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目次
  1. テレビ局で仕事をする方法
  2. 【制作関係】テレビ局の仕事内容
  3. 【技術関係】テレビ局の仕事内容
  4. 【報道関係】テレビ局の仕事内容
  5. 【総合職】テレビ局の仕事内容
  6. テレビ局で働ける仕事を探すならミイダス!
  7. テレビ業界の現状と課題
  8. テレビ局で仕事をするメリット・デメリット
  9. テレビ業界に向いている人の特徴
  10. テレビ局関係の仕事へ転職するなら行動を起こそう
「華やかなテレビ業界で働いてみたい」
「面白い番組を作る仕事に関わりたい」

このように、テレビ局で働くことに対して憧れを抱いている方もいるのではないでしょうか。しかし、具体的にどのような仕事があり、どうすればテレビ業界で働けるのかわからない人もいるかもしれません。

そこで本記事では、テレビ局の番組制作に関われる主な仕事やテレビ業界で働くための方法などを解説します。「テレビ局で仕事をしてみたい」と考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

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テレビ局で仕事をする方法


テレビ局やその関連の仕事に就くには、主に3つの方法があります。

  • テレビ局に入社する
  • 番組制作会社で働く
  • アルバイトや派遣・契約社員として働く

それぞれの働き方の特徴について詳しくご紹介します。

テレビ局に入社する

テレビ局は、総務省から放送免許を与えられ、テレビ番組を放送する権利を持つ組織です。テレビ局の正社員として入社できれば、高い年収や大きなやりがいが手に入るでしょう。 ただし、テレビ局は新卒者をはじめとした人材から人気が強く、中途採用もほとんど募集されない狭き門です。

またテレビ局といっても、全国に番組を放送できる権利を持つ「キー局」と、地方で番組を放送する「地方局」によって仕事の規模が異なります。 さらに、地方局のなかでもキー局のグループである「系列局」と、それ以外の「独立局」があります。

それに加えてケーブル回線を通じて番組を提供する「ケーブルテレビ局」もあるなど、テレビ局といってもさまざまな性質の組織があるのです。

番組制作会社へ入社する

テレビ局が放送する番組の多くは、実は外部の「番組制作会社」によって作られています。番組制作会社には、テレビ局の子会社や関連会社である「テレビ局系列の制作会社」と、独立した資本で運営される「独立系の制作会社」があります。

番組制作会社は、テレビ局の近く、特に首都圏に集まっていることが多いです。テレビ局系列の番組制作会社に入社した場合、出向などの形でテレビ局の内部で働く機会も比較的多い傾向にあります。 テレビ局への入社は狭き門ですが、番組制作会社であればテレビ業界で働く門戸は広くなるでしょう。

アルバイトや派遣・契約社員として働く

正社員だけでなく、アルバイトや派遣社員、契約社員としてテレビ業界で働く道もあります。ただし求人数は、多くはありません。テレビ業界とのつながりを作るきっかけとして、あるいは「テレビ制作の現場を一度経験してみたい」という興味から、単発や短期の仕事にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

ただし、非正規雇用は収入や雇用の安定性に欠けるため、中高年になってからアルバイトや派遣、契約社員で働くと生活が不安定になるリスクが高まる点に注意が必要です。

【関連記事:正社員で働くメリットとは?非正規雇用から正社員へ転職する方法や、未経験でも転職しやすい職種を解説

次は、テレビ局で働く人の主な仕事内容について「制作」「技術」「報道」「総合職」という4つのカテゴリに分けて紹介します。

【制作関係】テレビ局の仕事内容


まずは番組を作る中心となる、制作関係の仕事を見ていきましょう。

プロデューサー

プロデューサーは、番組制作における最高責任者です。企画の立案から予算管理、スタッフの選定・配置、スケジュール管理、出演者のキャスティング交渉まで、番組制作全体の統括を行います。

面白い番組を作るためのクリエイティブな視点と、プロジェクトを成功に導くマネジメント能力の両方が求められる仕事です。

なお後述する「ディレクター」は現場の指揮・監督といった仕事がメインであるのに対し、プロデューサーはディレクターよりも幅広い視点を持ってマネジメントを行う、といった違いがあります。

