「理系の知識を武器に、もっと年収を上げることはできないか」
「今の仕事とは違う分野にも挑戦してみたい」

理系出身で転職を考えている方のなかには、このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。 理系人材は、論理的思考力や大学・会社で学んだ専門知識を武器に、さまざまな業界・職種で活躍できるポテンシャルを持っています。

そこで本記事では、転職を成功させたい理系出身の方に向けて、後悔しないための職業の選び方から、具体的な職種、活躍しやすい業界を解説しています。 記事を読むことで、あなたが進むべきキャリアの方向性が見つかるはずです。ぜひ最後までお読みください。

なお、自分の強みや特徴を手軽かつ客観的に把握するなら、転職アプリ「ミイダス」のコンピテンシー診断（特性診断）がおすすめです。自分の特性を理解できるだけでなく、マッチする可能性が高い会社からスカウトメールが届きやすくなるので、効率的な転職活動を実現しやすいです。

ぜひ下記からアプリをインストールし、ミイダスにご登録ください。

＼自分の強みや適性がわかる！／ミイダスでコンピテンシー診断（特性診断）する

※登録後に無料で診断できます。

理系・文系を問わず職業選びで自己分析が重要な理由

転職後のミスマッチを防ぎ、長期的に満足できるキャリアを築くためにも自己分析が重要です。 自己分析をしっかり行わずに仕事を選んでしまうと「社風が合わない」「思っていた仕事内容と違った」といったミスマッチが起こりかねません。

大学卒業後、65歳で定年を迎えるまで約40年間働き続けることを考えると、自分に合わない仕事で苦労するのは避けたいもの。

もちろん、自分に向いている仕事でも大変な一面もあります。しかし、自分の適性や価値観に合った仕事であれば、困難に直面しても乗り越えやすく、やりがいを感じながらキャリアを継続していきやすいでしょう。

自己分析を通じて「自分の強み・弱み」「仕事や職場に求めること」を明確にすれば、企業を選ぶうえで役立つ「軸」ができます。転職の軸ができれば、面接の場の「なぜ転職したいのか」「なぜこの会社なのか」といった質問に対して、自信を持って説明できるでしょう。

とはいえ、自分1人での自己分析は主観的になりやすいです。そこでおすすめなのが、客観的なデータを活用すること。 転職アプリ「ミイダス」の「コンピテンシー診断（特性診断）」なら、あなたの強みや特徴などを、質問に答えるだけで客観的に可視化できます。仕事選びの精度を高めるために、まずは無料であなたの強みを診断してみてはいかがでしょうか。

＼自分の強みや適性がわかる！／ミイダスでコンピテンシー診断（特性診断）する

※登録後に無料で診断できます。

【関連記事：転職できる？可能性診断ならミイダスの「コンピテンシー診断（特性診断）」 】
【関連記事：ミイダスラップとは？AIが自己紹介を歌ってくれる診断サービス】

理系の職業の選び方

理系出身者が転職先を選ぶ際に重視したいポイントを解説します。

大学や前職（現職）で学んだ知識や経験を活かせるか

理系出身者の強みは、大学や前職で培った専門的な知識や経験です。機械や電気、化学など、自分の専門分野を活かせる仕事であれば、即戦力として活躍しやすいため、採用選考において有利になるでしょう。

まずは自分の専門性がどのような業界・職種で求められているのか、リサーチしてみてください。

年収アップやキャリアアップを実現できるか

転職を考える大きな動機の1つに、年収アップやキャリアアップが挙げられます。近年は「リスキリング」という言葉を見聞きすることが増えました。 リスキリングとは、社会の変化に対応するために、新しい知識やスキルを学ぶことです。

政府も近年、下記のような制度を通じて、働く個人のリスキリングを後押ししています。

• 人材開発支援助成金：社員のスキルアップを後押ししたい企業向けの助成金 [注1]
• リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業：対象のリスキリング講座の受講費用が補助される、個人でも活用できる制度 [注2]
• 教育訓練給付制度：指定された教育訓練を修了した人向けに、かかった費用の一部が補助される、個人でも活用できる制度 [注3]

