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目次
  1. 企業が「あなたにとって仕事とは?」と質問する3つの理由
  2. 「あなたにとって仕事とは?」の答えを探す方法5つ
  3. 「あなたにとって仕事とは?」の回答で効果的にアピールするコツ3つ
  4. 「あなたにとって仕事とは?」の回答例文
  5. 「あなたにとって仕事とは?」で避けるべき回答の特徴3つ
  6. 仕事に対する価値観を把握するなら「ミイダス」
転職や就職活動の面接で「あなたにとって仕事とは何ですか?」と問われ、言葉に詰まった経験はありませんか。 企業はこの質問をとおして、あなたの仕事に対する価値観や人柄を知りたいと考えています。

そのため、自分なりの答えを準備しておくことで、採用担当者に好印象を与え、内定を勝ち取る可能性を高められるでしょう。 この記事では、企業が「あなたにとって仕事とは?」と聞く理由や、自分自身の答えを探す具体的な方法、面接で効果的にアピールするためのコツなどを解説します。

記事を読めば、自信を持って「あなたにとっての仕事」を語れるようになるはずなので、ぜひ参考にしてください。
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企業が「あなたにとって仕事とは?」と質問する3つの理由

パソコンを打つ手
面接官が「あなたにとって仕事とは?」という質問をするのには、明確な意図があります。この質問をされる以下3つの理由を把握することで、より的確な回答を準備できるでしょう。

  1. 仕事に対する価値観を知りたいから
  2. 仕事への意欲や責任感があるか知りたいから
  3. 自社の社風や理念と一致しているか確認したいから

1. 仕事に対する価値観を知りたいから

企業は、応募者が仕事に何を求め、何を大切にしているのかという価値観を知りたいと考えています。たとえば、仕事で「困難な課題に挑戦し、スキルを高めること」を重視する人もいれば、「チームで協力し、大きな目標を達成すること」にやりがいを感じる人もいるでしょう。

応募者の仕事観が、企業の文化や求める人物像と合致しているかを確認することで、入社後のミスマッチを防ぎ、長く活躍してもらえる人材を見つけやすくなります。そのため、応募者がどのような価値観を持っているのかを、この質問を通して探っているのです。

2. 仕事への意欲や責任感があるか知りたいから

あなたが仕事に対してどれだけ意欲的で、責任感を持って取り組める人なのかを見極めるために質問していることも考えられます。「仕事=給料を稼ぐ手段」とだけ答えるのではなく、「仕事を通じて何を成し遂げたいか」「どのように貢献したいか」という要素も踏まえて、ポジティブな回答を心がけることが重要です。

仕事には困難がつきものです。そのため、予期せぬトラブルが発生した際にも、投げ出さずに最後までやり遂げる責任感があることも伝えられると良いでしょう。

3. 自社の社風や理念と一致しているか確認したいから

多くの企業には、大切にしている経営理念やビジョン、独自の社風があります。たとえば「挑戦を推奨する文化」の企業もあれば、「協調性を重んじる社風」の企業もあるでしょう。

どんなに優秀なスキルを持っている応募者でも、組織の方向性と個人の価値観が異なれば、早期離職につながりかねません。そのため企業側は、応募者の仕事観が自社の理念やカルチャーとマッチするかを慎重に判断している可能性もあります。

【関連記事:転職の面接でよく聞かれる質問集40選!回答例や流れ、マナーも解説

「あなたにとって仕事とは?」の答えを探す方法5つ

考えるスーツを着た2人の女性
ここでは、自分にとっての仕事の意味を明らかにするための5つの方法を紹介します。

  1. マインドマップを作る
  2. 志望動機をもとに考える
  3. 将来の目標から考える
  4. アルバイト経験を振り返る
  5. OB・OG訪問で聞く

1. マインドマップを作る

自分の仕事観を見つけるためには、マインドマップを作ることが有効です。マインドマップは、頭の中のアイデアを視覚的に書き出す方法のこと。中心となるテーマを設定し、関連するアイデアや情報を放射状に枝分かれさせていきます。

仕事観を見つける際は、中央に「仕事」と書きます。そこから、連想される言葉や感情、経験などを自由に書き出していきましょう。

「やりがい」「成長」「お金」「仲間」「社会貢献」「ストレス」など、ポジティブな言葉やネガティブな感情もすべて書き出すのがポイントです。 思考が可視化されることで、「自分が何を大切にしているのか」「何に心を動かされるのか」が客観的に見えてきます。

共通するキーワードをグループ化することで考えが整理され、核となる価値観が浮かび上がってくるでしょう。

【関連記事:自己分析でやりたいことを見つけよう!行うメリットや活用できるフレームワークを紹介

2. 志望動機をもとに考える

「なぜその企業で働きたいのか」という志望動機を深掘りするのも効果的です。たとえば「貴社の製品が好きだから」という理由であれば、「なぜ好きなのか」「その製品を通じて社会にどんな価値を提供したいのか」などの観点から考えてみましょう。