アシスタントプロデューサー

アシスタントプロデューサーは、プロデューサーの補佐役として、多岐にわたる業務を担当します。具体的には、下記のような仕事内容を担当することが多いです。

  • 出演者や関係各所との連絡・調整
  • ロケ地の交渉
  • 資料作成
  • 予算管理の補助
  • スケジュールの調整 など

このように、アシスタントプロデューサーの仕事内容はかなり幅広いです。プロデューサーを支え、番組制作を円滑に進めるための重要な役割を担います。 一方で、対応する仕事が幅広いため、忙しくなりやすい一面もあるでしょう。

ディレクター

ディレクターは、番組制作における「現場監督」ともいえる仕事です。プロデューサーが決定した企画内容に基づいて具体的な演出プランを考え、カメラマンや音声、照明などの技術スタッフ、出演者などに指示を出して番組を形にします。

収録した番組の編集方針を決めたり、生放送の進行を指揮したりと、制作工程全般を管理する役割があります。

アシスタントディレクター

アシスタントディレクターは、ディレクターの指示のもと、番組制作に関わるあらゆる業務をサポートする仕事です。主に番組制作会社に所属しています。

  • ロケハン(撮影場所探し)
  • 資料収集
  • 小道具の準備
  • 出演者のケア
  • スケジュール調整
  • 編集補助簡単なテロップ作成 など

上記のように、仕事内容は多岐にわたります。

アシスタントディレクターは、未経験からでもチャレンジしやすい職種です。しかし長時間労働になりやすく、体力・精神力ともに求められるため、「激務」といわれることも少なくありません。 そのぶん、番組制作のノウハウを現場で身につけられるため、将来ディレクターを目指す方に向いているでしょう。

タイムキーパー

タイムキーパーは、番組の収録や生放送において、時間を正確に管理する専門職です。特に生放送では、番組の進行時間やCMに入るタイミングなどを、秒単位で管理します。

生放送ではわずかな時間のズレも許されないため、高い集中力と判断力が求められるでしょう。

脚本家

脚本家は、主にドラマ番組の脚本を執筆する仕事です。物語の構成、登場人物の設定、セリフなどを考え、視聴者を惹きつけるストーリーを作り上げます。

ドラマ以外にも、映画や演劇、アニメなどの脚本を手がける脚本家もいます。物語を生み出す創造力が不可欠であり、作家に近い仕事です。

放送作家

放送作家は、バラエティ番組や情報番組、ドキュメンタリー、ラジオ番組などの企画を考え、番組の構成案や台本を作成する仕事です。 番組のコンセプトを考えたり、面白いコーナーを企画したり、出演者のトークを台本に落とし込んだりします。

世の中のトレンドを的確に捉え、それを面白い企画として形にする発想力や構成力が求められる、クリエイティブな職業です。

プロダクションデザイナー

プロダクションデザイナーは、番組の世界観を作り上げるうえで欠かせない、美術全般を担当する仕事です。以下のような番組のビジュアル面を統括するポジションです。

  • スタジオセットのデザイン・制作
  • ロケーション撮影で使用する小道具の選定・手配
  • 出演者の衣装やヘアメイクのプランニング など

ほぼすべての番組制作において欠かせない、重要な仕事といえます。

【技術関係】テレビ局の仕事内容


次は、番組制作を技術面から支える仕事をご紹介します。

カメラマン

カメラマンは、ディレクターの意図を汲み取り、番組に必要な映像を撮影する仕事です。 スタジオでの撮影はもちろん、ロケ現場など屋外でカメラを回すこともあります。

単に映像を記録するだけでなく、構図やアングル、カメラワークなどを工夫し、より魅力的で内容が伝わりやすい映像を作り出すセンスや想像力が求められます。 また、ディレクターや他のスタッフと連携するためのコミュニケーション能力も重要です。

