営業職は「もうやりたくない」「辞めたい」と感じる人が多いといいます。その背景には、売上目標のプレッシャーや人間関係の複雑さなど、さまざまな理由があるようです。
しかし、いざ転職を検討しても何から始めたらいいか分からず、「自分はどんな職種に向いているのだろう……」と不安に感じる場面もあるでしょう。
この記事では「営業だけはもうやりたくない」と感じる理由や、営業で培ったスキルを活かして転職活動を成功に導く方法、転職の成功事例などを紹介します。
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「営業だけはもうやりたくない!」と思ってしまう理由
営業だけはもうやりたくない!」と感じてしまう理由として、以下のようなものが挙げられます。
- ノルマが厳しくプレッシャーを感じるから
- テレアポや飛び込み営業があるから
- 人間関係の悩みが多いから
- 熱量高く商品を売り込めないから
- 残業や長時間労働になりやすいから
- 給与が安定しない
ノルマが厳しくプレッシャーを感じるから
ノルマや売上目標によるプレッシャーは、営業職では多くの人が抱えています。新規顧客の開拓が難しく、契約が打ち切られるなどの理由から成績が伸び悩むと、「営業の仕事は自分に向いていないのではないか」という不安や自信の喪失が生じるケースも少なくありません。
また、仕事の目的が不明確な場合、「なぜこの商品を売るのか」といった疑問を抱き、ノルマが単なる負担と感じられる場合もあります。
このようなプレッシャーが「営業職を辞めたい」という気持ちを引き起こす原因のひとつといえるでしょう。
テレアポや飛び込み営業があるから
営業職では顧客に関してさまざまなアプローチを行いますが、なかでも「テレアポや飛び込み営業は特に嫌だ」と感じる人は多いです。新規の飛び込み営業では、相手から不快な反応を受けたり、話をなかなか聞いてもらえなかったりする場面が頻繁にあります。
テレアポでは同じアプローチを繰り返して行う単調な業務がモチベーションを低下させる要因となるようです。たとえ仕事だとしても、相手から拒絶されたり断られたりする経験は精神的な負担となります。
そのストレスから「営業の仕事を辞めたい」と感じるケースがあるようです。
人間関係の悩みが多いから
営業職では、主に顧客との密接なコミュニケーションが求められ、商品の販売に向けて接待や飲み会が頻繁に行われる実態があります。同時に上司や同僚との協力も不可欠ですが、企業内でのチームメンバー同士のトラブルや顧客の奪い合いといった課題が発生するケースもあるでしょう。
このような職場環境では、多くの人と関わりながら仕事を進める姿勢が求められます。しかし、これが逆に人間関係にストレスを感じたり疲弊したりする原因となるようです。
そのため、営業職から別の仕事への転職を検討する人も珍しくないといわれています。
熱量高く商品を売り込めないから
自社の商品やサービスに真摯な情熱がない場合、営業職を続けるのは難しいと感じるケースがあります。自分が本当に価値を信じていない商品を顧客に販売する活動は苦痛であり、その結果、製品のアピールが効果的に行えないのです。
これが続くと、営業成績が低迷する可能性も考えられるでしょう。商品やサービスに真摯な情熱や販売意欲が欠如していると、顧客に対して納得感を与えるアプローチが難しくなり、「営業を辞めたい」という考えが生まれるケースもあります。
残業や長時間労働になりやすいから
営業職も時間外労働の上限規制が適用されていますが、実態として外回りが多かったり、顧客対応を夜間・休日に行う必要がある場合があるなど、負担が大きい企業も多いようです。また、得意先との接待や飲み会などが続くケースもあり、疲労が抜けにくい状況も見られます。
仕事で拘束される時間が一段と長く感じられると、「営業を辞めたい」という考えに至る場合もあるでしょう。
給与が安定しないから
給与が安定しない点も「営業をやりたくない」と感じる理由のひとつです。実際、営業職は歩合給を導入している企業も多く、成果次第で収入が大きく変動する場面もあります。特に新規開拓営業の場合、成果が出るまで時間がかかるため、収入が不安定になりがちです。
営業職といっても雇用形態によって給与体系はさまざまです。正社員でも歩合給の割合が高い場合、固定給の場合と比べて収入の変動幅が大きくなります。
また、業務委託やフリーランスの場合、成果報酬型の契約も多いため、そのような形式で働くと収入が不安定になりやすいです。安定した収入を求める人にとって、「営業職はハードル」が高いと感じる理由のひとつでしょう。
