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目次
  1. 事務職の志望動機でアピールすべき3つの要素
  2. 志望動機で「長く働きたい」というアピールはアリ?
  3. 企業が志望動機からチェックしている部分とは?
  4. 効果的な志望動機には、事務職の仕事と求められるスキルの理解が必要
  5. 主な事務職の種類と仕事内容
  6. 事務職に求められる能力・スキルの一例
  7. 事務職に向いている人・向いていない人の特徴とは?
  8. 事務職の志望動機の例文【職種別に紹介】
  9. 面接を突破する!意欲や魅力が伝わる事務職の志望動機を考えるコツ
  10. 事務の志望動機で伝えるのはNG!避けるべき内容
  11. 事務職の志望動機で差をつけるには、仕事内容の理解と自己分析がカギ!
「事務職の志望動機、何を書けばいいかわからない」
「未経験から事務職を希望しているけど、どのようにアピールすればいい?」

事務職の求人に応募するにあたって、このように悩む方は多いかもしれません。 効果的な志望動機を考えることは、採用選考を突破するために重要です。また、応募する企業の事務職の特徴を理解して、自分の強みをアピールする必要があります。

本記事では、ライバルと差をつける事務職の志望動機の書き方と例文、事務職の職種別の特徴を詳しく紹介します。 また、説得力のある志望動機や面接の回答を考えるには、自己分析が欠かせません。

転職アプリ「ミイダス」の「可能性診断(コンピテンシー診断)」を利用すれば、自分の資質や適性が明らかになるため、差別化する回答を考えるためのヒントになるでしょう。 さらに、ミイダスでは事務職の求人も多数あります。適職診断の結果をもとに、あなたにピッタリの企業からスカウトが受け取れるのが魅力です。

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事務職の志望動機でアピールすべき3つの要素


採用担当者に好印象を与え、書類選考や面接を突破するには志望動機の内容が重要です。まずは、事務職の志望動機に含めるべき要素を紹介します。

  • 事務職に役立つ「経験・スキル・資格」
  • その企業の事務職でなければならない「具体的な理由」
  • 入社後に「貢献できること・したいこと」

事務職に役立つ「経験・スキル・資格」

事務職に役立つ経験やスキルがある場合、大きなアピールポイントになるため志望動機に含めましょう。「なぜ応募したのか?」が自然に伝わるため、志望動機の説得力も増します。

▼志望動機に伝えるべき経験やスキルの例

  • 事務職の業務経験
  • 専門の事務職に役立つ資格(簿記や医療事務の資格など)
  • パソコンのスキル(ExcelやWordなど)

過去に事務員の経験がある場合、どのような業務を行い、どんな成果を上げたのかを具体的に伝えることが大切です。

また、ExcelやWordなどのパソコンスキルや簿記の資格など、応募する事務職に役立つスキルや資格を志望動機に含めます。入社後に事務業務をスムーズにこなせる印象を与えられ、即戦力であることをアピールできます。

その企業の事務職でなければならない「具体的な理由」

一般的に人気職と言われる事務職のため、雇用条件が良い場合は応募者が殺到することが考えられます。その際「なぜ、うちの会社の事務職に応募したのか?」が具体的に伝わることで、熱意が伝わりライバルと差別化できるのです。

例えば、環境を重視している企業に応募する場合「大学で環境科学を専攻していたことから、御社の〇〇技術に関心があります」など、事業への関心を志望動機にひと言含めるのもよいでしょう。 まずは応募する企業の事業内容を詳しく調べ、自分の経験や価値観、将来の目標などと一致する部分を探してみることが大切です。

入社後に「貢献できること・したいこと」

入社後に「貢献できること・したいこと」を含めることも重要です。自分が入社することでどのように貢献したいのかを志望動機で伝えることで、前向きな姿勢や意欲を示せます。

例えば、リーダーとして業務の生産性を高めた事例や、メンバーとのコミュニケーションを促進した方法など。成果を上げた経験を伝えて、業務に貢献できることをアピールします。

「事務職は未経験なので貢献できることのイメージが浮かばない」という方は、以下の記事が参考になるでしょう。

【関連記事:異業種転職の志望動機を考えるには?例文や評価ポイントを解説

志望動機で「長く働きたい」というアピールはアリ?


