。この業界は全体的に需要が増しており、注目が集まっています。Webデザイナー
WebデザイナーはWebサイトやアプリの見た目をデザインする仕事です。クライアントとの相談からデザインの考案、プログラム言語などを使用したコーディングまで、仕事内容は多岐にわたります。デザインセンスや創造力が求められるので、流行に敏感な人に適しています。プログラミングの専門知識も必須のため、スクールやWeb講座などで一から学ぶ人も増えているのが特徴です。
【関連記事:未経験からWebデザイナーに転職するならミイダスをご活用ください!】
Webエンジニア
Webエンジニアは、Webサイトやアプリの構築と運用を担当する仕事です。フロントエンド(ユーザーが直接触れる部分)とバックエンド(データ処理やサーバー管理)に別れていることが一般的です。プログラミングに興味がある人や、集中力がある人におすすめです。
【関連記事:Webアプリ開発に転職するならミイダス!未経験でも大丈夫なのか解説 】
システムエンジニア
システムエンジニアは、システムの設計、開発、運用、保守を行う仕事です。顧客の求めるシステムやソフトウェアを開発するのが目的で、顧客と実際にコミュニケーションを取り、基本設計や管理、開発チームとの調整などを担当します。技術的な知識はもちろんのこと、コミュニケーション能力や調整力が求められる職種です。クラウド技術やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展により、需要が高まっているといえます。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアは、特定の業務や目的に対応するソフトウェアやアプリを設計・開発する仕事です。 業務用の管理システムからスマートフォン向けアプリまで、開発するものはさまざまです。クライアントやユーザーのニーズを深く理解し、それに応じた機能や使いやすさを実現することが求められます。
【関連記事:スマホアプリ開発のエンジニアとは?仕事内容や向いている人の特徴を解説】
プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアなどから与えられた仕様書にもとづいて実際にプログラミングを行い、ソフトウェアやアプリを開発します。使用するプログラミング言語はJava、Python、C++など多岐にわたり、プロジェクトごとに異なります。コードを書く必要があるため、細かい作業やロジックを組み立てることが得意な人に向いているでしょう。最近では単純なプログラミングはAIができるようになっているため、AIを扱えるスキルやAIで作ったコードを整えられる能力などが求められるようになっています。
UI/UXデザイナー
UI/UXデザイナーは、サイトやアプリの設計をユーザー(利用者)の目線に立って行う仕事です。UI(ユーザーインターフェース)はボタンやアイコン、レイアウトなど、ユーザーとシステムがやり取りする際の画面や操作部分を指します。UX(ユーザーエクスペリエンス)はUIを含んだ言葉で、ユーザーがシステムを使用する際の体験全体を指し、使いやすさや満足度を重視します。心理学やデザイン、テクノロジーの知識を持っている必要があり、人間の行動や感情に関心がある人に向いているでしょう。
データサイエンティスト
データサイエンティストは大量のデータを分析し、そこから役に立つ情報を導き出す仕事です。主にビジネスにおける意思決定の支援が目的で、データの収集・解析、仮説検証、結果の報告までを行います。統計学や機械学習の知識が必要で、データの扱いが得意な人に向いています。データ量が増え続ける現代において、需要の高い職種といえるでしょう。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体の指揮を執り、進行状況などを管理する職種です。プロジェクトの計画立案から実施、完了までを統括し、関係者との連携を図りながら目標達成を目指します。リーダーシップや課題解決能力が求められ、責任の大きな役割です。特に複数のチームが関わる大規模プロジェクトでは、スケジュール調整やリスク管理が鍵となります。
【関連記事:プロジェクトマネージャーとは?役割や仕事内容、求められるスキルを解説 】
ITコンサルタント