成果が収入に直結するのはモチベーション維持につながる、というメリットもあります。しかし、生活の安定を重視する人にとっては、給与の不安定さがネックとなり「営業だけはやりたくない」と思ってしまうのも無理はないでしょう。
営業を「やりたくない」は甘えではない!あなたの気持ちを肯定しよう
「営業をやりたくない」と感じる自分は甘えている……。そのように自己嫌悪に陥る場面があるかもしれません。しかし、「営業をやりたくない」という感情は甘えではありません。その理由について、詳しく解説していきましょう。
営業職の向き・不向きは人それぞれ
どんな仕事にも向き、不向きがあります。とりわけ営業職は、ノルマ達成にかかわるプレッシャー、飛び込み営業の精神的負担、人間関係の悩みなど、ストレスを抱えやすい職種です。
このような環境で成功できる人もいれば、「苦手だ」と感じる人もいるのは、ごく自然なことです。あえて、苦手を克服しようとするのもよいでしょう。しかし基本的には、自分の強みや得意分野を活かせる仕事を探すほうが、仕事の満足度を高めやすいといえます。
「なんとなく嫌だ」の深掘りにより適職が見つかる
「営業をやりたくない」と感じたら、まずはその感情を素直に受け入れてみましょう。「周りは大丈夫なのに、なぜ自分だけ、ネガティブに考えてしまうのか!」と自分を責める必要はありません。
そのうえで、なぜ「やりたくない」のかを深く掘り下げて考え、転職するなど新たなはたらき方を探す取り組みが重要です。「営業をやりたくない」という感情の芽生えは、自分の適性を見極めてキャリアアップする大事な一歩を踏み出した、ともいえるのです。
営業に向いている人・向いていない人の特徴
仕事には向き、不向きはあるとお伝えしました。では、営業に向いている人、あるいは向いていない人とはどんな人なのでしょうか。「営業だけはもうやりたくない!」と思っている人でも、実際には営業に向いている場合も考えられます。営業に向いている人・向いていない人の特徴について、それぞれ見ていきましょう。
営業職が向いている人の特徴
営業職に向いているのは、主に次のような人と考えられます。
- 地道に努力できる人
- メンタル・体力に自信がある人
- 人と話すことに苦を感じない人
- 傾聴力が高い人
- 責任力がある人
- 柔軟性がある人
地道に努力できる人
粘り強く努力できる人は、営業職として活躍しやすいでしょう。なぜなら、営業職の業務はいつも順調に進むわけではないからです。
営業職は自社の商品を顧客に購入してもらうのが仕事です。そのためには、製品のメリットを伝えるだけでなく、顧客との信頼関係が求められます。信頼関係を構築するために何度もコミュニケーションをとり、順調に契約に至らないとしても落ち込まず、地道に努力を続けることになります。
メンタル・体力に自信がある人
メンタルと体力に自信がある人も、営業職に向いているといえます。
1日に複数の取引先を訪問し、百回を超える電話対応をする。職場によっては、このようなハードな業務も営業職に含まれます。「何度も訪問しているのに、今回も受注につながらなかった」「営業ノルマを達成できなかった」などと、精神的なダメージを受ける場面もあるでしょう。そのため、営業職ではそれ相応の体力と、壁にぶつかってもくじけないメンタルが不可欠なのです。
人と話すことに苦を感じない人
営業職は日々、多くの人とコミュニケーションをとる仕事です。初対面の人とも抵抗なく、交流を楽しめる人は特に向いています。
ただし、ここで問われるのは一方的に話す「トーク力」ではなく、相手の視点に立ったコミュニケーション能力の有無。商品を購入してもらうためには、コミュニケーションを通して相手のニーズをつかみ、それに基づいて最適な提案をする必要があるためです。相手に興味を持ちながら対話ができる人には営業職は適任といえるでしょう。
傾聴力が高い人
顧客のニーズを的確に捉え、最適な商品やサービスを提供するには、「傾聴力」も求められます。傾聴力とは、相手の話にしっかりと耳を傾け、熱心に聴く力を意味します。
傾聴力の高い人が話を聴くときは、相手の言葉だけではなく、表情や仕草などにも注意を払います。真のニーズを探ることで、営業職として顧客と信頼関係を築けます。その結果、契約につながる可能性を高められるでしょう。
責任感がある人
責任感がある人にも、営業職は向いています。営業職には「売上目標を達成する」という責任があり、それ以前に、顧客との約束を守る責任があるためです。