「長く働きたい」という志望動機は、企業に対してポジティブな印象を与える要素になります。ただし、それだけでは説得力に欠けるため、「なぜその企業で長く働きたいのか」を具体的に説明することが重要です。

たとえば、企業の理念やビジョンに共感している、安定した環境で専門性を高めたい、キャリアを通じて企業と共に成長したい、など具体的な理由を加えると良いでしょう。

また、「長く働きたい」意欲を裏付けるエピソードや、自身のスキルや経験が企業にどう貢献できるのかも盛り込むと説得力が増します。

結論として「長く働きたい」という意欲をアピールするのはアリですが、その理由や背景を明確にし、企業への貢献意欲を具体的に伝えることで効果的な志望動機になるでしょう。

企業が志望動機からチェックしている部分とは?


志望動機は、企業が応募者の適性や意欲を見極めるための重要な判断材料です。応募者の考え方や価値観、企業との相性がわかるため、書き方次第で採用に大きく影響します。

以下の4つの観点が特に重視されるので、ぜひ確認しておいてください。

応募者の入社意欲の高さ

志望動機では、企業や職種への具体的な興味や熱意を伝えることが重要です。曖昧な表現ではなく、企業の理念や特徴を踏まえた具体的な理由を述べることで、入社への本気度をアピールできます。

特に「なぜ他社ではなくこの企業なのか」を明確に示すことがポイントです。企業の独自性や事業内容、ビジョンへの共感を具体例とともに記載し、自分のスキルや経験をどう活かせるかを合わせて伝えることで、説得力のある志望動機が作成できるでしょう。

事業内容や業務内容について理解しているか

志望動機には、企業や職種への具体的な興味や熱意を明確に示すことが求められます。曖昧な表現ではなく、企業の理念や特徴、独自性に基づいた具体的な理由を盛り込むことで入社への本気度が伝わります。

「その企業を志望する理由」を具体的に説明することで、他の応募者との差別化が図れるでしょう。また、企業や職種の魅力に加え、自分がその企業でどのように貢献できるかを合わせてアピールすると、説得力のある志望動機となります。

自社で長く働いてくれるか

採用後に長期的な貢献が期待できるかは、企業が応募者に期待するポイントです。特に転職回数が多い場合や短期間での離職が続いている場合、志望動機でその懸念を払拭することが求められます。

「企業の成長と共に自分もキャリアを築きたい」という意欲を明確に示し、将来に向けた具体的なビジョンを伝えることで、安心感を与えられます。「安定したキャリアをその企業で実現したい」という意思をしっかりアピールすることで、長期的な活躍への期待を高めることが可能です。

強みを活かして活躍してくれるか

志望動機は自身のスキルや経験を活かし、企業にどのように貢献できるかをアピールする重要な場です。「即戦力」として活躍できる理由を具体的に伝えることで、採用される可能性を高められます。

実績を盛り込み、自分の強みが企業の課題解決や成長にどう役立つかを示すことが効果的です。強みを活かせることを説明すると説得力が増し、企業にとって「必要な人材」であると印象付けられます。

効果的な志望動機には、事務職の仕事と求められるスキルの理解が必要

応募する企業に最適な事務職の志望動機を考えるには、企業研究に加えて「事務職の業務内容と求められるスキルの理解」が欠かせません。 「事務職」とひと言で言っても、経理事務や営業事務などの職種があり、求められるスキルが異なるからです。

各業務で具体的に求められるスキルや知識を把握することで、事務職が未経験であっても説得力があり、入社意欲が伝わる志望動機を考えやすくなります。 次の章では、事務職の種類と仕事内容を詳しく解説します。

また、志望動機の書き方のポイントや書類選考を通過するためのコツを以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

【関連記事:転職理由と志望動機の違いとは?一貫性を持たせる方法や例文を紹介!
【関連記事:転職は書類選考でほぼ内定が決まる?真相や通過率を高めるコツを紹介

主な事務職の種類と仕事内容


事務職に最適な志望動機を考えやすくするために、主な事務職の種類と一般的な仕事内容を紹介します。今回紹介するのは以下の職種です。

  • 一般事務
  • 経理事務
  • 営業事務
  • 医療事務

応募する企業によって細かな業務は異なりますが、大まかな仕事内容を知ることで、職種別に求められる事務の知識やスキルなどがイメージできるでしょう。

一般事務

一般事務は、主にオフィス内の基本的な事務処理を行います。社内の業務が円滑に進むように、サポートする役割を担います。

▼主な業務内容の例

  • 書類の整理や管理
  • データ入力
  • 郵便物の確認や仕分け
  • 電話対応
  • 受付・来客対応
  • 備品の管理 伝票発行 など

一般事務に必要なスキルは、基本的なパソコン操作(Word、Excel)やコミュニケーション能力、丁寧で細かい作業をこなすスキルなどが挙げられます。業種にもよりますが、高い専門性を必要としない業務が多いことから、未経験からチャレンジしやすい職種とも言えるでしょう。

