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目次
  1. リテールとは?
  2. 【業界別】リテールの違い
  3. リテール業務の今後
  4. リテール業務に向いている人の特徴
  5. リテール業務にかかわる仕事を探すならミイダス!
  6. ミイダスを活用してリテール業務にかかわる仕事へ転職した事例
  7. リテールとはどのような仕事か理解して転職活動をすすめよう
「リテールという言葉を聞いたことはあるけれど、具体的にどのような意味なのか、どのような仕事があるのか詳しく知りたい」
「リテールにかかわる仕事へ転職したいけれど、自分に向いているか不安…」

このように考えている方もいるのではないでしょうか。 「リテール」は、業界によって意味合いが若干異なりますが、基本的には「個人のお客様を対象とした仕事」を指す場合が多いです。

本記事では、リテールの基本的な意味から業界別の使われ方、リテール業務の今後や求められる人の特徴まで詳しく解説します。 リテール業務にかかわる仕事へ転職する場合は、今後の市場動向や求められる人の特徴を理解することが大切です。

本記事を読んで、リテールへの理解を深め、ご自身のキャリア形成を考えるうえで役立ててもらえると幸いです。

なお、リテール業務にかかわる仕事への転職を考えているなら、ぜひ転職アプリ「ミイダス」をご活用ください。あなたの市場価値や向いている仕事が見つかるかもしれません。

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リテールとは?


リテール(Retail)とは本来「小売」を意味する言葉です。「小分けにして売る」という意味合いがあり、商品やサービスを消費者へ直接販売する行為のことを指します。

ビジネスシーンにおける「リテール」は、個人のお客様に対して商品やサービスを提供する、あるいは営業活動を行うことを意味する言葉です。ただし業界によっては、個人経営の店舗など、小規模なお店への営業活動をリテールと呼ぶ場合もあります。

リテールとホールセールの違い

リテールの対義語として「ホールセール(Wholesale)」という言葉があります。 ホールセールは「卸売」という意味の言葉で、生産者やメーカーから商品を大量に仕入れ、それを小売業者などへ販売する行為のことです。

つまり、企業向け(BtoB)の取引や営業活動がホールセールに該当します。 たとえば、海産物を扱う市場をイメージして考えてみましょう。市場が、飲食店などの同業者向けに魚をまとめて販売する場合(卸売)はホールセールです。

一方で、市場が一般の買い物客向けに海産物を販売する場合(小売)はリテールとなります。 このように同じ場所や企業でも、取引する相手によってリテールとホールセールどちらかの側面を持つことがあります。

【業界別】リテールの違い


リテールという言葉は、業界によって意味が少し異なります。業界別に、リテールの意味を見ていきましょう。

小売業界のリテール

一般的に「リテール」と聞いて多くの人がイメージするのが小売業界です。小売りは、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、百貨店や専門店など、商品を消費者に直接販売する商売です。

小売業界には「リテール営業」という言葉もあり、これはメーカーや卸売業者が小売店に対して、自社商品を導入してもらうためのセールス活動を意味します。

また「リテールサポート」という言葉もあります。これはメーカーや卸売業者が、小売店の売上向上や課題解決のために行う支援活動のことです。たとえば、商品陳列のアドバイスを行ったり、販促企画の提案を行ったりすることが挙げられます。

【関連記事:飲食業・小売業への転職はきつい?気になる残業や給与の現状を解説

金融業界のリテール

金融業界におけるリテールとは、個人顧客向けの業務やサービスのことです。 たとえば、お客様のライフプランやお金に関する相談に対応したり、預金や投資信託、保険といった金融サービスを紹介・販売したりする業務が、金融業界におけるリテール業務の一例として挙げられます。

ただし場合によっては、中小企業向けの預金開設や融資なども、リテール部門が担当することもあります。

【関連記事:金融業界の個人営業はきつい?向いている人の特徴や転職を成功させる方法を紹介

不動産業界のリテール

不動産業界におけるリテールは、主に個人顧客向けの住宅(マンション、戸建てなど)の売買や賃貸の仲介といったことが仕事です。また、個人が所有する土地を有効活用できないか アドバイスを行うことも、リテール業務に含まれる場合があります。

個人のお客様が「不要になった土地を売却したい」と考えた際に、不動産会社がその土地の価値を査定し、買い手を見つけ、売却手続きを代行する、といった一連の業務がリテール業務にあたります。