顧客との約束とは、契約内容の遂行です。ときには「約束した商品が納期に間に合わない!」などとトラブルも発生しますが、責任感があれば最後まで粘り強く取り組めるでしょう。このような姿勢が顧客の信頼を勝ち取り、売上目標の達成にもつながります。
柔軟性がある人
営業職は、顧客の反応や市場の状況によって、臨機応変な対応が求められます。そのため、柔軟性のある人も営業職として活躍しやすいでしょう。
たとえば、顧客との商談前に、綿密な提案書を準備したとします。しかし顧客の意向と合わず、まったく受け入れてもらえないケースもあります。このような場合、柔軟性がある人なら顧客の反応に合わせて提案内容を修正したり、新たな提案を考えたり、と最適な対応策を見つけ出せるでしょう。
営業職が向いていない人の特徴
続いて、営業職では自分の強みが発揮しにくい人について、特徴を見ていきましょう。たとえば次の5つは、営業職が向いていない人の主な特徴とされるものです。ひとつでも「自分に当てはまる」と感じた場合は、転職を視野に入れてみてもよいでしょう。
- マニュアルに沿って行動したい人
- 計画的に行動するのが苦手な人
- 成果主義のはたらき方を避けたい人
- 対人ストレス耐性が低い人
- すぐに結果を求める人
マニュアルに沿って行動したい人
営業職は、さまざまな顧客ニーズに合わせてサービスの提案を行います。顧客の信頼を築き、取引を継続するにも柔軟な対応が求められます。「マニュアル通りに行動したい」と考える人は、柔軟な対応が難しいかもしれません。
また、契約を成立させるには商材の魅力だけでなく、場合によっては担当者の人柄も重視されます。そのため、マニュアルにない行動や急な判断が苦手な人には不向きといえるでしょう。
計画的に行動するのが苦手な人
計画的な行動も、営業職には不可欠です。「商品をこの日までに納める」「売上目標を月末までに達成する」といった期限があるなかで、リサーチやマーケット分析、顧客との商談、契約締結など異なる業務を同時進行し、すべてをやり遂げていくためです。
顧客に迅速にフォローアップをするにも、業務全体を効果的に進めるスケジュール管理が欠かせません。計画的な行動が不得意な人だと、営業職は難しさを感じやすいでしょう。
成果主義のはたらき方を避けたい人
「成果主義」とは、個人の業績や成果に基づいて仕事の評価や報酬が定まるはたらき方を指します。
営業職の多くは、この成果主義です。自身の売り上げや業績に応じて評価がなされ、評価にあわせた給与や報酬が支給されます。実力次第で年齢や勤務年数に関係なくキャリアを築けるのは魅力ですが、この制度がすべての人に適するわけではありません。成果主義に苦手意識を感じる人は、営業に向いていない可能性があります。
対人ストレス耐性が低い人
人間関係におけるストレスに弱い人も、営業職にフィットしにくいと考えられます。
営業職は取引先とのコミュニケーションや社内・チームとの関係性を築きながら成果を上げる仕事です。人によっては、人間関係を構築する際にストレスが蓄積しやすく、仕事での疲れをうまく発散できなかったり、成績面での成果を感じられなかったりするケースもあります。それが続くと疲労が溜まり体調を崩してしまったり、転職を考えたりする原因にもなります。
すぐに結果を求める人
営業職として顧客との信頼関係を築き、ニーズを的確に捉えた最適な提案を行うには、ある程度の時間と労力が必要です。
しかし、すぐに結果を求めてしまう人は、成果が出ないとモチベーションが低下する傾向があります。さらに、焦りが生じて、最終的には営業活動自体を苦痛に感じてしまう恐れがあります。顧客との良好な関係構築よりも、目先の数字を追い求めてしまい、顧客から不信感を抱かれる可能性も高まるでしょう。
【注意点】営業職に関するよくある「勘違い」
ここで注意したいのが、営業職に「向いていない人」ではないのに、次のような勘違いから「向いていないと思い込んでいる」ケースです。実際はどう違うのか、併せて紹介します。
<営業職に関するよくある勘違い>
- ノルマや目標達成へのプレッシャーが大きい
実際は、個人目標ではなくチーム目標を設定する企業や、目標が緩やかな企業もあります。その場合、負担は軽減されるでしょう。 - テレアポや飛び込み営業をしなければいけない
新規開拓ではなく、既存顧客を取引先とするルート営業であれば、テレアポや飛び込み営業はほぼ不要な場合もあります。 - 営業はただ商品を売り込むだけの仕事である
