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目次
  1. サービスエンジニアとは?仕事内容を解説
  2. サービスエンジニアの年収やキャリアパス、将来性とは?
  3. サービスエンジニアに必要なスキルとは?
  4. サービスエンジニアの働きがいとは?
  5. サービスエンジニアと他のエンジニアの違いとは?
  6. サービスエンジニアに向いている人の特徴とは?
  7. サービスエンジニアになるなら転職活動をはじめるのがおすすめ
「サービスエンジニアとはどんな仕事?」
「サービスエンジニアに転職しようか悩んでいる」

このように考えている方もいるのではないでしょうか。サービスエンジニアとは、機械やサービスなどの保守・メンテナンスやトラブル対応などを行うのが仕事です。サービスエンジニアといっても、担当する製品やサービスによって求められる知識は異なります。

しかし、サービスエンジニアに求められる知識や能力などは共通している部分も多いです。そこで本記事では、サービスエンジニアの仕事内容や平均年収、求められる能力などを紹介します。サービスエンジニアについて理解を深めたい方はぜひ最後までお読みください。

なお「サービスエンジニアに転職したい」という方は、この機会に転職アプリ「ミイダス」を活用して転職活動をはじめてみてはいかがでしょうか。可能性診断を活用することで、自分の特徴に合った企業からスカウトを受け取れる可能性があります。
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サービスエンジニアとは?仕事内容を解説


サービスエンジニアとは、機械やサービスの運用・保守などトラブル対応を行うのが仕事です。具体的にどのような仕事をするのか紹介します。

製品やサービスの運用・保守

運用・保守とは、機械やサービスが安定して稼働できるようにするための作業です。細かいメンテナンスの実施はもちろん、問題なく動いているか機械やサービスの稼働状況を監視するのも仕事のひとつです。

運用と保守の違いについて見てみましょう。

  • 運用:稼働状況の確認や機器の日常的な点検などを行う
  • 保守:発生した問題への対処を行う

たとえば工場の機械が問題なく動いているかチェックするのが「運用」機械にトラブルが発生した場合に対処するのが「保守」です。どちらも機械やサービスを安定的に稼働させるうえで欠かせない業務といえます。

これらの業務は、社内のサービスエンジニアが担当するケースはもちろん、場合によってはプロダクトを提供している企業からサービスエンジニアが派遣される場合もあります。

顧客からの問い合わせ・トラブル対応

機械やサービスを開発・販売している会社が、販売先の企業にサービスエンジニアを派遣して運用・保守を行う場合もあります。 作業内容は上記と同じですが「顧客企業に出向いて作業を行う」という違いがあり、人によってはストレスを感じる場合があります。

サービスエンジニアの年収やキャリアパス、将来性とは?


これからサービスエンジニアを目指す人にとって気になるのは、年収やキャリアパス、将来性などではないでしょうか。サービスエンジニアはどれくらい転職先としていい仕事なのか、まずは年収から見ていきましょう。

平均年収

2020年7月~2021年6月に実施されたdodaの調査によると、サービスエンジニアの年収は416.0万円という結果が出ています。なお「モノづくり系エンジニア」職種の平均は463.4万円となっており、エンジニアの平均よりもやや低いことがわかりました。*

また国税庁の発表によると、令和4年(2022年)の平均給与は458万円という結果がわかっています。** 以上の結果から、サービスエンジニアの平均年収は極端に安いわけではありませんが、他のエンジニア系の平均年収やサラリーマンの平均給与よりも低いです。

ただし年収は、所属する企業や役職、取り扱っているサービスなどによって異なるもの。平均にとらわれず、転職先の企業のサービスエンジニアの年収はどれくらいか、事前に確認しておきましょう。

*整備士/サービスエンジニアとはどんな職種?仕事内容/給料/転職事情を解説【doda職種図鑑】|doda
**令和4年分 民間給与実態統計調査|国税庁

キャリアパス

サービスエンジニアのキャリアパスは主に下記の3つです。

  • サービスエンジニアとして出世して管理職を目指す
  • コミュニケーションスキルを活かして営業職に異動する
  • エンジニアスキルを活かして他のエンジニア職(システムエンジニアなど)に異動する