経理事務

経理事務は、主に企業のお金に関する事務処理をする仕事です。現金の出納・管理や経費精算、決算に関わる書類作成や管理など、経営状態を正確に把握・管理するためのサポートを行います。

▼主な業務内容の例

  • 請求書の発行・管理
  • 備品費や交通費、人件費などの経費精算
  • 現預金の出納・記録
  • 給与計算
  • 税金の支払いや手続き
  • 月次、年次決算業務
  • 財務報告の作成
  • 予算管理 など

経理事務では、帳簿や伝票発行、決算処理などで専門的な用語が使われます。業務によっては経理の未経験者でも携わることが可能ですが、簿記の基本的な知識(日商簿記3級以上の資格など)があると採用時のアピールに有利でしょう。

またExcelなどの表計算ツール、会計ソフトなどを用いるため、基本的な関数の知識やピボットテーブルの作成が可能など、パソコンスキルも必須です。細かな数字に対する注意力が必要なため、特に几帳面さや正確さを要する事務と言えます。

営業事務

営業事務は、営業活動で発生する事務処理を行います。社内の営業部が円滑に営業や顧客との関係構築に専念できるようサポートします。

▼主な業務内容の例

  • 受発注の管理
  • 売上に関する伝票処理
  • 電話対応や受付などの顧客対応
  • 営業データ入力
  • 提案書や見積書の作成
  • 営業資料の作成
  • 顧客情報の管理
  • 営業職のスケジュール管理 など

営業事務は、社外の取引先や顧客と関わることが多いため、特にコミュニケーション能力やビジネスマナーが求められます。営業職や顧客に合わせた臨機応変な対応、スケジュール管理能力などが必要です。

高い専門知識や資格は必要ないため、コミュニケーション能力があれば未経験でも就きやすい事務職と言えるでしょう。

医療事務

医療事務は、病院やクリニックでの受付や会計業務、診療報酬請求業務などを行います。患者さんと医療機関の間に入って、直接コミュニケーションや処理を行うことが多い事務です。

▼主な業務内容の例

  • 窓口や電話での受付業務
  • 診察の予約管理
  • データ入力
  • 医療費の計算や領収書発行など会計業務
  • レセプト請求業務
  • 患者のカルテの管理
  • 保険証の確認 など

医療保険に関する専門知識に加えて、直接患者さんと関わるため接遇スキルも求められます。また、会計業務やレセプト業務など正確で迅速な事務処理能力も不可欠です。

必要な資格はないため未経験から携わることも可能ですが、医療事務の資格があればアピールになるでしょう。

事務職に求められる能力・スキルの一例


事務職にはさまざまな種類がありますが、共通して求められる能力やスキルがあります。ここでは、その代表的なスキルを3つ紹介します。

  • スケジュール管理能力
  • 基本的なパソコン操作スキル・書類作成能力
  • コミュニケーション能力

志望動機では、自分の資質や強みと重なっているスキルをアピールするとよいでしょう。

スケジュール管理能力

事務職では、日々の業務を効率的に進めたり、周りのサポートを円滑にしたりするためにスケジュール管理能力が必要です。 例えば、顧客との日程調整やプロジェクトの期限管理など、業務の優先順位を見極め、計画的にタスクを進める能力が求められます。

急な変更や複数のタスクが重なった際にも、関係者に日程調整や交渉などをして柔軟に対応する必要があります。 スケジュールを厳守できることは、業務の生産性の向上や事業への信頼にもつながるため重要なスキルです。

基本的なパソコン操作スキル・書類作成能力

事務職に欠かせないのが、基本的なパソコン操作と書類作成能力です。WordやExcelなどのオフィスソフトの操作は、請求書やプレゼン資料の作成、顧客データの管理などで利用するため、サポート業務には欠かせません。