また、転職を希望する人のなかには「家庭ができたことで、収入を増やしたい」のように、必要に迫られたことがきっかけになっている方もいるでしょう。年収アップやキャリアアップのために転職を考えることは、今では当たり前になりつつあります。

年収アップを企業選びの第一条件にしている方は、転職アプリ「ミイダス」が提供する「市場価値診断」を試してみてください。簡単な質問に答えるだけで、あなたの市場価値がわかります。

＼自分の市場価値を診断できる！／
ミイダスに無料登録する

自分が希望する仕事内容を任せられるか

「研究開発に没頭したい」「設計のスペシャリストを目指したい」「これまでの経験を活かしてマネジメントに挑戦したい」など、転職先に求める仕事内容は人によって異なります。 転職後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、希望する仕事内容を具体的にイメージし、実現できるかどうか見極めましょう。

求人欄に記載されている「業務内容」を読み込み、面接で入社後に担当する業務範囲や求められる役割などを質問することが重要です。

自分の特徴が社風にマッチするか

長く働き続けるためには、企業の社風が自分の価値観と合っているか見極めましょう。 同じような業務でも、個人で仕事を進めていくやり方の会社もあれば、チームで一丸となってプロジェクトに臨むところもあるでしょう。

企業文化は組織によって異なるものです。どのような環境ならパフォーマンスを発揮しやすいのかを理解し、自分の特徴に合った社風の企業を選びましょう。

社風とのミスマッチを避けるなら、ミイダスの「コンピテンシー診断（特性診断）」が役に立ちます。診断結果から自身の強みや特徴を把握することで、どの求人と相性が良さそうか、ある程度事前に判別できるのが魅力です。 無料で登録・利用できるので、気になる方は以下よりチェックしてみてください。

＼自分の強みや適性がわかる！／ミイダスでコンピテンシー診断（特性診断）する

※登録後に無料で診断できます。

理系が活躍しやすい職業

理系出身者が活躍しやすい職業を紹介します。仕事を選ぶうえで「この職業に関連する業界で働くのも、ありかもしれない」と、新たなアイデアが浮かぶ可能性もあるので、ぜひ参考にしてください。

医師

医師になるには、医学部で6年間学んだあと、医師国家試験に合格して医師免許を取得する必要があります。そこから2年間の臨床研修を経て、内科や外科、精神科、小児科など、それぞれの専門分野に進むのが一般的です。

主な仕事内容は、病院やクリニックでの診察・治療・手術など。大学病院では最先端の研究や後進の育成を担う場合もあります。

薬剤師

薬学部で6年間学んだあとに国家試験に合格すれば、薬剤師として働けます。医療は日々進化するため、常に新しい情報を収集し、正確な判断を行う能力が求められます。

主な仕事内容は、医師の処方箋に基づく調剤業務や患者への服薬指導、医薬品の管理などです。働く場所は病院、調剤薬局、製薬会社、行政機関など多岐にわたります。

【関連記事：薬剤師になるには？資格取得から年収、仕事内容・キャリアまで徹底解説！】
【関連記事：薬局への転職で失敗しないコツとは？病院から薬局・薬局から薬局などパターン別に解説】

研究・開発

研究職は新しい技術を、開発職はその技術を活用して新製品や新サービスを生み出す仕事です。研究・開発の対象となるものは、医学・薬学から情報工学、経済学まで幅広く、理系大学で学んだ知識や素養を活かしやすいでしょう。

メーカーだけでなく、公的な研究機関などでも活躍できる仕事です。

機械設計

機械設計は、自動車や家電といった身近なものから、工場の生産設備などの産業用機械まで、あらゆる機械製品を開発・設計する仕事です。 製品の構造や仕組みを考え、3D-CADなどのソフトを用いて図面に起こすのが、主な業務内容です。

その際に強度やコスト、生産性など、さまざまな要素を考慮しながら最適な設計を追求します。

【関連記事：機械設計エンジニアに転職するのは難しい？仕事内容や向いている人の特徴を解説】

生産・品質管理技術者

生産技術は製品の生産計画を、品質管理は製品の品質を管理する仕事です。 生産技術は、製品を高品質・低コスト・効率的に量産するための生産ラインの設計や改善を行います。