ITコンサルタントはクライアントの課題を解決するために、最適な戦略やシステム導入計画を提案する職種です。 クライアントの現状を分析して課題を探し、解決策を考えて提案します。技術的な知識とビジネスの理解が求められる仕事です。 近年、DX支援の需要が高まり、幅広い業界で活躍の場が広がっています。
【関連記事:ITコンサルタントの仕事内容とは?必要なスキル・転職を成功させる方法 】
Webマーケター
Webマーケターは、インターネットを活用して商品やサービスを効果的に宣伝・販売する仕事です。データをもとにユーザーの行動を分析し、効率的なプロモーション戦略を立案・実行します。また、SEO(検索エンジン最適化)やSNSマーケティングなど、多岐にわたる手法を駆使します。 マーケティングに興味があり、データ解析やトレンドに敏感な人に適した職種です。
デジタル広告の市場が拡大している現在、企業にとっても需要が高い仕事のひとつといえます。
【関連記事:Webマーケターの仕事内容を知ろう!向いている人や未経験から学ぶ方法も紹介 】
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、ネットワークやサーバー、データベースなど、ITシステムの基盤を設計・運用する仕事です。システムが安定稼働するように障害対応や最適化、セキュリティ対策も担います。一般の人たちが使うITサービスを支える重要な職種であり、現代社会に欠かせない存在といえるでしょう。 インフラエンジニアの作業範囲は広く、細かく「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」などの種類に分かれます。
デジタルの重要性が増すなかで、今後も需要の高い職種です。
【関連記事:インフラエンジニアの仕事内容や向いている人・向いていない人の特徴を解説】
【関連記事:「ミイダス」を使ってミイダスに転職したインフラエンジニアに、転職や会社のことを聞いてみた】
2. 医療・福祉業界の仕事
医療・福祉業界は、人々の健康や生活を直接支える重要な分野です。この業界には専門的なスキルを要する職種が多く、チームとして働く機会が多いのも特徴です。医師・歯科医師
医師には医療機関で患者を診療する「臨床医」と、病気の原因解明や新しい治療法の開発を行う「研究医」がいます。両者が連携することで医療の進歩が支えられています。歯科医師も臨床に加えられ、歯科材料や治療法の研究に携わることがある仕事です。 近年、予防医療やオンライン診療の重要性が高まっており、患者に寄り添った新しい形の医療提供が求められています。
強い責任感やコミュニケーション能力が必要ですが、そのぶん大きなやりがいを感じられる仕事です。
看護師
看護師は患者の観察や治療の補助、衛生管理、心のケアまで多岐にわたる業務を担当します。働く場所は病院やクリニックだけでなく、訪問看護や介護施設、企業の健康管理部門などさまざま。患者や家族との接点が多いためコミュニケーション能力が重要であり、思いやりや忍耐力も求められます。
【関連記事:看護師は転職回数が多い?他業種への転職状況は?看護師の転職事情 】
薬剤師
薬剤師は主に調剤薬局やドラッグストア、医療機関で勤務し、医師が処方した薬を正確に調剤して患者に安全な薬を提供する仕事です。患者に薬の効果や副作用について説明し、適切な服薬を指導します。ほかにも、製薬会社や研究機関で働く薬剤師もいます。薬学の知識を活かして人々の健康を守る役割を担っているのです。
【関連記事:薬剤師になるには?資格取得から年収、仕事内容・キャリアまで徹底解説! 】
医療技術者
放射線技師や理学療法士、臨床検査技師、保健師、助産師など、医療業界には多様な専門職があります。これらをまとめて医療技術者と呼びます。たとえば、診療放射線技師はCTやMRIを使った画像診断を行い、理学療法士はリハビリを通じて患者の運動機能を回復させるのが仕事です。臨床検査技師は、血液や尿などの検査を通じて病気を診断します。
また保健師は主に公務員として働き、住民の健康な生活をサポートします。いずれの職種も専門知識が必要で、医療チームの一員として患者を支える重要な役割を担う職業です。
【関連記事:理学療法士になるには?目指すための流れや求められる能力を紹介】
【関連記事:作業療法士とは?仕事内容、給料、資格取得、キャリアパスを解説】
介護福祉士
介護福祉士は、高齢者や障がい者の日常生活を支援する専門職です。身体介護や生活支援だけではなく、心のケアをすることも求められます。特に、認知症ケアやリハビリ支援のスキルが求められる場面が多いです。介護施設のほか、在宅介護や訪問介護で利用者の自宅を訪問することもあります。