応募する業種に必要なパソコンスキルを考え、実務で役立つ能力を身につけていることを志望動機に含めるのも一案です。例えば経理事務の場合、細かい数字や計算・分析を行うため、ピボットテーブルやマクロを扱った表作成や分析ができる方は、大きなアピールポイントになるはずです。

コミュニケーション能力

事務職ではコミュニケーション能力も重要です。業務が円滑に進むように、顧客や社内外の関係者との間に入り、最適なスケジュール調整や情報共有などを行いサポートする業務だからです。

電話やメール対応の際、誤解なくわかりやすい情報伝達はミスや苦情を防ぎ、信頼関係の構築や対応スピードの向上につながります。円滑にサポートするために、相手の意見や要望に柔軟に対応したり提案したりするポジティブな姿勢も求められます。

志望動機や面接の際は、こうしたコミュニケーション能力を自分の長所としてアピールするのも効果的です。面接での長所の伝え方とポイントは、以下の記事をご覧ください。

【関連記事:【例文あり】長所と短所、面接での答え方や言い換え方法を解説

事務職に向いている人・向いていない人の特徴とは?


「自分は事務職に向いているの?」と気になる方もいるでしょう。特に未経験から事務職を目指す方は、志望動機を考える以外にも、客観的に適性をふまえて「入社後に活躍できそうか?」を考えることは重要です。

「入社したけど向いていなかった」となってしまうと、働くことが辛くなり転職を考えなければなりません。これまで解説した業務内容や求められるスキルをふまえて、事務職に向いている人と向いていない人の資質や特徴をまとめました。

事務職に向いている人の資質・特徴

事務職に向いている人の資質や特徴は以下のとおりです。

  • ルーチンワーク(同じ業務をくり返す)に対する忍耐力がある人
  • 感情の波が少なく、業務を淡々とこなせる人
  • タスクやスケジュールの計画・管理が得意な人
  • 状況に応じて柔軟に対応できる人
  • 人のサポートが好きな人
  • 臨機応変に対応できる人

事務職には、計画的にタスクをこなすスケジュール管理能力が求められます。ルーチンワークに対する忍耐力があり、地道な作業もコツコツとこなせる資質も重要です。

例えば、データ入力や書類整理といった単純作業でも、集中して丁寧に続けられる人です。変化する周囲の状況に対して柔軟な対応も求められるため、他人のサポートが好きな人にも向いています。

事務職に向いていない人の資質・特徴

事務職に向いていない人の資質や特徴は以下のとおりです。

  • 専門スキルをメインに活かしたい人
  • 細かなチェックや数字の確認が苦手な人
  • 成果に対して具体的な評価されたい人
  • ルーチンワークが苦手で飽きてしまう人
  • 業務を通じて常に変化を求める人
  • 新しいチャレンジを続けたい人

事務職は、細かい作業やチェック、ルーチンワークが多いため、新しい変化が少ない仕事です。常に新しい挑戦や変化を求める人や、飽き性な方は不向きと言えます。

また、周囲への幅広いサポートが中心となるため、特定分野への知識やスキルを磨きたい人や成果に対する評価が得たい方は、仕事で満足感を得にくい可能性があります。 もちろん、企業の社風や具体的な業務内容にもよるため、必ずしも向いていないと言い切れるわけではありません。

しかし、「向いていない人」に当てはまる項目が多いと感じた方は、別の業種への選択肢も考えるのもおすすめです。


「自分では適性がよくわからない」と思った方は、転職アプリ「ミイダス」の「適職診断(コンピテンシー診断)」を利用するのもおすすめです。ルーチンワークへの適性度合いやストレスを感じる職場環境などを数値で明確にするため、客観的に事務職に向いているかどうかを見極めるヒントになるでしょう。

また、事務職以外の求人も豊富にあるため、将来の選択肢やキャリアの可能性を広げることが可能になります。診断結果をもとに適性の高い求人からスカウトも受け取れるため、自分にフィットする企業を見つけられるでしょう。

▼ミイダスにある事務職の求人例

  • 事務(オフィスワーク)
  • 医療事務
  • 事務長 など

以下より無料で適性診断できますので、気軽に試してみてくださいね。

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事務職の志望動機の例文【職種別に紹介】


ここでは、事務職の志望動機の例文を紹介します。以下の職種に分けて紹介しますので、応募する求人と近い内容を参考にしてみてください。

  • 一般事務(未経験者・経験者)
  • 経理事務
  • 営業事務
  • 医療事務

一般事務の志望動機例文(未経験・経験者別)