また、品質管理は、製品が仕様や基準を満たしているかを検査・保証し、品質の維持・向上を目指すのが仕事です。

【関連記事：品質管理（機械）とはどんな仕事？ 未経験から転職する方法や向いている人の特徴を解説】
【関連記事：食品業界の生産管理ってどんな仕事？やりがいや厳しさも紹介】

プログラマー・システムエンジニア

プログラマーはコンピューターへの命令文（コード）を書く仕事で、システムエンジニア（SE）はシステム全体の設計や顧客との折衝を担う仕事です。企業の業務システムやWebサービス、スマホアプリなどの設計・開発・運用を行います。

一般的に、システムエンジニアが顧客の要望をヒアリングして設計書を作成し、プログラマーがそれに基づきコーディングを行うという役割分担があります。

【関連記事：「開発経験」とはどの程度？未経験でITエンジニアに転職する方法も解説】
【関連記事：社内SEの仕事内容は？向いている人と未経験から転職する方法】

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、ITシステムが安定して動くための基盤（インフラ）を設計・構築・運用する仕事です。サーバーやネットワークが安定していなければIT技術は活用できないため、社会を支える重要な役割を担っています。

専門領域によって、ネットワークエンジニアやセキュリティエンジニア、サーバーエンジニア、クラウドエンジニアなどに細分化されます。

【関連記事：インフラエンジニアの仕事内容や向いている人・向いていない人の特徴を解説】

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業の経営課題に対し、ITツールやシステムを活用して解決策を提案する仕事です。システムエンジニアと似ていますが、より上流の課題設定から関わるのが特徴です。

顧客へのヒアリング時点では、課題が明確でないこともあります。そのため、対話を通じて問題点を言語化し、具体的なIT活用策を提案するのが役割です。戦略立案からシステム導入のプロジェクト管理まで、幅広く担当します。

【関連記事：ITコンサルタントの仕事内容とは？必要なスキル・転職を成功させる方法】

データサイエンティスト

データサイエンティストは、企業に蓄積された膨大なデータを活用し、新しい商品やサービスの創出、業務効率の改善などに貢献する仕事です。 統計学や数学、情報工学を専攻している人が活躍しやすい職業といえます。

ビジネス上の課題に対して、データの収集・分析・モデル構築を行い、課題解決のためのヒントを発見することが求められるでしょう。 近年は日本でもデータサイエンスに関する大学が出てきており、社会から求められている職業です。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、専門的な技術知識を活かしながら顧客をサポートする営業職のことです。専門知識を持った営業担当者が直接現場に出向くため、顧客が抱えている課題をその場で迅速に解決できるでしょう。

専門機器・サービスを取り扱っているメーカーや商社などで活躍しやすい職業です。

航空整備士

航空整備士は、航空機の点検や補修を行い、安全を守る仕事です。専門学校や大学の理工系学部を卒業後、航空会社などに就職するのが一般的なキャリアパスです。

航空機が安全な状態で運行できるよう、機体の点検・整備・修理や、フライトごとに行う運航前後の点検など、さまざまな業務を行います。

MR

MR（Medical Representative）は医薬情報担当者のことで、製薬会社に所属し、病院などの医療機関に対して自社の医薬品に関する情報提供を行う仕事です。 大卒以上であれば挑戦しやすく、入社後に医学・薬学の専門知識を学ぶことが多いです。

医師や薬剤師などの医療従事者を訪問し、自社の医薬品の品質、有効性、安全性といった情報を適切に提供・収集することが求められます。

【関連記事：MRの転職事情、同業への転職後も年収は維持できるのか？】
【関連記事：【薬学部出身者の転職】自分にぴったりの職場を見つける方法】

理系が活躍しやすい業界

理系が活躍しやすい業界について見ていきましょう。

製造業

製造業は、自動車をはじめとする日本の基幹産業が多い業界です。新製品の企画・開発から品質保証に至るまで、ものづくりにおけるほぼすべての工程において、理系の専門知識が欠かせません。