【関連記事:不動産業界に転職したい!仕事内容や必要なスキル、資格などを解説

アパレル業界のリテール

アパレル業界におけるリテールとは、主に店舗での接客・販売といった業務のことを指します。お客様の好みやニーズを聞き取り、似合う服装のコーディネートを提案したり、商品の細かい仕様について説明を行ったりするのが仕事です。

より広い意味では、店舗スタッフの育成やマネジメント、在庫管理、売上管理といった店舗運営にかかわる業務全般をリテールと呼ぶ場合もあります。

リテール業務の今後


社会構造や技術の変化にともない、リテール業務を取り巻く環境も変化しています。特定の業界に限定せず、リテール業務全般における今後の傾向を見ていきましょう。

人手不足への対応が求められる

日本の出生率は年々低下しており、少子高齢化が進行しています。これにより、多くの業界で労働人口の減少が進み、人手不足がさらに深刻化することが想定されます。

リテール業務においても、必要な人員を確保するための採用難易度が上がり、外国人スタッフの活用がより一層進むことが予想されるでしょう。同時に、少ない人数でも業務を効率的に回すため、業務の効率化や生産性の向上が求められます。

海外需要への対応が求められる

日本の人口減少は、国内市場の縮小につながります。そのため多くの企業が、海外に販路を求める動きがより活発化するでしょう。

海外への出店はもちろんのこと、日本を訪れる外国人観光客に対して商品やサービスを売り込むことも求められます。

【関連記事:インバウンド業界へ転職するには?ビジネスの例や求められる人材を解説

ITツールを活用した生産性向上が求められる

人手不足への対策として、ITツールを活用した生産性向上の試みは今後も欠かせません。十分な人員を確保できないリスクが高まる中で、少数のスタッフでも効率的に業務を遂行できるよう、ITを活用した業務の見直しが求められるでしょう。

たとえば、小売店におけるセルフレジの導入、飲食店における配膳ロボットの活用、顧客管理システム(CRM)や販売管理ツールの導入などによる業務効率化が挙げられます。このようなITツールを使いこなし、業務効率を高めるスキルも重要です。

インターネット取引への対応が求められる

スマートフォンの普及にともない、Amazonや楽天といった通販サイトで商品を買う人が増えました。経済産業省が公開している資料を見てもわかるとおり、「物販系分野BtoC-EC市場規模」は右肩上がりです。

引用:令和5年度電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました|経済産業省

そのためリテール業務を行っている企業では、インターネット取引の重要性が高まっています。たとえば小売業であれば、通販サイトに注力したり、金融業であればオンラインバンキングやオンライン取引の開始・利便性向上を行ったりすることが、今後より求められるはずです。

お客様にとっては、店舗に足を運ばなくても好きな時間に商品やサービスを購入・利用できるため、利便性が上がります。企業にとっても、人手をかけずに売上を確保できるため、効率的な販売手段となるでしょう。

また、実店舗とオンラインを連携させるOMO(Online Merges with Offline)戦略など、デジタルとリアルを併用した施策も重要性を増していくことが予想されます。

【関連記事:ECショップ運営の仕事とは?業務内容や向いている人・向いていない人の特徴を紹介

リテール業務に向いている人の特徴


ここまでリテールの意味や将来性について解説してきました。では、どのような人がリテール業務に向いているのでしょうか。以下で、リテール業務に向いている人の特徴を解説します。

相手の話をうまく聞ける人

リテール業務、特に個人向けの営業や接客においては、お客様の話を丁寧に聞き、その背景にあるニーズや課題を正確に掴む能力、いわゆる傾聴力が重要です。 「この商品が欲しい」と明確な目的を持っているお客様は、今後はオンラインで購入を済ませる傾向が強くなるでしょう。

一方で「どうしようか迷っている」「何を選べば良いのかわからない」というお客様は、人に相談してから商品やサービスを購入するか決めたいはずです。そこでリテール担当者が相談に乗り、潜在的なニーズを引き出して最適な提案を行うことの需要が増すでしょう。