ポイントは、志望動機とまったく同じ内容にしないことです。志望動機と内容が同じだと「準備不足」「自己分析ができていない」と思われやすいため注意が必要です。

3. 将来の目標から考える

自分にとっての仕事を見つけるには、将来の目標から考えるのもひとつの方法です。まず、5年後、10年後のキャリアプランやライフプランを想像してみましょう。

「マネジメント職としてチームを率いたい」「家庭と両立しながら長く働きたい」など、将来の理想像は人それぞれです。目標が見つかったら「なぜそうなりたいのか」といった観点から逆算することで、現在の仕事の位置づけや、仕事に求める価値観が明確になります。

4. アルバイト経験を振り返る

社会人として働いたことがない場合は、アルバイト経験を振り返って考えるのも良いでしょう。「どんな業務にやりがいを感じたのか」「喜びを得られた瞬間はいつか」などを思い出してみてください。

また「何がつらかったのか」「なぜ辞めたいと思ったのか」など、ネガティブな経験も分析することで、自分にマッチする仕事を見つけやすくなります。楽しさや辛さを感じた理由を思い出すことで、自分が仕事に求めることや、働くうえで譲れない条件などが明らかになるでしょう。

5. OB・OG訪問で聞く

実際に社会で働く先輩たちの仕事観に触れることは、自分の視野を広げるうえで有効です。OB・OG訪問などを利用し、「〇〇さんにとって、仕事(働く)とは何ですか?」と直接質問してみましょう。

さまざまな業界や職種で働く人たちの価値観を聞くことで、「こんな考え方もあるのか」という新しい発見があるかもしれません。また、志望企業で働く先輩に聞けば、その企業のリアルな働きがいを知れるのもメリットです。

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「あなたにとって仕事とは?」の回答で効果的にアピールするコツ3つ

指を指すビジネスウーマン
自分なりの答えが見つかったら、次はそれを面接官に魅力的に伝えるための工夫が必要です。ここでは、企業に効果的にアピールするためのコツ3つを紹介します。

  1. 企業の価値観と合っていることを伝える
  2. 提供している商品・サービスとの共通点を伝える
  3. 社風とマッチしていることを伝える

1. 企業の価値観と合っていることを伝える

「あなたにとって仕事とは何ですか?」と聞かれたら、企業の価値観と共通する内容を伝えることが大切です。企業のホームページにある経営理念や代表メッセージ、採用ページなどを確認し、その企業が重視していることを理解しましょう。

たとえば、企業が「顧客第一主義」を掲げているなら、「仕事とは、お客様の課題を解決して喜びを提供すること」と伝え、自身の仕事観を結びつけて話します。企業の理念と自分の価値観が一致していることを示すことで、「この人材は自社とマッチしそうだ」という期待を抱かせられるでしょう。

2. 提供している商品・サービスとの共通点を伝える

志望する企業が提供している商品やサービスが、社会にどのような価値をもたらしているのかを考え、自身の仕事観と結びつけて伝えるのも効果的です。 たとえば、教育関連の企業であれば「仕事とは、人々の可能性を広げ、未来を創造する手助けをすること」と答えられます。

また、ITインフラを支える企業であれば「社会基盤を支え、人々の生活を便利で豊かにすること」といった回答ができるでしょう。 事業内容や提供サービスへの深い理解を示し、「価値提供に貢献したい」という意欲をアピールするのが大切です。

3. 社風とマッチしていることを伝える

社員インタビューやSNS、企業の口コミサイトなどから社風を読み取り、自身との共通点を伝えることも効果的です。たとえば「若手にも裁量権が与えられる挑戦的な社風」であれば、「仕事とは、常に新しいことに挑戦し、自身の限界を超えていくための手段」といった回答ができます。

また「チームワークを重んじる社風」であれば、「仕事とは、仲間と協力して大きな目標を達成するもの」といった答え方ができるでしょう。自分が企業の社風にマッチしていて、組織の一員として貢献できる人材であることを具体的に伝えてみてください。

「あなたにとって仕事とは?」の回答例文

オフィスで面談をする女性2人
ここでは、具体的な回答例文を4つのパターンに分けて紹介します。これらの例文を参考に、あなた自身の言葉で、エピソードを交えながら語れるように準備しましょう。

  • 自己成長のためのもの
  • 社会貢献をする手段
  • 人とのつながりを築ける場所
  • 夢を実現するためのもの

自己成長のためのもの

「私にとって仕事とは『自分をアップデートし続けるための重要な機会』です。前職では、Webマーケティング担当として、常に変化する市場のトレンドや新しい広告手法を学び、実践してきました。 特に、未経験だった動画広告の運用を任された際は、書籍やセミナーで知識をインプットし、試行錯誤を繰り返しました。