本来、営業は商品やサービスを通して顧客の課題を解決する仕事です。また、「自分が好きでもない商品を売りつける」という勘違いも起こりがちですが、自分が興味のある分野の商材なら商品の魅力を感じたままに顧客へ伝えられます。 - コミュニケーション能力がないと営業職は務まらない
営業は顧客の課題解決のために、論理的思考や分析力、提案力なども求められます。チームで取り組むケースも多いので、コミュニケーション能力がなくてもほかの能力を発揮し、チームで補い合って営業職を務めるという道も開かれています。 - 外回りが多く、体力的にきつい
実際には、電話やメールなどを使って内勤で営業活動を行うインサイドセールスもあります。
このように、一口に「営業職」といっても、実際にはその内容はさまざま。営業職でも勤め先やはたらき方、商材が変われば、「やりたくない」感情が解消されるかもしれません。
「営業だけはやりたくない」「営業を辞めたい」と感じたときは一度冷静になり、上記の勘違いをしていないか自問してみましょう。
営業経験が無駄にならない!転職で活かせるスキルとメリット
ここからは、営業職から転職する場合について考えていきましょう。
営業職で身につけたスキルは、転職先でも活かせます。特別な能力や資格でなくても日常業務で身についたスキルも転職活動において評価される場合があります。営業職で得られるスキルやメリットには、次のようなものがあります。
- 商品・サービスへの知識と理解
- 資料作成スキル
- リサーチ力
- 信頼してもらえる関係構築力
- 社内外の人脈
- マーケティング力
- 問題解決能力
商品・サービスへの知識と理解
営業職では、自社の製品やサービスに関する深い知識が不可欠です。この知識は顧客とのコミュニケーションを通じて磨かれ、商品やサービスに対する理解が深まります。
商品やサービスを魅力的に伝えるためには優れたコミュニケーション力が必要であり、これは事務職や企画など、さまざまな業種で役立つスキルといえるでしょう。
転職活動ではこれまでの経験を通じて得たスキルを強調し、今後のキャリアでどのように活かしていくかを採用担当者にアピールするといいでしょう。
資料作成スキル
営業職では、理解しやすい資料を作成することも大切な業務です。資料作成は自社の商品やサービスをわかりやすく伝える重要な仕事であり、そのためには効果的な資料づくりが求められます。
資料を用いたアピールが期待通りにいかなかった場合、失敗の原因を分析し、次回に向けて改善する努力も不可欠です。
明確で理解しやすい表現や説明する対象に合わせたアプローチができる資料作成スキルは、事務職や人事、広報など多岐にわたる職種で高い評価を受けるでしょう。
リサーチ力
営業職では、リサーチ力のスキルも向上します。新規のお客さまに対して的確な提案を行うためには、取引先企業のニーズや業界の課題などを詳細にリサーチする必要があります。
情報収集だけでなく、限られた時間内で必要な情報や知識を効果的に調査し、取捨選択する柔軟性や考察力も求められます。
センスや感性だけでなく包括的なリサーチ力は、どの職種においても高く評価されるでしょう。
信頼してもらえる関係構築力
営業職では、関係構築力が特に重要なスキルのひとつといえます。このスキルを向上させるためには、顧客との対話が欠かせません。
信頼関係が構築できているという事実から、他の外部担当者にはない評価を得て、「この人の商品なら安心して買える」と顧客に感じさせられます。このような関係構築力は、営業職から他の職種に転職しても活かせるスキルです。
社内外の人脈
営業職で得られるスキルやメリットのひとつに、人脈の構築が挙げられます。営業職では積極的なコミュニケーションが求められ、顧客はもちろん同僚や他の関連部署との関係を築く機会が多くあります。
営業で築かれた人脈は、営業職を離れたあとも継続されたり、転職先でも新たな機会を生み出すためのネットワークとなったりします。
営業で構築した社内外の人脈は、転職活動においてもプラスのアピールポイントとなるでしょう。
マーケティング力
営業職で得られるスキルやメリットのひとつに、マーケティング力が挙げられます。営業は市場や顧客のニーズを理解し、それに基づいて商品やサービスを効果的に提案する役割を担います。
この過程でマーケティング戦略の理解や、顧客心理・トレンドの把握により、商品販売に必要な洞察力や戦略的思考を養えるでしょう。具体的な営業経験があれば、担当者の意図を理解し、スムーズに業務を進める上でも有利になります。
関連記事:営業職の転職先になる職種は?活かせるスキルや転職のポイントを解説
