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目次
  1. 何のために働くのか?働く理由と目的
  2. 「何のために働くのか?」理由を見失う5つの原因
  3. 何のために働くのかわからないときの考え方・対処法
  4. 「なんのために働くのか?」面接で聞かれたときの回答例
  5. 自分の強みや価値観を分析して、自分の働く意味や目的を明確にしよう
「仕事が憂鬱だ。何のために働いているんだろう?」
「働く意味や目的がわからない。20代だけど、今の仕事を続けていいのだろうか?」

日々仕事をしていると、このように悩むこともあるでしょう。働く目的は人によりさまざまですが、自分なりの働く意義や理由を見出すことは、充実した人生を送るために欠かせません。

本記事では働く理由をテーマに、見失う原因と対処法、やりがいのある仕事を見つけるヒントを紹介します。また、採用面接で「何のために働くのか?」と聞かれたときの回答例も紹介しますので、自分なりの働く意味を見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

なお、転職アプリ「ミイダス」の「コンピテンシー診断」を受ければ、自分の適性や向いている職種が客観的にわかるため、充実感が得られる仕事を見つけるヒントになるでしょう。

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何のために働くのか?働く理由と目的


「人は何のために働くのだろうか?」と気になる方もいるでしょう。 令和5年に実施された内閣府の「国民生活に関する世論調査」によると、「働く目的は何か」という質問に対して、64.5%の人が「お金を得るために働く」と答えています。

出典:内閣府|「1ページ目-国民生活に関する世論調査(令和5年11月調査)」

続いて「生きがいを見つけるために働く」人は12.8%、「社会の一員として務めを果たすために働く」と答えた人は10.8%、「自分の才能や能力を発揮するために働く」人は7.2%と、人によってそれぞれの理由があります。

参考:内閣府|「1ページ目-国民生活に関する世論調査(令和5年11月調査)」

まずは、一般的に人が働く理由や目的として挙げられる内容を見ていきましょう。あなたの働く理由を知るヒントとして、参考にしてみてください。

1.生活に必要なお金を得るため

最も基本的な働く理由は、生活に必要なお金を得るためです。例えば、家賃や食費、光熱費、子どもの学費など、さまざまな支払いを賄うためには一定の収入が必要です。 先述した内閣府の調査でも、「お金を得るため」と答えた人が64.5%と最多でした。

生活のために働くことは、多くの人にとって働く大きな目的だと言えます。 安定した収入があることで日々、安定した生活を送れて、将来の人生計画も立てやすくなります。

2.社会的な信用を得るため

継続して働くことは、社会的な信用を獲得することにつながります。例えば、正社員として働く人は「収入の安定が見込まれ、信頼性が高い」と見なされ、ローン審査や賃貸契約がスムーズに進む傾向があります。

また、長期間同じ会社で働いている人は、短期間の転職回数が多い人と比較すると「自社でも長く安定して働いてくれそう」と信頼できる印象を与え、採用選考時の重要な要素になると言えるでしょう。このように、働くことを通じて社会的な信用を築くことも、働く重要な目的の1つです。

3.やりがいや生きがいを感じるため

やりがいや生きがいを感じるために、働く人もいます。内閣府の調査では、12.8%の人が「生きがいを見つけるために働く」と回答しています。

また、2023年に実施されたALLDIFFERENT株式会社の内定者意識調査によると、学生時代に目標達成のために努力した経験のある内定者は、そうでない内定者と比べて、仕事にやりがいや自己成長を重視する傾向が高いことがわかりました。

努力経験のある内定者は「自分の能力や人間性を高めるため」「生きるため」「やりがいを感じるため」などと回答する割合が高いのです。

出典:PRTIMES|「【調査レポート/内定者意識調査】24卒が内定期間に考える『働く理由』編」|ALLDIFFERENT株式会社

周りにやりがいや生きがいを重視して働く人がいたら、目標達成の努力経験が影響しているのかもしれません。

4.自分の強みや能力を活かすため

自分の能力やスキルを発揮することも、働く理由として挙げられます。内閣府の調査によれば、7.2%の人が「自分の才能や能力を発揮するために働く」と回答しています。

例えば、人と話すことが好きで、コミュニケーション能力が高い人が営業職に就くと、顧客のニーズを的確に捉え、問題解決に導ける提案ができる営業パーソンになるでしょう。仕事を通じて常にスキルアップを図ることで、将来のキャリアの選択肢も広がります。

仕事を通じて自分の強みや能力を最大限に活かすことは、個人の成長だけでなく、組織や社会全体にも大きく貢献します。

「何のために働くのか?」理由を見失う5つの原因


働く理由を見失うことは、誰にでも起こりうることです。さまざまな要因が積み重なることで、働く意義を見出せなくなり、モチベーションが低下してしまいます。 ここでは、よくある原因を5つ紹介します。