その結果、3ヶ月で広告経由の売上を50%向上させることに成功し、目標達成と同時に自身のスキルアップを実感できました。 仕事を通じて新しい知識やスキルを習得し、昨日までの自分を超えることに大きな喜びを感じます。貴社が掲げる『挑戦と成長』の環境で、さらに自分を磨き、事業の発展に貢献したいと考えております」

社会貢献をする手段

「私にとって仕事とは『社会課題の解決に貢献できる手段』です。大学時代に経験した海外支援のボランティア活動で、自分の行動が誰かの役に立つことに大きなやりがいを感じました。 この経験から、仕事を選ぶうえで社会貢献性を重視しています。貴社は、再生可能エネルギー事業を通じて、脱炭素社会の実現という大きな社会課題に取り組んでおられます。

私が前職で培った法人営業の経験と交渉力を活かし、貴社の優れた技術をより多くの企業に導入していただくことで、環境問題の解決に直接的に貢献できると確信しております。仕事を通じて社会をより良い方向に動かす一助となることが、私の働くモチベーションです」

人とのつながりを築ける場所

「私にとって仕事とは『多様な人々と信頼関係を築き、共通の目標を達成する場所』です。学生時代の飲食店でのアルバイトでは、キッチンやホールのスタッフ、そしてお客様など、日々多くの人々と関わりました。 全員で協力してお店を盛り上げ、お客様に『美味しかったよ、また来るね』といわれたときの喜びは今でも忘れられません。

1人ではできないことも、チームで知恵を出し合い、助け合うことで乗り越えられると学びました。 貴社の社員インタビューを拝見し、部署の垣根を越えて協力し合うチームワークを大切にする文化に強く惹かれています。私もその一員として、周囲と積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築きながら、チーム全体の成果に貢献していきたいです」

夢を実現するためのもの

「私にとって仕事とは『データアナリストになるための経験を積み、スキルを磨くための重要なステップ』です。 私は、データに基づいてビジネスの意思決定を最適化することに強い関心があります。この夢を実現するため、大学では統計学を専攻し、Rを使った統計解析を得意としております。現在は独学でPythonの学習を進めております。

貴社は、業界に先駆けてデータドリブンな経営を推進されており、若手のうちから膨大なデータに触れ、分析に携わる機会が豊富にあると伺っております。そのため、貴社で実務経験を積むことで私の夢の実現になると考えました。 まずは目の前の業務で1日も早く成果を出し、将来的には貴社のデータ活用を牽引する存在になることを目指しています」

「あなたにとって仕事とは?」で避けるべき回答の特徴3つ

バツを出す女性
ここでは、面接で避けるべき回答の特徴を3つ解説します。

  1. 志望動機などと矛盾した回答をする
  2. お金や生活のためといった自分本意な回答をする
  3. 「働いていないからわからない」と答える

1. 志望動機などと矛盾した回答をする

「あなたにとって仕事とは何ですか?」と聞かれた際、志望動機などで伝えた内容と矛盾した回答をしないよう注意しましょう。 たとえば、志望動機で「チームで協力して成果を挙げたい」と語っているにもかかわらず、「仕事とは個人のスキルを追求する場です」と答えてしまうと、企業から「発言に一貫性がない」と判断されやすいです。

「あなたにとって仕事とは?」という質問への回答は、自己PRや志望動機、長所・短所など、他の質問の回答と共通している必要があります。就活や転職では自分の軸がブレないように、自己分析をしっかり行い、発言に一貫性を持たせましょう。

【関連記事:転職理由と志望動機の違いとは?一貫性を持たせる方法や例文を紹介!

2. お金や生活のためといった自分本意な回答をする

仕事をする理由として「生活のためです」「お金を稼ぐ手段です」という回答だけを伝えるのは、避けるべきです。「自分自身の利益のためでしか働かない」と受け取られ、「仕事への意欲が低い」「条件が良い会社があればすぐに辞めてしまうかもしれない」という印象を与えかねません。

もちろん、給与や待遇は重要ですが、面接の場では、会社への貢献や自身の成長といった、ポジティブで未来志向の回答を心がけましょう。たとえば「経済的な安定を基盤に、〇〇という目標に挑戦したい」のように、前向きな言葉に言い換えると効果的です。

3. 「働いていないからわからない」と答える

特に新卒の就職活動では、「まだ本格的に働いた経験がないので、わかりません」と回答してしまいやすいです。しかし、仕事について明確に伝えられないと「思考していない」と見なされ、主体性のない人物と判断されやすいでしょう。

面接官は、現時点でのあなたの考え方やポテンシャルを知りたいと考えています。アルバイト経験や学業、部活動など、これまでの人生経験のなかから仕事に通じる価値観を見つけ出し、自分の言葉で伝える努力をしましょう。

「現時点では〇〇だと考えています」というような曖昧な答えであっても、真剣に考えた姿勢を示すことが大切です。

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