問題解決能力
営業職は顧客の課題やニーズを的確に捉え、最適なソリューションを提供する仕事です。そのため、必然的に問題解決能力が求められます。
顧客が抱える問題をヒアリングを通して明確化し、商品・サービスのメリット・デメリットを提示しながら解決策を提示します。ときには、顧客自身も気づいていない潜在的なニーズを掘り起こし、提案につなげる必要もあるでしょう。
これらの経験を通して、問題の本質を見抜く力や多角的な視点から解決策を検討する力が養われます。また、顧客とのコミュニケーションを通じて、相手の立場に共感し、ニーズに合わせた提案も求められるのです。
問題解決能力は営業職だけではなく、プロジェクトマネージャーやコンサルタントなどほかの職種でも活かせます。プロジェクトマネージャーは、プロジェクトにおける課題を特定し、解決策を立案・実行しなければなりません。
またコンサルタントは、クライアントの抱える経営課題を分析し、最適な解決策を提案する必要があります。このように営業職で培った問題解決能力は、さまざまなビジネスシーンで役立つでしょう。
営業職だけはやりたくない人におすすめの職種7選
営業から転職する際に、向いている職種は以下のようなものが挙げられます。未経験の異業種でも営業職として身につけたスキルが活かせる仕事はたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 事務職
- 人事
- 企画・マーケティング職
- コンサルタント職
- 販売職
- 物流管理
- エンジニア
事務職
事務職は、主にパソコンを利用して書類作成や来客対応などのサポート業務が主体です。資料作成やデータ入力など正確性が求められる業務では、営業職で培った事務処理能力を発揮できます。また、営業経験を活かしたいのであれば、営業事務への転職を検討するのもよいでしょう。
事務職でもKPIなど数値目標が科されるケースはありますが、営業職とは目標設定のあり方が異なる場合も多いでしょう。またチームでの仕事、個人での仕事など選択肢も多いため、自分に合った仕事をしたいと考える方におすすめです。
人事
コミュニケーションが得意でも、営業のノルマに抵抗がある方には、人事の仕事が適しているかもしれません。人事の役割は、面接を通じて応募者の長期的なはたらきに期待できるかどうかや、会社との適合性を判断することです。
同時に、会社内の運営や労務全般の業務にも関与するため、営業で培った事務業務やコミュニケーションスキル、関係構築力など、さまざまなスキルが役立つでしょう。
企画・マーケティング職
企画や商品開発は顧客のニーズや国内外のトレンドをリサーチし、戦略を練って商品を売り出すため、市場の動向を的確に把握しながら売る方法を考える必要があります。
そこで、営業職で培ったマーケティング力やリサーチ力を活かせばクライアントの意向を理解し、業務を円滑に進められるはずです。また、クライアントへの対応力はデータ分析や、顧客ニーズの把握にも役立ちます。
関連記事:企画職へ転職するには?仕事の魅力や厳しさ、未経験でもなれるのか解説
コンサルタント
営業からコンサルタントへの転職は、クライアントに対して戦略的なアドバイスを提供するなど営業職で養ったコミュニケーション能力や問題解決力の発揮が期待できます。 コンサルティング業界では、クライアントの課題やニーズを正確に把握し、組織改善や戦略立案などの支援を行います。
また、営業職で培った顧客志向の視点や、プレゼンテーションスキルもコンサルティング業務において重要です。
転職の際は、営業経験を戦略的な視点に変え、新しい業界やクライアントのニーズに柔軟に対応できる能力をアピールしましょう。
関連記事:ITコンサルタントの仕事内容とは?必要なスキル・転職を成功させる方法
関連記事:人材コンサルタントとは?転職に必要な経験・スキルや向いている人を紹介
販売職
販売職では、店頭での接客や商品の魅力を伝える力が重視されます。そのため、営業職で培った顧客対応力や交渉力、コミュニケーションスキルは販売職でも大いに活かせるでしょう。
顧客と直接対話し、商品やサービスに関する情報提供や説明、購買サポートを行います。また、在庫管理や売り上げ目標の達成など、日々の販売業務全般にも携わります。
商品やサービスに関する深い知識や理解が求められるため、営業で培った製品知識やマーケティング力は率先力となるでしょう。
関連記事:販売職に向いている人とは?やりがいや転職時のキャリアアップについても徹底解説!