一般事務の例文です。未経験者と経験者別に分けて紹介します。

一般事務【未経験者】

▼例文
前職の接客業で培ったコミュニケーション能力を活かし、事務職で御社のサポートがしたいと思い応募しました。接客業ではチームリーダーとして、チームメンバーをまとめていた経験があります。

お客様のニーズを的確に捉えて満足していただく接客をメンバー全員で実行できるよう、ルールや仕組みを中心となり構築しました。こうした前職の経験は、事務職での顧客対応やチーム内での円滑なコミュニケーションにも活かせると考えております。

また、御社の「顧客満足度の向上」を重視する理念に大変共感しており、御社の一員として、長期的に事務サポートを通じて貢献していきたいです。

未経験の場合は、事務職で求められるスキルを考慮して、役立てる経験やスキル、または興味を持ったきっかけなどを含めるとよいでしょう。

なお、転職アプリ「ミイダス」を利用して、飲食店から事務職に転職を成功させた体験談を以下の記事で紹介しています。選考を突破するヒントとして、ぜひご覧ください。

【関連記事:40代、飲食業界から事務職へ!「ほぼ未経験」でも転職成功した理由

一般事務【経験者】

▼例文
前職では、一般事務としてさまざまな業務を経験し、特に顧客のデータ管理と社内イベントの企画や運営のサポートに関わり、迅速な事務処理やコミュニケーションのスキルを深めました。こうした経験を活かして、スケジュール管理やプロジェクトを円滑に遂行するスキルを身につけられたと感じております。

御社が展開している「〇〇プロジェクト」は、今後の時代に必要な事業だと大変魅力に感じたため、この度転職することを決意しました。これまでの経験を活かしながら、御社の業務効率化やプロジェクトのサポートに貢献したいと考えています。

チャレンジ精神を大切にする社風の中で、チームの一員として長く成長し続けたいです。

経験者の場合は、これまでの一般事務の具体的な業務内容や培ったスキルを積極的に伝えることが重要です。特に求人の業務内容に関係している経験を伝えることで、即戦力になることをアピールできます。

しかし「活躍していたのに、なぜ転職するのか?」と採用担当者が疑問を抱く可能性も高いため、転職する前向きな理由も明確に伝えると説得力が増すでしょう。

【事務職の種類別】志望動機の例文

続いて、下記の職種別の例文を紹介します。職種に役立つ経験やスキル、資格がある場合は、しっかりと志望動機に含めてアピールするのがポイントです。 入社後の活躍がイメージできる内容にしましょう。

  • 経理事務
  • 営業事務
  • 医療事務

経理事務

▼例文
私は日商簿記2級の資格を取得しており、前職では経理部のサポート事務として5年間従事してきました。前職では月次決算の処理と財務管理を担当し、正確性とスピード感を重視した経理処理に努めてきました。

御社の社会に対する高い貢献意識に惹かれており、私の経験とスキルを活かして経理業務の効率化や精度の高い財務管理に貢献して、経営の土台となる経理部門を支えたいと考えております。 経理としての専門性を深めると同時に、御社で長くキャリアを築き上げていきたいです。


営業事務

▼例文
前職の接客業経験を活かして培った、顧客のニーズを的確に捉えるコミュニケーション能力や提案力は、営業事務においても大きな強みになると自負しています。 御社の顧客満足度の向上を目指す〇〇事業の取り組みに、大変惹かれました。

そのため、顧客との良好な信頼関係の構築に貢献して営業チームをサポートし、事業の発展に貢献したいと考えております。 また、前職の経験を活かして顧客のニーズを捉えたプレゼン資料の作成や効率的な顧客管理を行い、営業目標の達成に貢献していきたいです。


医療事務

▼例文
これまで、総合病院の医療事務として5年従事しました。病院での勤務を通じて、患者さまの受付や医療費の計算、保険請求といった幅広い業務に携わってきました。患者さまの数が多い総合病院の受付を担当していたため、特に迅速な事務処理や患者さまへの丁寧な対応には自信があります。