このような対応ができる人は、今後もリテール業務で活躍できるといえます。

【関連記事:自己PRで傾聴力をアピールする《例文7選》効果的に伝える3つのコツも解説

情報収集力が高い人

情報収集力が高い人も、リテール業務に向いている可能性が高いです。 インターネット取引の拡大、新しいITツールの登場、競合の動向、業界によっては関連法規の改正など、リテール業務を取り巻くビジネス環境は常に変化しています。

また、取り扱う商品やサービスに関する知識も常にアップデートしていく必要があるでしょう。 そのため常にアンテナを張り、新しい情報を積極的に収集して、それを自身の知識として蓄積することが重要です。

積極的に情報を取りにいける人は、お客様への提案の幅が広がり、信頼を得やすくなります。

相手の課題を解決できる提案ができる人

お客様の話を聞き、集めた情報をもとにお客様のニーズを満たせる提案ができる人は、今後もリテール業務で活躍できます。 一方的に商品を売るのではなく、お客様の状況に合わせた最適な提案をすることで、顧客満足度を高め、長期的な関係を築くことが可能です。

「これが欲しい」と、すでにニーズが明確になっている人は、今後はオンラインで注文を済ませることが多くなるでしょう。

コミュニケーション能力の高い人

お客様と良好な関係を築くためには、高いコミュニケーション能力が求められます。コミュニケーション能力には「聞く力」や「提案力」も含まれますが、それに加えて「人当たりの良さ」も大切です。

具体的には、相手に不快感を与えない清潔感のある身だしなみをしたり、 TPOに合わせた言葉遣いや話し方をしたり、常に明るい表情で相手と接したり、といったことが重要といえます。 正論や合理性だけを重視した提案は、人によっては拒否反応を起こしてしまうかもしれません。

そのため、お客様の気持ちに寄り添い、「この人から買いたい」「この人に相談したい」と思ってもらえるような、心地よいコミュニケーションを心がけることが大切です。

ストレス耐性の高い人

リテール業務では、日々多くのお客様と接します。なかには、さまざまな要望を持つ方や、ときには厳しい意見を述べる方、いわゆるクレーマーと呼ばれるような、対応が難しいお客様もいるでしょう。 このように、人と関わりながら仕事をしていく中で、ストレスを感じる場面に遭遇することも多いです。

そのためリテール業務に携わる人には、予期せぬ出来事や困難な状況に直面しても冷静に対応し、感情的に引きずられすぎないストレス耐性の高さが求められます。 ストレスをうまくコントロールし、心身の健康を保ちながら仕事を続けることが大切です。

【関連記事:「職場の人間関係に疲れた」と感じてしまう原因やリセット方法を紹介

リテール業務にかかわる仕事を探すならミイダス!


リテール業務にかかわる仕事への転職を考えているなら、転職アプリ「ミイダス」の活用がおすすめです。ミイダスは、あなたが活躍できる可能性の高い求人からスカウトが届く、転職支援サービスです。

これまでの仕事経験やスキルだけでなく、会社の社風にマッチするかどうかを重視したマッチングを行っています。具体的には、あなたの行動特性(コンピテンシー)を分析できる「コンピテンシー診断(特性診断)」を提供しています。

コンピテンシー診断(特性診断)を受験することで、あなたの強みや適性がわかるため、自分と相性の良い可能性が高い会社を効率的に見つけることが可能です。

またミイダスでは、小売・金融・不動産・アパレルなど、さまざまな業界のリテール業務にかかわる求人を多数掲載しています。 自分の特徴にマッチする社風の会社であれば、入社後に自分の実力を発揮しやすく、ミスマッチを防げるでしょう。

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【関連記事:転職できる?可能性診断ならミイダスの「コンピテンシー診断(特性診断)」
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ミイダスを活用してリテール業務にかかわる仕事へ転職した事例

sole proprietor
実際に転職アプリ「ミイダス」を活用して、リテール業務関連の仕事へ転職成功した方々の体験談をご紹介します。

生命保険会社の営業職へ転職した事例

Sさん(20代男性)は生命保険会社のリテール(営業職)として勤めていたところ、ミイダスのスカウトを活用し、大手の生命保険会社への転職を成功させました。なぜ転職しようと思ったのか、ミイダスを使ってみてどうだったのか、お話を伺いました。

「転職を考えたきっかけは、上司のパワハラです。新年会の参加を断ったときから態度が急変し、有給を使わせてもらえなかったり急に担当を変更されたりして辛かったですね。

保険の仕事は嫌いではなかったので、同じような仕事を探していたところ、SNSの広告でミイダスを知り、試しに使ってみたら、希望していた仕事で求人を募集している企業からスカウトが来ました。