物流管理
物流管理は、倉庫の運営を確保し、商品が顧客に素早く正確に届けられるようにするサポートを行います。物流の品質を維持しながらコストを削減する必要があるため、取引先と円滑に交渉するためにはコミュニケーションスキルが求められるでしょう。
また、営業職で培った管理能力は物流の運営や在庫管理にも適用でき、物流の最適化や効率改善への貢献も期待できます。
関連記事:物流スタッフの仕事内容とは?具体例や働くメリットなどを解説
エンジニア
エンジニアへの転職は専門的な技術やスキルが必要ですが、営業職で培ったコミュニケーションスキルやプロジェクト管理の経験も十分に活かせます。
特に業務上のコミュニケーションでは、良好な対人スキルや効果的なプロジェクトマネジメントが求められます。
これまでの経験を通じてどのようなコミュニケーションを行い、今後それをどのようにエンジニア職で活かしていくかを具体的に伝えることが、転職活動でも有力なアピールポイントとなるでしょう。
関連記事:インフラエンジニアの仕事内容や向いている人・向いていない人の特徴を解説
関連記事:サービスエンジニアとは?仕事内容や年収、将来性、必要なスキルなどを解説
営業以外の職種に転職を成功させる5つのコツ
営業以外の職種に転職したいけれど、スムーズに転職活動が進められるか不安という方も多いと思います。他業種への転職を成功させるためには以下の5つのコツを意識してみてください。
- 「営業だけはやりたくない」と思う理由を深堀りする
- 営業経験が活かせる仕事を選ぶ
- 自己分析を徹底する
- 具体的な数字を用いて実績をアピールする
- 転職サービスを活用する
「営業だけはやりたくない」と思う理由を深掘りする
異業種への転職を成功させるコツは、まず本当に営業職を続けることに不満があるのかの立ち返りにあります。ノルマや売上目標によるストレスやプレッシャーが大きな要因であれば、他の職種を検討するのがよいでしょう。
一方で、社内の人間関係や企業文化の不一致で「辞めたい」と考えている場合は、営業職が直接的な原因となっていない可能性があります。
どうしても営業職から転職したい場合は、面接時に他のポイントや転職理由を強調するようにしましょう。
営業経験が活かせる仕事を選ぶ
営業職で身につけた知識やスキルを活かせる職種の選択が、円滑に転職を成功させる秘訣といえます。そのためには面接時に、自分が組織にとって即戦力となりうる要素をアピールすることが鍵です。
自分の強みを明確に伝え、会社にとって付加価値の高い存在である旨を示せば、適切なポジションに採用される可能性が高まるでしょう。
自己分析を徹底する
自己分析を通じた自身の強み・弱みの把握が、スムーズな転職活動への鍵です。自己分析により、希望する企業の業務において自分の強みを的確に発揮するためのアピール方法や、どのように弱みをカバーできるかなどを効果的に伝えられます。
さらに自分の長所と短所が明確になれば、自分に適した職種やポジションを見つける手助けにもなり、求人を絞り込む際にも役立つでしょう。転職ノートの作り方も参考に、自己分析を進めてみてください。
関連記事:【自己分析に使える】転職ノートの作り方とは?コツや書くべき内容も徹底解説
具体的な数字を用いて実績をアピールする
営業から他業種へ転職する際には、具体的な数字を使った実績アピールが重要です。過去の業績や成果は面接でよく質問されるため、要点をまとめた回答を事前に用意しておきましょう。
たとえば、「営業職においてクライアントの売り上げ拡大に成功し、前年比で50%増加させました」といった実績を挙げれば、転職先での実力や即戦力性をアピールできます。
転職サービスを活用する
自分のスキルや経験がどの職業に活かせそうなのかよく分からない人は、転職サービスを活用するのもひとつの方法です。転職サービスは自身のスキルや経験をもとに、転職アドバイザーが適切な職業や業界を提案するなどのサポートを行います。