高齢化が進むなかで、社会的に需要が高まっている職種のひとつです。
【関連記事:介護福祉士になるには?実務経験の積み方や未経験でのルートも解説 】
栄養士
栄養士は、病院や学校給食の現場、福祉施設などで働き、献立の作成や栄養指導を担当します。上位資格の管理栄養士資格を取得することで、さらに高度な専門性が求められる役割に就くことも可能です。なお、学校現場で働くことを目指す場合は、栄養士とあわせて栄養教諭の資格も取得するとよいでしょう。
【関連記事:栄養士の仕事とは?求められる職場や給与・キャリア・なり方などを解説】
獣医師
動物の診断や治療を行う獣医師は、動物病院などでペットの健康管理を行うだけでなく、家畜の健康を支える産業動物診療も行います。 公衆衛生の分野では、食品(牛肉や豚肉など)の安全性を確保する役割も担っています。動物の健康だけでなく、人間社会の安全や福祉にも貢献する重要な仕事です。 動物が好きで、医学や科学に興味のある人に向いています。
柔道整復師
柔道整復師は骨折や捻挫、脱臼などの治療を非手術的に行う国家資格職です。接骨院や整骨院、病院、診療所、介護関連事業所、スポーツジムなどで働き、スポーツ選手や高齢者など幅広い患者の治療を担当します。ほかにも、あんまマッサージ師、はり師、きゅう師という国家資格もあり、柔道整復師を含めたこれら4種の行為は「医療類似行為」に指定されています。
柔道整復師とほかの資格をあわせて取得することで、治療の幅を広げることが可能です。身体の仕組みや運動に興味があり、人々の健康を支えたいと考えている人に適しています。
リラクゼーション
リラクゼーションに関わる仕事は、心身のリフレッシュや癒やしを提供する職種です。マッサージセラピストやリフレクソロジストが代表的で、リラクゼーションサロンやスパ、ホテル内の施設で働くことが多いでしょう。直接的な医療行為は行いませんが、疲労回復やストレス軽減を通じて人々の健康をサポートします。
3. 教育・研究・文化・スポーツの仕事
続いて教育や研究、文化、スポーツに関連する仕事を紹介します。学生の方にとっては身近な教師のほかにも、さまざまな仕事があります。保育士、幼稚園教諭
保育士と幼稚園教諭は、幼児期の子どもたちの成長をサポートする仕事です。保育士は主に保育園や認定こども園で、幼稚園教諭は幼稚園や認定こども園で保育や教育活動を行います。子どもたちの日常生活を支えたり、遊びや学びを通して成長を促したりする重要な役割を担う仕事です。
【関連記事:保育士の仕事内容は?やりがいや保育士になるためのステップを解説 】
教員(小学校、中学校、高等学校、大学)
教員は子どもから大人まで、さまざまな年齢層に学びを提供する仕事です。小中高の教員は学校教育の中心を担い、学力向上だけでなく生徒の人格形成にも関わります。大学教員は専門分野の教育や研究活動を通じて知識を深め、社会に還元します。いずれの教員もコミュニケーション能力が重要で、児童や生徒、学生の可能性を引き出す力が求められるでしょう。 教育の多様化や変化が進むなか、柔軟な対応力が必要となる職種です。
学芸員
学芸員は、博物館や美術館、科学館、植物園などでさまざまな資料の管理や収集、展示、研究を行う専門職です。収集物の保存状態を保つだけでなく、展示企画や解説を通じて訪問者の理解を深める役割も担います。教育普及活動として、ワークショップやガイドツアーを企画することもあります。歴史や芸術、科学に興味があり、研究と実務を組み合わせたい人に向いている仕事です。
司書
司書は、図書館の運営を担う専門職です。活躍の場は幅広く、公共図書館から小中高校の図書館、大学図書館、専門図書館までさまざま。本の分類や貸し出し、返却の手続きのほかにも、選書や資料探しのサポートも行います。公共図書館で働く場合は地域の読書推進活動や情報リテラシー教育に関わることもあるようです。
電子書籍やオンライン資料の増加でデジタル化への対応力が求められる一方で、地域社会に根付いた役割も重要視されています。
塾講師・習い事講師
塾や各種習い事の講師も、教育分野の一角を担う職業のひとつです。習い事の場合、生徒は子どもから大人まで幅広い年齢層が対象になります。大手の学習塾やカルチャースクールに社員として勤務するほか、自身の経験を活かしてスクールを開業する選択肢もあります。いずれも教える力とともに、生徒のやる気を引き出すコミュニケーション能力が不可欠です。
【関連記事:インストラクター・講師の仕事の種類は?なり方・仕事の見つけ方 】