照明スタッフ

照明スタッフは映像がより見やすく、かつ美しく映るように、ライトを使って光を調整する仕事です。 スタジオやロケ現場で、人物やセットにうまく照明を当てていきます。

光の当たり方ひとつで映像の雰囲気やクオリティは大きく変わるため、光を当てて映像が映えるようにする、専門性の高い仕事です。

音響スタッフ

出演者の声や周囲の音などを、マイクを使ってクリアに収録する仕事です。ロケ現場での収録はもちろん、スタジオ収録では複数のマイク音声を調整するミキシングも担当します。

また、収録後の音声データを編集したり、効果音(SE)やBGMを加えたりする作業を音響スタッフが対応する場合もあります。

編集スタッフ

編集スタッフは、撮影された膨大な映像素材をつなぎ合わせ、テロップや効果音、BGMなどを加えて、放送できるクオリティの映像として、番組を完成させる仕事です。 ディレクターの指示に基づいて編集作業を進める場合もあれば、編集スタッフのセンスや技術で映像を構成していく場合もあります。

映像編集ソフトを使いこなし、視聴者を惹きつける映像を作り上げる技術と構成力が求められるでしょう。

【報道関係】テレビ局の仕事内容


続いて、ニュースや情報を伝える役割を担う報道関係の仕事をご紹介します。

アナウンサー

アナウンサーは、ニュース番組の原稿読み、情報番組やバラエティ番組の司会進行、ニュースなど番組中継の実況、現場からのリポートなど、テレビ局の「顔」として情報を伝える仕事です。正確な日本語を扱える能力や滑舌の良さ、高いコミュニケーション能力、アドリブ力などが求められます。

キー局のアナウンサー採用はほとんどが新卒採用で、非常に狭き門となります。地方局では中途採用のケースもありますが、あまりありません。 アナウンサーとしてテレビ局で働くなら、アナウンサースクールに通って専門的なトレーニングを受けるのが一般的です。

アナウンサー事務所や芸能プロダクションに所属する道もありますが、応募条件は厳しいことが多いです。

スポーツキャスター

スポーツキャスターは、スポーツに関するニュースやスポーツ中継の実況などを専門に担当する仕事です。たとえば試合の実況中継を行ったり、スポーツ番組で解説者と共に進行を務めたりします。

アナウンサーが兼務することも多いですが、元アスリートがスポーツキャスターを務める場合もあります。

俳優

俳優は主にドラマや映画に出演し、役柄を演じる仕事です。多くの場合、芸能事務所に所属して活動します。バラエティ番組の再現VTRなどに出演することもあります。

タレント

タレントは芸能事務所に所属して、バラエティ番組や情報番組、ロケ番組などに出演し、面白いトークやリアクションで番組を盛り上げる役割を担います。お笑い芸人、モデル、文化人など、さまざまなジャンルの人がタレントとして活躍しています。

【総合職】テレビ局の仕事内容


番組制作に直接関わる職種以外にも、テレビ局の運営を支える仕事があります。 ここで紹介する職種は、テレビ局本体で採用されることがほとんどです。どのような仕事があるのか、さっそく見てみましょう。

営業

営業は、テレビ局の主な収入源であるCM枠を企業(スポンサー)に販売する仕事です。自社番組の広告価値を企業に提案し、CMを出稿してもらう役割を担います。

主に、広告代理店と連携して仕事を進めることが多いです。ときには企業へ直接アプローチする、いわゆる飛び込み営業を行う場合もあります。

広報

広報は、テレビ局や自社番組の魅力を世の中に広く伝え、イメージアップを図る仕事です。 プレスリリースの作成・配信、SNSでの情報発信、イベントの企画・運営など、業務内容は多岐にわたります。一般企業の広報職と共通する部分が多いです。

経理

経理は、テレビ局全体の予算管理、決算業務、伝票処理、給与計算など、お金に関わる業務全般を担当します。 番組制作では多額の予算が動くため、作業の正確性が求められるでしょう。一般企業の経理職と同様のスキルが必要です。

人事

人事は、社員の採用、育成、評価、労務管理など、人材に関わる業務を担当します。 テレビ局という特殊な環境で働く社員をサポートし、組織を活性化させる役割を担います。一般企業の人事職と共通する業務を行うことが多いです。