出世するのはもちろん、コミュニケーション能力を活かして営業職に異動したり、サービスエンジニアとして培った知識を活かして別のエンジニア職へキャリアチェンジしたりすることも可能です。

今後の需要

サービスエンジニアは今後も需要がある仕事といえます。新しい商品やサービスは日々発売されており、それを利用する消費者をサポートする「サービスエンジニア」という仕事は今後もなくならない可能性が高いです。

近年はAIやDXといった言葉が注目されていますが、それらを利用するのに欠かせないハードやソフトの運用・保守といった仕事は今後も人間が必要になります。 ただし担当する製品やサービスによっては、将来性の低いプロダクトもあります。

どのプロダクトを担当するサービスエンジニアになるか見極めることが大切です。

サービスエンジニアに必要なスキルとは?


サービスエンジニアには、製品やサービスに関する知識だけでなくコミュニケーション能力なども求められます。どういうことか、詳しく解説します。

製品・サービスに関する専門知識

サービスエンジニアとして活躍するなら、担当する製品やサービスに関する専門知識を持っていることが必要不可欠です。専門知識がなければ適切に運用・保守を行うのは難しいでしょう。

たとえば、機械にトラブルが発生して工場の稼働が停止してしまった場合、サービスエンジニアが力不足だといつまでも不具合を修理できず、企業は活動を再開できないため損害が発生してしまいかねません。 問題に対して迅速かつ適切にアプローチするためには、製品やサービスに関する専門知識を持っていることが大切です。

問題解決能力と分析力

サービスエンジニアには問題解決能力や分析力が必要です。たとえば、機械が動かない原因がよくわからない場合、問題の発生原因を冷静に分析して解決することが求められます。

「機械を再起動させても不具合が改善しないか」 「コードが抜けていないか」 このように不具合の原因について複数の仮説を立てて、1つずつ解決策を実施し問題が解消するか検証することが求められます。サービスエンジニアには、問題が発生して周囲が慌てている状況でも落ち着いて現状を分析し、問題を解決する能力が必要です。

コミュニケーション能力

サービスエンジニアはコミュニケーション能力も求められる仕事です。 たとえば機械に不具合が発生した場合、「どのような問題が発生したのか」「いつごろ不具合が解消しそうか」「不具合を再発させないためにはどうしたらよいのか」といったことを、お客様や社内の人へ正確に伝えることが求められます。

お客様の企業へ出向いて作業を行うときは、相手が怒っている場合もあるため適切に対応することが求められます。

サービスエンジニアの働きがいとは?


サービスエンジニアにはどのような働きがいがあるのか紹介しておきます。

どのような働きがいがある?

サービスエンジニアはトラブルを解決するのが仕事です。機械やサービスが動かずに困っているところへ駆けつけて不具合を直すことで、「ありがとう」と感謝されやすいでしょう。

直接お客様企業に出向いて作業をする場合、相手の喜ぶ顔を直接見られるため、人の役に立っているという実感を持てます。

「きつい」って本当?

下記の理由から「サービスエンジニアはきつい」といわれることもあります。

  • クライアントの目に入りやすく、プレッシャーを感じやすい
  • クライアントとのコミュニケーションに気を遣いやすい
  • プロダクトによっては労働時間が不規則になりやすい

トラブルが発生してイライラしている場面で作業をすることもあるため、お客様や社内の人からの厳しい視線やプレッシャーを感じる場面もあります。また、お客様企業に出向く場合、不具合が発生したことへの謝罪や原因の説明など、コミュニケーションに気を遣うことも大切です。

さらに取り扱っているプロダクトによっては、労働時間が不規則になってしまう場合もあるため「きつい」という人も一定数いるのです。

ワークライフバランスは取れる?