日本語教師
日本語教師は、国内外で日本語を母語としない人々に日本語を教える仕事です。働く場は国内の日本語学校や大学の語学センター、地域の日本語教室、海外の日本語学校や大学、家庭教師などさまざま。「登録日本語教員」という国家資格がありますが、働き方によっては資格がなくても働けます。 また近年では、国内の小中学校で外国にルーツを持つ子どもに日本語を教えるニーズも増えてきています。
学童保育指導員
学童保育指導員は、放課後の子どもたちの生活を支える仕事です。主に小学生を対象に、宿題のサポートや遊びの提供、安全管理を行います。共働き家庭の増加に伴い、学童保育指導員の役割は重要になっています。また、特別支援学級や特別支援学校に通う児童を対象とした放課後デイサービスで働く職員の需要も高いです。
子どもと接する機会が多いため、柔軟な対応力や安全意識、子どもの成長を見守る姿勢が求められます。
研究者(理系、文系)
研究者は、新たな知識や技術を生み出す専門職です。大学や研究機関、企業で働き、学会発表や論文執筆を通じて成果を共有します。理系研究者は自然科学や工学、医学などの分野で実験や開発を行い、文系研究者は人文科学や社会科学のテーマに取り組みます。
開発技術者
開発技術者は新製品や新技術を生み出すエンジニアリングの専門家です。活躍の場は食品から自動車、IT製品、化学製品など幅広いのが特徴。研究者と現場の橋渡し役を担うこともあります。近年では特に、半導体エンジニアの需要が高まっているといわれています。
スポーツトレーナー・インストラクター
スポーツトレーナーはプロや学生選手の体力づくりや怪我の予防、競技技術を担当します。インストラクターはジムやフィットネス施設で一般の人々に運動を指導します。人と接することが好きで、スポーツを仕事にしたい人に向いている仕事です。
文化・芸術関連
音楽や美術などの文化芸術分野には、創作者や表現者であるアーティストのほかにも、プロデューサーやディレクター、またその助手など、さまざまな職業があります。アニメーターやイラストレーター、声優など、アニメや漫画に関する仕事も文化・芸術関連の仕事のひとつです。また工芸品の職人や植木職、造園業などはなり手が減っており、多くの場所で人材が求められています。
4.ビジネス・オフィス系の仕事
このカテゴリでは、さまざまな業種で広く見られるオフィス系の仕事や、メーカー、金融などの業種について紹介します。営業職
営業職は、メーカーなどで自社の商品やサービスを顧客に販売する仕事です。顧客は法人の場合と個人の場合があります。 また、一般的にイメージされやすい新規開拓営業のほかに、既存顧客のフォローや継続発注獲得を行う営業もあります。いずれも顧客のニーズを的確に捉え、最適な提案を行うことで、売上向上を目指すのが仕事です。
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マーケティング・商品開発
市場調査や顧客分析にもとづいて、新商品やサービスの企画・開発、販売戦略の立案などを行う職種です。市場動向を把握する分析力と、消費者ニーズを捉える洞察力、新しいアイデアを生み出す発想力が必要です。デジタルマーケティングの普及により、オンライン広告やSNSを活用するスキルも重要になっています。
管理部門職
どんな業種の企業にも、総務、人事、経理、法務などの管理業務を担当する職種があります。地味な作業をする仕事だと思われがちですが、社内の業務を進めるために重要な役割を担っています。業務に関する専門知識や正確な業務処理能力、関係部署との調整能力が求められるでしょう。
経営コンサルタント
さまざまな企業の経営課題を分析し、解決策を提案する仕事です。経営戦略を決めたり業務改善、組織改革などを行ったりします。経営に関する専門知識と分析力、問題解決能力、クライアントとのコミュニケーション能力が大切です。
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銀行員・証券会社員
銀行や証券会社の社員は、主に顧客と接する営業職と、それ以外の内部管理職に分かれます。金融や経済に関する専門知識や顧客ニーズに応じた提案力、コミュニケーション能力がある人におすすめです。一般事務
一般事務は電話応対や来客対応、書類作成、データ入力など、オフィス内のさまざまな業務を行います。一般事務から企業に入り、専門的にやりたい業種や職種を見つけてその世界に入っていくというケースもあります。基本的なPC操作やビジネスマナーが身についていれば、特別な資格やスキルがなくても始めやすい仕事です。