研究・開発職や機械設計、生産技術といった職種はもちろん、近年では製品の需要予測やサービスの品質向上を担うデータサイエンティストまで、多くの理系人材が活躍しています。大学や就職先で得た知識・経験を活かしやすいため、多くの理系人材から人気のある業界です。

【関連記事：ものを作る仕事27選｜種類や年収、メリット・デメリットを解説】

コンサル・シンクタンク

コンサル・シンクタンク業界は、企業の経営課題を解決に導く「コンサルティングファーム」と、社会や経済を調査・分析する「シンクタンク」から成ります。 論理的思考力と課題解決能力が求められ、少数精鋭かつ実力主義の業界です。

複雑な事象を構造的に捉えたうえで、データに基づき仮説を立て、論理的に結論を導くことが必要なため、理系人材の特性を役立てられます。

代表的な職種は、ITコンサルタントや経営コンサルタントなどです。若いうちから多様な業界の課題に触れるため、成長したい人や、自身の能力を武器にキャリアアップや独立を目指したい人に向いています。

【関連記事：未経験からコンサルに転職することは可能？求められる能力や転職を成功させる方法を紹介】

IT・通信

IT・通信業界は成長産業であり、今後も技術の進展が期待されている業界です。現代では、パソコンを用いて仕事をする人が増え、業務にスマホやタブレットを積極的に活用している企業も少なくありません。

IoTやクラウド、SaaS、AIの登場などが話題になるなど、技術革新のスピードが非常に速い業界です。プログラマーやシステムエンジニア、インフラエンジニア、データサイエンティストなど、多くの理系人材が持つ「論理的思考力」を活かせる職種が多いでしょう。

【関連記事：IT業界への転職は難しい？需要や働き方・未経験転職のポイント】

金融

金融業界は、銀行や証券会社、保険会社といった、お金を取り扱う業界のことです。近年はIT技術を活用した金融サービス「FinTech」の普及により、大きな変革期を迎えています。

この業界では、金融商品の開発やリスク管理を行う「クオンツ」や「アクチュアリー」といった、高度な数学・統計学の知識を要する専門職が、理系出身者の活躍の場として知られています。

またFinTechの普及・拡大にともない、大規模システムの開発・運用やビッグデータ解析を担うITエンジニア、データサイエンティストの需要も急増中です。

土木・建築

土木・建築は、道路・ダムなどの社会インフラを造る「土木」と、住宅・オフィスビルなどを建てる「建築」から成る業界です。インフラを作るだけでなく、老朽化対策や防災・減災、都市の再開発など、社会から需要の高い業界といえます。

設計職や施工管理、技術開発などの職種があり、地図に残るようなスケールの大きな仕事がしたい人におすすめです。

【関連記事：土木関連の仕事の種類は？ミイダスで探せる職種と転職成功のポイント】

理系の職業について理解を深めて仕事を選ぼう

理系出身の方は、専門性を活かす職業に就くのはもちろん、新たな分野に挑戦できる可能性もあるため、多様なキャリアを選択しやすいです。とはいえ選択肢が多いため、「どの職業が良いのだろうか」と迷うこともあるでしょう。

転職を成功させるには、自己分析を行って自分の強みや価値観を理解し、視野を広げることが欠かせません。「自己分析が苦手…」「何から始めればいいかわからない」という方は、転職アプリ「ミイダス」に登録してみてはいかがでしょうか。

「コンピテンシー診断（特性診断）」を受けることで、あなたの強みや特徴を客観的に把握できるだけでなく、あなたに興味を持った企業からスカウトが届く可能性もあります。

ミイダスを活用することで効率的に転職活動を行えるだけでなく、自分では思いも寄らなかった企業から声がかかるかもしれません。ぜひ下記から転職アプリ「ミイダス」をチェックしてみてください。

＼自分の強みや適性がわかる！／ミイダスでコンピテンシー診断（特性診断）する

※登録後に無料で診断できます。

[注1]出典：人材開発支援助成金｜厚生労働省
[注2]出典：リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業｜経済産業省
[注3]出典：教育訓練給付制度｜厚生労働省