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  • プロデューサー
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  • 編集
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テレビ業界の現状と課題

憧れのテレビ業界ですが、就職後に後悔しないよう、現状と将来性についても理解しておくことが重要です。 総務省が発表した令和6年版情報通信白書によると、2022年度の放送事業者全体の売上高は3兆6,845億円で、前年度比0.8%減となっています。

引用:第Ⅱ部 情報通信分野の現状と課題|総務省

また、経済産業省の資料によれば、広告市場全体においてテレビ広告費は減少傾向にあります。一方で、インターネット広告費が急速に伸びていることがわかりました。

引用:広告の主流はネット広告に|経済産業省

このように、インターネットの普及や視聴スタイルの多様化により、テレビ業界は大きな変革期を迎えています。いわゆる「テレビ離れ」も指摘されており、特に若年層の視聴時間減少は課題の一つです。

しかし、依然としてテレビは社会に大きな影響力を持つメディアであり、その市場規模は巨大です。ドラマやバラエティ、報道番組など、質の高いコンテンツ制作能力はテレビ局の強みであり、今後もその魅力が失われることはないでしょう。

TVerなどの見逃し配信サービスの普及や、ネットとの連動企画など、新たな収益モデルの模索も進んでいます。ただし番組制作会社は、テレビ局の正社員と比較して給与水準が低くなる点には注意が必要です。

テレビ局で仕事をするメリット・デメリット

テレビ局や関連会社で働くことには、魅力的な点もあれば大変な側面もあります。具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

【メリット】

  • 社会に影響を与えるような規模の大きい仕事ができる
  • 年収が高い
  • 企業名にブランド力がある
  • 「クリエイティブな仕事をしている」という実感を得やすい

テレビ局の仕事は大変ですが、自分が関わった番組が全国に放送されたときは達成感を得られるでしょう。またキー局の正社員であれば、高い年収を得られます。 企業名にブランド力もあるため「〇〇テレビに勤めている」と知人や家族に話せば、きっと興味を持ってもらえるでしょう。

【デメリット】

  • 上下関係が厳しい世界である
  • どの仕事も激務である
  • テレビ離れの傾向がある

テレビ局は上下関係が厳しい場合が多く、「先輩と後輩」「師匠と弟子」といった関係が色濃く残る側面もあります。またテレビ局の仕事は激務になりやすく、接待や飲み会に参加することも重要になるため、拘束時間が長くなりやすいです。

さらに、近年はYouTubeをはじめとするインターネット動画配信サービスが成長しており、テレビ離れが加速しているといった問題に直面しています。将来性に関して不安が残る点は、デメリットといえるでしょう。

テレビ業界に向いている人の特徴

どのような人がテレビ業界で活躍できるのか、主な特徴をご紹介します。

  • テレビが好き
  • コミュニケーション能力がある
  • 最新のトレンドに敏感
  • 体力に自信がある
  • フットワークが軽い

テレビ業界で働くなら、何よりもまず「テレビ番組が好き」「面白い番組を作りたい、全国の人へ届けたい」という情熱があることが大切です。また、番組制作には多くのスタッフや出演者が関わるため、コミュニケーション能力も必要不可欠です。

世の中の動きや流行に常にアンテナを張り、それを企画や演出に活かせる感性が求められます。また、長時間労働かつ不規則な勤務体系になりがちなので、体力も必要です。番組によっては遠い土地でロケや撮影をする場合もあるため、フットワークの軽さも求められるでしょう。

テレビ局関係の仕事へ転職するなら行動を起こそう


本記事ではテレビ局で働くための方法や仕事内容、向いている人の特徴などを解説してきました。

テレビ業界は華やかなイメージがある一方で、厳しい側面も持ち合わせています。しかし多くの人を巻き込み、社会に影響を与えるスケールの大きな仕事ができる、非常にやりがいのある仕事でもあります。

もしあなたがテレビ局関係の仕事に興味を持っているなら、まずは情報収集から始めてみましょう。そして、自分に合った働き方や職種を見つけるために、行動を起こすことが大切です。

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