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法律や会計の専門職
弁護士や会計士、税理士、司法書士などいわゆる「士業」と呼ばれる仕事は、専門的な知識と資格を活かせる仕事です。資格取得は困難を極めますが、一般的に給与水準が高いと考えられています。専門知識と資格に加え、高い倫理観と責任感も求められます。
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貿易関係職
貿易関係職は、商社などで輸出入に関する業務を行います。仕事内容は幅広く、海外企業との取引や通関手続き、貿易に関する書類作成など多岐にわたります。貿易に関する専門知識や語学力を求められることが多いでしょう。
5.メディア・出版系の仕事
マスコミを含むメディアや出版社の仕事は、多くの人に情報を届ける大切な仕事です。そのなかでも主要な職種を紹介します。編集者
編集者は、書籍や雑誌、Webメディアなどの制作を指揮する役割を担います。企画立案、執筆者の選定、原稿のチェックなど幅広い業務を担当します。コンテンツの方向性を決める重要な立場であり、幅広い知識や流行の察知能力、リーダーシップや調整力が必要です。
ライター
雑誌やWebコンテンツ、企業広告などの文章を執筆するライターも、メディア系の仕事のひとつです。正確な情報収集と読者に伝わりやすい表現力が求められます。生成AIの進化が著しい現代では、専門分野への特化やオリジナリティの確保など、独自性がより求められるようになっています。
校正・校閲者
校正・校閲者は各メディアや出版社で、原稿の誤字脱字や文法ミスを発見し、正確な文章に仕上げる仕事です。近年、小説やドラマでも話題になりました。内容の整合性を確認するため、幅広い分野の知識やミスを見逃さない注意深さが求められます。
カメラマン・映像クリエイター
写真や映像を撮影・編集するカメラマンやクリエイターは、動画投稿サイトの発展でより需要が増している仕事です。 活躍できる分野は報道から娯楽系のメディア、広告までさまざま。技術的なスキルはもちろん、独自の視点で物事を切り取る創造力が必要です。
デザイン職
デザイン職とひと口にいっても、グラフィックデザイナーやCGデザイナー、イラストレーターなどさまざまです。メディア・出版系では、書籍や雑誌のレイアウト、広告のビジュアル制作、Webデザインなどを手掛けることが多いでしょう。またメディア・出版業界以外でも、インテリアデザイナーやファッションデザイナーなど、多くの活躍の場があります。デザイン職はクリエイティブな発想力があり、美的感覚を活かしたい人に適しています。
テレビ・ラジオの番組制作
テレビやラジオ番組の制作スタッフは、企画立案、台本作成、演出など、番組制作のすべてを管理します。放送の裏側を支える縁の下の力持ちであり、チームでの連携が求められる職種です。不規則な勤務形態が多いですが、視聴者に感動を届けられると達成感があります。企画力や調整力に自信がある人におすすめです。
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6.サービス・販売系の仕事
人を喜ばせたり、人と接したりすることが好きな人には、サービス業や飲食業、販売系の仕事もおすすめです。販売員・飲食業
ショップの販売員や飲食店のスタッフは、サービス業の代表的な仕事のひとつです。こなす業務はお客様から見える仕事のほかに、企画や発注、店舗運営など裏方の仕事などさまざまです。【関連記事:飲食業界・小売業界への転職で気になる「残業・労働時間」の現状を調査】
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、顧客からの問い合わせやトラブル対応を行う職種です。電話やメール、チャット対応が中心で、商品の使い方説明や問題解決などのサポートを行います。お客様のクレーム対応をすることも多く、忍耐力も必要です。 AIにカスタマーサポートの要を担わせる企業も増えてきているため、カスタマーサポートとして働きたい場合は、人間にしかできない専門性やコミュニケーション力を身につけることが求められます。
【関連記事:カスタマーサポートの仕事内容とは?魅力や向いている人・向いていない人の特徴を解説】
ホテルスタッフ