実はミイダスをインストールしたときは緊急事態宣言が発令された時期だったので、はじめは思うようにスカウトが来なかったのですが、6月ごろからスカウトが多く届きましたね。

なんと外資系の大手保険会社からスカウトが届き、入社前に営業所長と5〜6回面談を実施したところ『ぜひウチに来てほしい』と言われ、内定を得られました。労働条件は良くなったのですが、なによりも信頼できる人のもとで仕事ができるようになったことが一番嬉しかったです」

【関連記事:保険代理店から大手保険会社へ。「パワハラ地獄から抜け出すため」だった転職が大成功した理由

ミイダスのインサイドセールス(電話営業)へ転職した事例

転職アプリ「ミイダス」を活用して、ミイダスに入社した人も少なくありません。ここでは、ミイダスを活用してインサイドセールス(電話営業)というリテール関係の仕事へ転職した「カオちゃん(20代女性)」のお話を紹介します。

「新卒では証券会社の営業として、2年半ほど働いていました。仕事は楽しかったのですが、たまたま仕事関係のイベントでカラオケに参加した際に『声がいいから歌ってみないか』と芸能関係者にスカウトされ、会社を辞めてJ-POP歌手として1年くらい芸能活動をしていました。

ただ、コロナ禍に入ってしまいイベントや芸能の仕事がめっきり減ってしまい、将来に対する不安が強くなりましたね。そんなときに人材関係の仕事をしている友人に相談したところ、転職アプリ「ミイダス」を紹介してもらえました。

アプリをインストールしてミイダス株式会社をフォローしたところ、なんとミイダスからスカウトが来て、3回ほど面接を行った後に内定をいただきました。成果主義の環境を求めていたので、『ここなら良さそうだな』と思ったのが入社の決め手です」

【関連記事:「ミイダス」を使ってミイダスに転職したセールス社員。J-POP歌手を辞めてミイダスに転職した理由

IT企業のコンサルタントへ転職した事例

Oさん(20代女性)はミイダスを活用し、歯科衛生士からIT企業のリテール関係の仕事(システムの導入支援を行う仕事)への転職を成功させました。なぜ大幅なキャリアチェンジを行ったのか、お話を伺いました。

「転職前は歯科衛生士として働いていたのですが、女性ばかりの職場で人間関係がいろいろと大変で退職しました。『前向きな気持ちで仕事ができる職場を探したい』という気持ちが強く、学んだ分だけスキルアップできる仕事に就きたいという考えからIT業界に絞って転職活動を行っていました。

そんなときに、夫の紹介でミイダスを知り可能性診断を受験したところ、自分が求めている企業のイメージを具体的に持てました。コロナ禍の転職活動だったため現在の会社の面接はオンラインのみでしたが、担当者の方が会社について丁寧に教えていただけたため、不安はなかったです。

今はSalesforceという業務効率化ツールの導入支援を行っている会社で、コンサルタントを目指して仕事に取り組んでいます。前職では日曜の夕方ぐらいから『明日から仕事か』と憂鬱な気分でしたが、今は『明日も頑張るぞ』と前向きな気持ちで過ごせています」

【関連記事:オンラインだけで転職成功!歯科衛生士からSalesforceコンサルタントへ

リテールとはどのような仕事か理解して転職活動をすすめよう


本記事では「リテール」という言葉の意味や業界ごとの違い、リテール業務に向いている人の特徴などについて解説しました。 リテールは「個人向けの販売・サービス提供」を指す言葉ですが、業界によって仕事内容が異なります。

転職活動をすすめる際には、自分が興味のある業界のリテール業務では具体的にどのような業務を行っているのか、転職前に理解することが大切です。 また今後のリテール業務では、人手不足や市場の変化に対応するため、ITツールの活用や海外需要への対応、そして何よりお客様一人ひとりのニーズに寄り添う高いコミュニケーション能力や提案力が求められます。

自身の強みや適性を活かせるリテール業務へ転職するなら、ぜひ転職アプリ「ミイダス」を活用してみてください。ミイダスのコンピテンシー診断(特性診断)を受験すれば、きっとあなたにピッタリの職場と出会えるはずです。

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