また、職業診断テストやカウンセリングを通じて、自分の強みや興味の再確認が可能です。ミイダスの「コンピテンシー診断」は質問に答えるだけで自己分析が簡単に行えるサービスなので、転職活動時のサポートになるでしょう。
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転職サービス「ミイダス」で営業経験が活かせる仕事に転職成功した事例
営業から異業種への転職を成功させた人は少なくありません。ここでは、ミイダスを使って営業職から異業種転職に成功した事例を紹介します。
事例(1):営業職の経験を活かして、キャリアアドバイザーに転職成功
30代男性のYさんは、営業職の経験を活かして、キャリアアドバイザーと社長直々のポジションという2つのキャリアパスを勝ち取りました。
「東京で暮らしてみたい」という理由で友人から紹介されたベンチャー企業へと就職し、通信系サービスの営業に就きましたが、 自分のやりたい仕事が徐々に固まってきたことや、結婚をきっかけに転職を決意します。
大手転職サービスを利用して転職を進めるも、なかなか自分の希望条件に合う求人は見つからずに難航していたとき、ある転職サービスのキャリアアドバイザーの方から「こんな転職サービスもあります」と紹介されたのがミイダスでした。
ミイダスに登録してからはすぐにスカウトが来たといいます。すべての面接を受けてみて、いろいろな企業の現場を見た結果、現在のベンチャー企業に転職しました。
関連記事:30代営業マン。異業種転職の武器になったものは…趣味の釣り!
事例(2):営業経験を活かして、ミイダスのインサイドセールスに転職成功
「ミイダス」ユーザーからミイダスの社員になった、20代男性のクワマンさんは、今年の初めにインサイドセールスとして入社し、4ヶ月後にはリーダー、8ヶ月後にはマネージャーに昇進しました。
新卒で入社した証券会社で約3年働いたあと、転職して外資系保険会社で3年ほどはたらきました。保険会社では営業成績は入社後も常に全国トップ1割には入っていましたが、休日は2年間でたったの10日間でした。
また、家庭の事情などもあり転職を決意。転職活動中は40人ほどの転職エージェントの担当者と会いましたが、なかなか決まらず難航したといいます。そんなときに知ったミイダスでコンピテンシー診断を受けたところ、なんとミイダスからスカウトを受けたのです。
これまでの経験や知識を活かしてマネジメントに挑戦したいという思いと、ワークバランスの改善が望めることが決め手となり、営業職からミイダスへの転職を叶えました。
関連記事:「ミイダス」を使ってミイダスに転職したセールス社員。憧れの大企業を辞め、ミイダスを選んだ理由
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営業経験が活かせる職種で活躍しよう!
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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のサービス内容と異なる場合があります。最新の情報は、必ずサービスサイトでご確認ください。
※本記事内で紹介されているサービスに関して、記事監修の専門家は関与しておらず、またサービスの監修もしていません。
※本記事は2026年3月(監修時期)現在の内容に基づいて記載されたものです。
村井社会保険労務士事務所 代表/社会保険労務士・キャリアコンサルタント・経営学修士(MBA)
総合士業事務所で経験を積み、愛知県豊橋市にて2014年に独立開業。LGBTQ+アライ。行政協力業務を経験し、あいち産業振興機構外部専門家を務めた。地方中小企業における企業理念を人事育成に落とし込んだ人事評価制度の構築・組織設計が強み。著作に『職場問題グレーゾーンのトリセツ』『職場問題ハラスメントのトリセツ』、漫画『御社のモメゴト』の原作など。