御社の先進的な医療サービスと患者さまへの深い配慮に魅力を感じ、このような環境でさらに医療事務のスキルを磨き、貢献していきたいと思いました。 入社後は、さまざまな医療事務の経験を活かして業務の効率化や患者さまに寄り添った対応を通じて御社の発展に貢献したいと思います。


面接を突破する!意欲や魅力が伝わる事務職の志望動機を考えるコツ


ここでは、意欲や魅力が伝わる事務職の志望動機のコツを解説します。うまく書けない場合の対処法も紹介していますので、悩んでいる方は参考にしてみてください。

長期的に働きたいことをアピールする

「長期的に働きたい」という思いが伝わる志望動機は、企業に定着する意欲と長期的な視野を持っていることを示せるアピールと言えます。どの企業でも「優秀な人材には長く働いてほしい」「すぐ辞めてほしくない」というニーズがあるため、志望動機に含めるのがおすすめです。

ただし、単純に「長く働きたい」と言うだけではいまいち意欲や熱意が伝わらず、ライバルと差がつけられません。その企業で長く働きたい背景や理由を具体的に自分の言葉で伝えることが重要です。

▼「長く勤めたい」の言い換え例
「御社で自分のスキルや能力を伸ばし続けて、長く貢献したいと考えています」
「御社の働きやすい環境に魅力を感じ、健康と仕事のバランスを大切にしながら長く勤めたいと思います」
「御社の社会貢献度の高い〇〇事業に共感したため、自分も一員となり長期的に事業の発展に貢献したいと考えています」

上記例のように、長く勤めたい背景や理由を添えることで説得力が増し「定着して活躍してくれそう」「自社に貢献してくれそう」といったプラスの印象を与えながら、効果的に長期雇用の希望を伝えられます。

事務の志望動機が書けないときは、自己分析して客観的な自分の強みを伝える

説得力があり、かつ意欲や魅力が伝わる志望動機には、あなたの強みや適性を伝え、企業に自分が役立てることをアピールするのが重要です。そのためには、自己分析が欠かせないと言えます。 まずは過去を振り返り、成功体験や得意なことを書き出しましょう。

同僚や上司からの言葉や評価、具体的なエピソードから考えるのも効果的です。その後、応募する企業の求人情報やホームページなどから事業内容や求める人物像を分析して、自分が貢献できる部分をピックアップします。

企業分析の際は、企業情報や自身の興味などを記録する「転職ノート」を作るのもおすすめです。書く内容やポイントは以下の記事をご覧ください。

【関連記事:【自己分析に使える】転職ノートの作り方とは?コツや書くべき内容も徹底解説

しかし、自己分析しようとしても、強みや適性がうまく言語化できないこともあります。

そのようなときは、自己分析ツールの利用もおすすめです。 転職アプリ「ミイダス」では、「適職診断(コンピテンシー診断)」にて自分の適性や資質を数値で客観的に把握できます。診断結果をもとに、応募したい企業の求めるスキルや人物像と照らし合わせ、自分がどのようにマッチするのかを考えるのもおすすめです。

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【関連記事:ミイダスラップとは?AIが自己紹介を歌ってくれる診断サービス

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会社への貢献を示せることをアピールする

事務職では、正確性や効率性を重視した業務遂行が求められます。そのため、志望動機で「自分のスキルを活かし、企業の業務をどのように支えるか」を具体的に示すことがポイントです。

たとえば、過去の経験を通じて培ったスキルや改善実績を交え、企業が求める人物像に自分が合致していることをアピールしましょう。

▼会社への貢献を示す言い換え例
「これまでのデータ管理経験を活かし、貴社の業務効率化に貢献したいと考えています。特に、正確で迅速な事務処理を心がけ、業務のサポートを通じてチーム全体の成果向上に尽力します」

「私は顧客対応と業務サポートの経験を活かし、貴社の事務職として円滑な運営に寄与したいと考えています。業務を通じてスムーズな社内外の連携を図り、企業の成長に貢献します」

「前職での業務改善経験を活かし、貴社の業務プロセスの効率化を目指したいと考えています。日々の正確な事務処理に加え、新しい課題にも柔軟に対応し、貴社の発展に貢献します」

熱意や意欲をアピールする

企業は意欲的に業務に取り組める人材を求めています。ただ「やりたい」という気持ちを伝えるだけではなく、「なぜその企業で働きたいのか」「その企業の何に魅力を感じたのか」を具体的に説明することが大切です。