サービスエンジニアは、ワークライフバランスを取りやすいとはいえません。取り扱うプロダクトやトラブルの状況によっては、昼夜・休日を問わず作業を行わなければならない場合もあります。

たとえば、24時間稼働する工場の機械やシステム・ネットワーク関係のプロダクトの場合、不具合が起きると休日や深夜に急に呼び出される可能性があります。お客様企業のサービスが止まってしまうような大きなプロダクトを取り扱っている場合も、休日返上で作業が必要になることもあるのです。

ただし、取り扱っているプロダクトによっては緊急の呼び出しが発生しにくく、ワークライフバランスを取りやすい職場もあります。

サービスエンジニアと他のエンジニアの違いとは?


ここからはサービスエンジニアと他のエンジニアの違いについて紹介します。仕事内容にどのような違いがあるのか見てみましょう。

セールスエンジニアとの違い

セールスエンジニアは、新しい製品やサービスをお客様に提案するのが仕事です。技術系に強い営業職というイメージです。 一方サービスエンジニアは、すでにお客様が利用しているプロダクトが問題なく利用できるよう保守・運用して支えていくのが仕事となります。

システムエンジニア(SE)との違い

システムエンジニアはお客様の要望をヒアリングして、新しいシステムやサービスを作っていくのが主な仕事です。プログラミングだけでなく、仕様書を作成したり顧客に提案したりすることもあります。 一方でサービスエンジニアは、すでにあるプロダクトを保守運用していくのが仕事です。

フィールドエンジニアとの違い

フィールドエンジニアとサービスエンジニアは、どちらもほとんど同じ仕事です。企業やサービスによって呼び方が違います。

細かく分類すると、フィールドエンジニアはサービスの導入から保守運用まで、全般的に関わることが多いです。一方サービスエンジニアは、すでに導入されたプロダクトの保守運用を行うことが多いです。

サービスエンジニアに向いている人の特徴とは?


サービスエンジニアにはどのような人が向いているのか紹介します。

機械や技術に興味がある人

機械や技術に興味がある人はサービスエンジニアに向いています。 サービスエンジニアは機械やITの問題に対応する技術職です。

そのため機械や技術などに興味がないと、サービスエンジニアとして活躍するのは難しいでしょう。 場合によっては仕事に興味を持ち続けられず、離職してしまう可能性もあります。

問題解決能力がある人

問題解決能力もサービスエンジニアに求められる素養です。 機械やプログラムなどが原因不明でストップした場合、サービスエンジニアは手探りの状態で問題を発見し対処しなければいけません。

このとき、問題解決能力が低いとトラブル時に臨機応変に対応しにくく、不具合の修正が遅くなってしまうリスクがあります。

コミュニケーション能力が高い人

サービスエンジニアにはコミュニケーション能力も必要です。 たとえばお客様のもとに出向いて機械の運用・保守を行う場合、相手に失礼のないよう対応する必要があります。

ときには怒っている人を相手にする必要もあり、コミュニケーション能力が低いと苦情につながりかねません。

継続的な学習意欲がある人

学習意欲が高いこともサービスエンジニアに求められる素養です。 たとえば機械が好きな人で、ついつい最新の技術について自発的に調べるような人と、あまり興味はないが仕事だから仕方なく最低限のことだけしている人では、成長速度がまったく異なります。

継続的に新しい技術を学んでいく姿勢があれば、サービスエンジニアとして活躍し続けられるでしょう。

サービスエンジニアになるなら転職活動をはじめるのがおすすめ


本記事ではサービスエンジニアとはどのような仕事か解説しました。 専門知識が必要でかつコミュニケーション能力も求められるため、決して楽な仕事とはいえません。

しかし、困っているお客様のもとに駆けつけてトラブルを解決するため、相手の喜ぶ顔を直接見やすいといった働きがいがあります。 なお、未経験でこれからサービスエンジニアを目指すなら実際に転職活動をはじめてみるのがおすすめです。

たとえば転職アプリ「ミイダス」ではサービスエンジニアの求人があるため、求人によっては未経験でも採用されるチャンスがあります。転職アプリ「ミイダス」は、企業の社風とあなたの特徴がマッチするかどうかを重視している転職支援サービスです。

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