ホテルに関する仕事はフロント業務、客室清掃、コンシェルジュなど多岐にわたります。ホテルとひと口にいってもバックパッカー向けの宿から高級ホテルまであるため、職場や客に合わせた接客が求められます。旅行業者社員
旅行業者社員は主に、旅行プランの企画や販売、ツアー運営などを行います。添乗員(ツアーコンダクター)やツアープランナー、また店舗窓口で顧客対応を行うカウンターセールス、企業や学校に出向いて営業を行うアウトセールスのほかに、企画、販促などの仕事もあります。
観光ガイド
旅行会社のツアーコンダクターも観光ガイドの一種ですが、そのほかにも地域の観光ガイドとして来訪者を案内する働き方もあります。活躍の場は、日本だけでなく海外も含まれます。資格を取得してフリーランス(個人事業主)として働く人もいるようです。ただし、パンデミックや経済不況などのあおりを受けやすい仕事であり、不安定さもあります。
理美容・エステ・ネイル
理容師や美容師、エステティシャン、ネイリストは、専門技術を活かして顧客の要望に応える仕事です。 サロンに就職したあと、経験を積んでフリーランスとして独立したり、モデルや芸能人のスタイリストになったりすることもあります。【関連記事:ミイダスで探せる美容関連の仕事や活用する7つのメリットを紹介】
ペット・動物関連
ペット関連の仕事には、ペットショップのスタッフやトリマー、動物病院のアシスタントなどが挙げられます。ほかにも犬のトレーナーや盲導犬・警察犬訓練士、ブリーダー、飼育員など、動物に関わる仕事はさまざま。いずれの仕事も動物が好きなことに加えて、責任感や専門知識などが求められます。
7.公務員・警備・保安の仕事
公務員とひと口にいっても、その形態は多岐にわたります。ここではそれらの仕事をまとめて紹介します。【関連記事:公務員への転職は現実的?適性や転職する方法を解説】
警察官・消防士・自衛官・海上保安官
これらの職業は、人々の安全や命を守る使命を担います。警察官は犯罪防止や捜査、交通安全を管理し、消防士は火災対応や災害救助に従事します。自衛官は国防や国際平和活動、海上保安官は海上での法執行や救助活動を行います。
いずれも体力や精神力、使命感が必要です。また、警察や消防、自衛隊などで事務職員(事務官)として働く選択肢もあります。 体力面では、事務職員は日常生活を送れるだけの体力があれば問題ありません。
国家公務員(外交官含む)
国家公務員は省庁(行政)や裁判所(司法)、国会(立法)などで従事する公務員です。いわゆる「キャリア官僚」と呼ばれる国家総合職、国家一般職、国家専門職の3つに分類可能。専門職は、国税専門官や労働基準監督官、航空管制官などが当てはまります。また一般職も、幅広い業務業務を担う行政系職員と、科学や農学、建築といった専門的な業務を担う技術系職員の2種類があります。
地方自治体の職員
地方公務員は、都道府県や市区町村の職員です。行政に関わる業務全般を担当する「行政職」や「事務職」のほかに、専門的な知識や経験を活かせる「技術職」や「専門職」などもあります。また都道府県庁や市区役所、町村役場、出先機関で勤務する一般の行政職のほか、警察や公立学校で勤務する警察事務や学校事務もあります。
そのほかの公務員(税務職員、裁判所職員、刑務官など)
税務職員や裁判所職員、刑務所で働く刑務官も公務員の一種です。税務職員は税金の徴収や相談対応、裁判所職員は裁判手続きの運営を支援します。刑務官は受刑者の更生をサポートする役割です。
また、独立行政法人や特殊法人の職員は厳密には公務員ではありませんが、営利ではなく公共性の高い業務を担当するため「準公務員」と呼ばれています。
警備員
警備員も、公共の安全に貢献する重要な職種です。巡回警備や施設警備のほかにも、交通誘導や貴重品運搬、身辺警備、空港保安などさまざまな種類があります。8.社会インフラ・運輸・物流系の仕事
社会インフラや運輸、物流に関する仕事は、人々の生活や経済活動を支える重要な役割を担っています。それぞれの仕事について見ていきましょう。建築士
建築士は、建物の設計や工事監理を行う専門職で、国家資格が必要な職業です。住宅や商業施設、公共施設などさまざまな建築物を手掛けます。デザイン力や構造計算のスキルが必要で、建築基準法などの法律知識も求められます。
土木作業員・建設労働者
住宅から道路、橋、トンネル、ダムまでさまざまな現場で働く土木作業員や建設労働者は、体力やチームワークが求められる職種で、地域社会の基盤を築く重要な役割を担います。インフラ整備の需要は今後も先細ることはないうえに、専門技能を身につけられる環境で働けるのが魅力です。