企業理念や業務内容への共感を盛り込み、入社後に貢献したいという熱意を伝えましょう。

▼熱意や意欲を伝える言い換え例
「貴社の成長に貢献したいという強い意欲があります。これまで培ってきたスキルを活かし、積極的に業務に取り組むことで、迅速かつ正確な事務処理を実現し、貴社に貢献したいと考えています」

「貴社の理念に共感し、その一員として成長したいと考えています。新しい挑戦を楽しみにしており、日々の業務を通じて自分のスキルを高め、貴社の発展に貢献する所存です」

「私は、貴社での業務を通じて自分を成長させ、長期的に貢献したいと強く思っています。業務に対する前向きな姿勢を持ち、チームの一員として積極的に貢献していきます」

環境への適応や自己成長を示す

事務職では、社内外とのコミュニケーションやチームワークも重要です。「新しい環境に適応する力」や「自己成長に対する意欲」を志望動機に織り込むことで、柔軟性や将来性をアピールできます。

新たなスキルの習得や、自分の成長が企業にどう貢献できるかを具体的に伝えると、好印象を与えられるでしょう。

▼環境への適応や自己成長を示す言い換え例
「新しい環境に迅速に適応し、柔軟な対応を心掛けています。前職では異なる業務を担当しながら、自己成長を意識してスキルを磨いてきました。貴社でも、業務に積極的に取り組み、成長し続けます」

「私は常に自己成長を意識して取り組んでいます。新しい環境に早く適応し、貴社の業務において新たなスキルを習得しながら、チームの一員として貢献していきたいと考えています」

「環境の変化に柔軟に対応し、自己成長を実現することに意欲的です。前職でも新しいシステム導入時に積極的に学び、スムーズに業務に適応しました。貴社でもさらに成長していきたいです」

事務の志望動機で伝えるのはNG!避けるべき内容


事務職の志望動機で伝えると、マイナスになってしまう内容や表現があります。面接官に悪印象を抱かれてしまい、合否に悪影響を与えるリスクがあるため避けなければなりません。

志望動機として、注意すべき内容や表現は以下のとおりです。

  • 「給与が良いから」「福利厚生が充実しているから」など待遇面を強調した動機
  • 「知名度が高いから」「大企業だから安定している」など企業の規模やブランドを理由とした動機
  • 「営業は向いていないと思ったから」「デスクワークで体への負担が少なく、ラクそうだから」など、事務職への意欲が感じない動機
  • 「知人が働いているから」など個人的な動機

特に「待遇がいいから」「給与が高いから」など、個人の利益や条件面だけに焦点を当てた理由は、本音であっても志望動機として伝えるのは避けるべきです。自分の利益を優先している印象を与えるため、企業へ理解や熱意が感じられず「うちの会社でなくてもいいのでは?」と思われかねません。

その企業で働きたい具体的な理由や目標などポジティブな動機を伝えて、仕事に積極的な姿勢をアピールすることが重要です。ポジティブな印象を与えて「ぜひ一緒に働きたい」と思ってもらえる志望動機を伝えましょう。

なお、転職の面接でよく聞かれる質問とその回答例については以下の記事で解説していますので、効果的な面接対策としてご覧ください。

【関連記事:転職の面接でよく聞かれる質問集40選!回答例や流れ、マナーも解説

事務職の志望動機で差をつけるには、仕事内容の理解と自己分析がカギ!


本記事では、事務職の志望動機を作る際に考えるポイントや職種別の例文、避けるべき表現などを詳しく解説しました。 事務職の志望動機で含めるべきポイントは以下です。

  • 事務職に役立つ「経験・スキル・資格」
  • その企業の事務職でなければならない「具体的な理由」
  • 入社後に「貢献できること・したいこと」

志望動機を作る際は、このポイントを中心に考えてみると説得力のある内容が考えられます。 また、強みや魅力を効果的にアピールするには、事務職の仕事内容の理解と自己分析が欠かせません。

本記事で紹介した内容を参考に、まずはあなたのスキルや能力がどのように業務へ活かせるのかを言語化してみましょう。 転職アプリ「ミイダス」では、「適職診断(コンピテンシー診断)」を受験することで、自分にフィットする事務職のスカウトが受け取れます。

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