原因を理解し、自分自身の状況を見つめ直すことで、再び働く意味や目的を見つけられるでしょう。

1.社会に貢献しているのかわからないから

「自分は社会に貢献できているのかわからない」と感じることは、働く意欲を失う大きな要因です。 例えば、顧客と関わらない事務作業の場合、お客さんの顔や具体的な成果が見えず、役に立っている実感が得られにくいと感じる可能性があります。

また、自分に向いていない仕事をしていると、自分の能力を十分に発揮できず、活躍しているとは感じられません。 こうした要因が重なると、自分が社会にどれだけ貢献しているのか疑問に思い、働く意欲が低下するのです。「自分が何のために働くのか」が見失いやすくなります。

2.収入以外に働く目的や目標がないから

お金を稼ぐことだけが働く目的になっていると、内面的な満足感は得られません。収入は重要な要素ですが、それだけでは仕事に対する意欲や長期的なモチベーションを維持するのは難しいでしょう。

例えば、就職時に具体的なキャリアプランを定めていなかった場合、働く目的や目標が曖昧になり「このまま働き続けていいのかな」と不安や虚しさを感じる可能性があります。 なお、お金以外の働く目的や目標を見出すためには、自己分析が欠かせません。

下記の記事で詳しく解説していますので、仕事に不安がある方はあわせてご覧ください。

【関連記事:今の仕事のままだと将来が不安…不安を取り除く方法とは?将来性のある職種も解説

3.職場で評価されないと感じるから

「懸命に働いているのに、その努力が正当に評価されていない」と感じると、大きなストレスとなり働く意欲は損なわれます。

がんばっても社内の評価が上がらない、後輩に出世を抜かれたなど、努力と待遇にギャップがあると「自分の努力が報われない」と無力感を抱く人もいるでしょう。評価が上がらない経験が重なると、次第に働く理由を見失いやすくなります。

4.仕事へやりがいを持てないから

興味や関心の低い仕事をしていると、仕事に対するやりがいを感じにくくなります。毎日の仕事に楽しみや興味を見出せないと、モチベーションは低下するでしょう。

仕事内容や職場の雰囲気が自分に合わない場合もやりがいを感じず、仕事に情熱を持ち続けることは難しいかもしれません。さらに、同じ作業をこなすだけの毎日になると、新しい挑戦や変化を求める人は、仕事への意欲が低下する可能性があります。

自分の適性や資質と合わない社風の職場に転職したり、人事異動で不向きな仕事に配属されたりすると、やりがいを感じにくくなり働く目的を見失う原因になります。

【関連記事:仕事を辞めたいと思う理由7つ!後悔しない判断ポイント5つも紹介

5.仕事ばかりの生活になっているから

ワークライフバランスが乱れ、仕事ばかりの生活になってしまうと、働く意味を見失いやすくなります。残業や休日出勤が続き、人生のほとんどを仕事に費やしていると感じると、働く意欲が低下します。

家庭や趣味の時間など、プライベートの時間を犠牲にしていると「仕事のために生きている」という無力感に陥り、「何のために働くのか」と疑問に感じるでしょう。

休日を確保し、しっかりとリフレッシュすることも働くモチベーションを維持するうえで欠かせません。ワークライフバランスが取れないと、最終的に働く理由を見失ってしまうことになります。

何のために働くのかわからないときの考え方・対処法


働く目的がわからなくなる可能性は誰にでもあります。そのようなときに、対処法を知っておくことは、不安や悩みを解消するために重要です。 また、就活や転職の面接でも「何のために働くのか?」と働く理由を聞かれるケースが多いため、自己分析をして自分なりの働く理由を持つことは欠かせません。

ここでは、働く目的や理由を見失ってしまったときの具体的な考え方や対処法を紹介します。

1.小さな目標設定する

すぐに取り組める対処法として、仕事における小さな目標を立てることが挙げられます。毎日のタスクをリスト化し、達成するごとにチェックしていくと、小さな達成感が得られて仕事の楽しさを感じられるようになるでしょう。

例えば、紙に下記のような小さな目標(タスク)を書き出し、1つずつ消していく方法が簡単に実施できておすすめです。

▼小さな目標の例

  • 朝一番に未読メールをすべて確認し、必要なものは返信する
  • 進行中のプロジェクトの進捗をメンバーへ共有する
  • 顧客との打ち合わせで笑顔を心がける
  • 始業前に5分ほどスキルアップのための本を読む など

高すぎる目標を設定すると、達成できずに自己否定の原因になるため、無理のない範囲で目標を設定します。達成できたら自分を評価し、努力を認めることが大切です。

小さな目標の達成が、仕事への意欲やモチベーションを復活させるきっかけになるでしょう。

2.自分の価値観・強み・将来のキャリアを書き出す

自分の価値観や強み、将来のキャリアを書き出してみると、働く目的や将来のためにやるべき行動が見えてくるでしょう。この際、ライフチャートやSWOT分析の活用が役立ちます。