電気工事士
電気工事士は、電気設備の設置や修理、保守点検を行う技術職です。 専門資格が必要で、安全性を確保しながら電気の安定供給を支えます。今後も高い需要が見込まれている仕事です。
【関連記事:電気工事士に転職するには?有利な資格や転職先・成功のポイント】
物流ドライバー・配送スタッフ
物流ドライバーや配送スタッフは、いずれも自動車を運転してモノを運ぶ仕事ですが、長距離輸送や地域内配送など、担当範囲によってさまざまな業務内容があります。運転技術と責任感、正確なスケジュール管理が必要です。今は特に人手不足が指摘されている業界のため、需要は高いといえます。
鉄道運転士・バス運転手
鉄道運転士やバス運転手は人気のある職種ですが、こちらも人手不足が課題となっています。いずれも安全性が最優先される職種で、冷静な判断力と責任感が重要です。航空業界
航空業界には、パイロット、航空整備士、空港スタッフなど多様な職種があります。国内外の空の移動を支える仕事で、専門性が高いのが特徴です。高度な技術力や語学力が求められますが、旅行や物流に不可欠な業界としてのやりがいがあります。
物流・倉庫管理
物流企画・物流管理は、物資の輸送や保管を最適化するための計画を立てたり、運営を行ったりする仕事です。効率化やコスト削減や納期短縮を目指し、データ分析や業務プロセスの改善などを担当します。通信インフラ技術者
通信インフラ技術者は、インターネットや電話回線などの通信設備を設置・保守する仕事です。ネットワーク技術の知識が求められます。デジタル社会の基盤を支える仕事であり、今後も高い需要が見込まれるでしょう。
港湾作業員
港湾作業員は、港で貨物の積み下ろしや管理を行う職種です。クレーンやフォークリフトを扱い、大型船からの貨物の運搬を効率的に行います。体力や機械操作のスキルが必要です。輸出入の増加に伴い、今後も需要が安定する職業といえます。
9.自然・環境・第一次産業の仕事
食糧生産や自然環境の保全などの仕事は需要が高く、多くの人の役に立っていることを実感できる仕事でもあります。農林水産・畜産業従事者
農業や漁業、畜産業の従事者は、食糧生産の最前線で活躍します。近年ではICTを活用した「スマート農業」などが注目され、効率的で持続可能な生産方法への移行が進んでいます。林業従事者は、森林の木の伐採や加工、植樹を通じて重要な森林を守るのが役割です。 これまでは家業を継承して始める人が多い傾向がありましたが、新らしくこれらの職種に参入する人も増えています。忍耐力や柔軟性が特に求められる仕事です。
農業技術者
農業技術者は、農作物の生産、流通の効率化を目指し、研究や開発を行います。農家を支援する専門家です。品種改良や肥料・農薬の開発、また経営相談など業務内容は多岐にわたります。持続可能な農業の実現に向けた技術革新が進むなか、今後も注目される職種といえるでしょう。
環境コンサルタント
環境コンサルタントは、企業や官公庁を対象に、環境保全や持続可能な開発などについて提案する仕事です。環境影響評価や温室効果ガス削減計画の立案、廃棄物管理などを行います。社会や企業が環境問題に関する責任を求められるなか、需要が高まっている職種です。
環境エンジニア
環境エンジニアはエンジニアのなかでも特に、環境保全や公害削減に関する技術や機器を開発する仕事です。工場や施設の排出物管理や、エコシステムの設計を通じて、持続可能な社会の構築を支えます。専門的な工学知識に加え、環境問題への深い理解や関心が求められます。
10.そのほかの職業
上記で紹介した9つのカテゴリーに分類できない職業をご紹介します。通訳・翻訳
通訳や翻訳はいずれも異なる言語間のコミュニケーションを橋渡しする仕事です。通訳はリアルタイムで会話を訳し、翻訳は文章を他言語に訳します。AI技術が発展している現代、語学力だけでなく、専門分野の知識や文化的な理解、日本語への深い理解も重要です。
インフルエンサー
インフルエンサーは、SNSや動画配信サイトなどで情報を発信する仕事です。「企業案件」として商品やサービスを紹介することで広告収入を得るほか、自身のブランドを立ち上げて売り上げを作る人もいます。発信力やカリスマ性、トレンドへの感度が必要で、企画力やコミュニケーション能力も欠かせません。
起業
自身で新しく事業を立ち上げる「起業」も、職業選択の際の選択肢のひとつです。起業する際は、事業内容の考案や資金調達、メンバー集めなどからスタートします。挑戦精神と強いリーダーシップが必要です。さまざまなリスクを負うことにもなりますが、金銭的・心理的魅力が多いため起業する人は少なくありません。
自然保護団体スタッフ
野生動物の保護、森林の再生、環境教育の推進などに携わる仕事です。現地でのフィールドワークから、寄付集めや広報活動まで、その業務はさまざまです。社会貢献を感じられるやりがいのある仕事だといえます。
これからの時代に求められる仕事一覧
時代ごとに需要のある職業は変化します。特に現代はテクノロジーの急速な発展や少子高齢化・労働人口の減少といった社会構造の変化に伴い、必要とされる仕事がこれまで以上の速度で変化しているのです。
たとえば、以下のような仕事がこれからの時代に需要が高くなってくると予想されます。
- AIエンジニア
- データサイエンティスト
- IoTエンジニア
- 再生可能エネルギー関連の技術者
- 環境コンサルタント
- 介護のスペシャリスト
- オンライン教育の専門家
- サイバーセキュリティの専門家 など
上記以外にも、ドローン操縦士や3Dプリンター技術者など、新しいテクノロジーを活用した仕事も増えていくでしょう。
また、グローバル化が加速するなかで、国際的なビジネス感覚を持った人材や、多様な文化背景を持つ人々と円滑にコミュニケーションできる人材が企業からより歓迎されるようになると考えられます。
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自分に合った仕事を見つける方法
ここまでご紹介したように、社会には非常に多くの仕事があり、選択肢は無限大です。 では自分に合った仕事を見つけるには、どうすればいいのでしょうか。その助けとなる方法を紹介します。
- 興味のある分野から探す
- キャリア相談を活用する
- 経験を積む
- 職務適性を診断する
興味のある分野から探す
興味のある分野がある人は、それを活かせる仕事を探してみましょう。まずは関連する職業や業界をリストアップすると、情報を可視化できて仕事を見つけやすくなります。仕事内容や必要なスキルまで調べれば、より具体的に考えられますよ。 興味のある分野が見つからない場合は、幅広く情報収集を行うことから始めましょう。
企業の説明会や業界セミナーなどに参加して、どのような仕事があるのかを知ることが第一歩です。 また興味だけではなく、自分の価値観やライフスタイルに合う仕事を基準に選ぶのも効果的な方法です。
キャリア相談を活用する
専門家からのアドバイスを得るために、キャリア相談を利用するのもおすすめです。学生の方であれば、まず学校のキャリアセンターに相談してみましょう。またハローワークや各自治体もキャリア相談を実施しているほか、民間のキャリアコンサルタントもあります。
客観的な視点から自分の強みや適性を分析してもらうことで、新たな可能性に目を向けられます。また、具体的な履歴書の書き方や面接のコツなど、実践的なサポートも受けられるのもキャリア相談の強みです。
経験を積む
実際に仕事を経験することで、自分に合う職種を見極められるほか、さまざまな仕事を知ることができます。 アルバイトやインターンシップ、ボランティア活動などを通じて、社会経験を積んでみましょう。短期的な経験でも、そこで得たスキルや知識は将来に活かせるはずです。
職務適性を診断する
適性診断ツールを利用して、自分に合った職種を見つける方法もおすすめです。インターネット上には無料で利用できる診断サービスが多くあり、性格やスキル、経験、価値観にもとづいた結果を提供してくれます。膨大なデータから自分の特徴を客観的に分析してくれるため、参考になりますよ。診断結果を情報収集の糸口にすることもできます。
職務適性を把握するなら、ミイダスの可能性診断
「自分に合った仕事ってなんだろう?」と悩む方も多いでしょう。転職活動を行うにしても、あまりに多くの仕事のなかからどうやって探せばいいのか迷うのも無理はありません。
そんなときに活用できるのが、ミイダスの可能性診断(コンピテンシー診断)です。可能性診断を受けることで、以下のような内容が把握できます。
- パーソナリティの特徴
- 職務適性
- マネジメント資質
- 職務に必要な能力
- ストレス耐性
- 上司・部下との相性 など
自分に合う仕事を探すならば自己分析は欠かせません。ミイダスの可能性診断であれば、決められた質問に答えていくだけで自己分析ができます。
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