ライフチャートは、自分が経験した出来事や選択を曲線で表す図です。横軸を「年齢」、縦軸を「幸福度」や「充実感」として曲線を書くことで、自分の価値観を分析できます。

SWOT分析は、自分の「強み」「弱み」「機会(チャンス)」「脅威」を整理するフレームワークで、仕事やキャリアの状況を把握するのに有効です。

自分の価値観と強みを明確にしたら、将来のキャリアも書き出しましょう。なりたい未来の姿から逆算することで、今の自分に必要な行動がわかります。

もし、現在の職場で理想の姿を目指すことが難しい場合は、転職も視野に入れましょう。

3.「好きな仕事」ではなく「向いている仕事」を自己分析する

「好きな仕事」に憧れを抱きがちですが、必ずしも自分に向いているとは限りません。向いている仕事を知ることが、充実感が得られる仕事を見つけるヒントになるでしょう。 例えば、自分が得意な業務や過去の成功経験を棚卸しすることで、向いている仕事が見えてきます。

向いている仕事は長続きしやすく、成果や評価にもつながりやすいため、やりがいを感じやすい傾向にあります。 また、向いている仕事の中から興味関心のある仕事を絞り込むことで、やりがいを感じられる仕事が可視化されるはずです。

なお、自己分析が難しい場合や客観的に適性を把握したい方は、自分のことをよく知る第三者に意見を聞いたり、自己分析ツールを活用したりするのも一案です。


例えば、転職アプリ「ミイダス」の「コンピテンシー診断」は、自分の資質や適性、向いている具体的な職種の傾向などを数値で客観的に把握できます。 また、コンピテンシー診断結果をもとに、適性の高い企業からのスカウトも受け取れるため、効率的な転職活動が可能です。

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「なんのために働くのか?」面接で聞かれたときの回答例


就職や転職の面接で「なんのために働くのか?」と質問されることがあります。この質問の意図を正しく理解して、自分らしい回答を伝えることで、効果的なアピールになるでしょう。

ここでは、「なんのために働くのか?」の意図と具体的な回答例を紹介します。

企業側の目的は「自社との相性を確認すること」

面接で「なんのために働くのか?」と質問する企業側の目的は、求職者の価値観や成長意欲を知り「自社との相性を確認すること」です。

企業によって重視する要素はさまざまですが、具体的には「自社のカルチャーにフィットするか」「長期的に働いてくれそうか」などを見極め、入社後の活躍が期待できる人材を採用したいと考えています。

そのため「生活のために働きます」「わかりません」といった自己都合的な理由や意欲が見えない回答は、マイナスな印象を与える可能性があるため避けたほうが無難です。企業の求める人物像や社風を把握して、あなたの働く理由とマッチする内容を伝えましょう。

なお、面接でよく聞かれる質問と意図、回答例は下記の記事で詳しく紹介していますので、面接対策の参考にしてみてください。

【関連記事:転職の面接でよく聞かれる質問集40選!回答例や流れ、マナーも解説

「何のために働くのか?」の回答例

先述した内容をふまえて、「何のために働きますか?」と面接官から質問されたときの具体的な回答例を紹介します。就活生や転職活動をされている方は、下記を参考にして自分らしい回答を考えてみましょう。

【回答例1】

「私は仕事において、常に新しいことにチャレンジし、成長し続けることを大切にしています。以前、会社説明会で御社の社員の方から、社員の成長を支援する教育制度が充実しており、社員の主体性や挑戦を尊重する風土だと伺いました。

そのような環境で自分の可能性を高め、御社の発展に貢献したいと思っています。」

【回答例2】

「私は仕事を通じて人々の生活の質を向上させることに、大きなやりがいを感じています。御社は、ユーザー目線の製品開発に力を入れており、常に顧客価値の創造を追求されていることに感銘を受けました。

私も御社の一員となってユーザー目線に立ち、本当に必要とされる製品やサービスを開発することで社会に貢献したいと考えています。」

自分の強みや価値観を分析して、自分の働く意味や目的を明確にしよう


本記事では「何のために働くのか?」というテーマについて、人が働く理由や目的、見失う原因、その対処法について詳しく解説しました。 働く理由には「生活に必要なお金を得るため」や「社会的な信用を得るため」「やりがいや生きがいを感じるため」など、人によりさまざまです。

しかし、ふと自分の働く理由を見失い、わからなくなってしまうこともあります。 そのようなときには、自分の価値観や強み、将来のキャリアを明確にするなどの自己分析が、働く目的を見つけるために必要です。

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