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目次
  1. 転職理由と志望動機の違い
  2. 転職理由と志望動機に一貫性を持たせる方法
  3. 転職理由と志望動機の一貫性がある回答例
  4. 転職理由と志望動機の一貫性がない回答例
  5. 【パターン別】転職理由・志望動機の例文を紹介
  6. 履歴書を書くときに意識したいポイント
  7. 転職理由と志望動機を伝えるときに意識したいポイント
  8. 転職理由と志望動機を整理できたらミイダスに登録しよう!
  9. 転職理由や志望動機に関するよくある疑問
  10. 転職理由と志望動機を整理して志望企業から内定を獲得しよう!
「転職理由と志望動機の違いについて知りたい」
「一貫性がない、と言われるのを防ぐにはどうしたら良いのだろう」
このように悩んでいる方に向けて、本記事では下記の内容をご紹介します。

  • 転職理由と志望動機の違い
  • 転職理由と志望動機の一貫性を持たせる方法
  • 転職理由と志望動機の例文
  • 履歴書作成、面接時に注意したいポイント

最後まで記事を読むことで、転職理由と志望動機に一貫性を持たせる方法や具体的な例文、注意すべきポイントなどがわかります。転職理由と志望動機でお悩みの方は、最後までご一読ください。

なお「転職理由と志望動機のブラッシュアップもしつつ、並行して転職活動も進めたい」と考えている方は、この機会に転職アプリ「ミイダス」へ登録してみませんか。

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転職理由と志望動機の違い


まずは転職理由と志望動機、それぞれの定義について確認してみましょう。

  • 転職理由:別の会社で働こうと思った理由。現在の会社を離れようと決めた理由。
  • 志望動機:この企業に応募したい、働きたいと思った理由。数多くある中でひとつの企業を選んだ理由。

たとえば「転勤が多い」「残業時間が長い」といったことが転職理由、「応募先の事業や仕事内容に興味がある」「応募先企業なら自分の能力を発揮できる」といったことが志望動機として挙げられます。 転職理由はネガティブになりやすいのに対し、志望動機は逆にポジティブな内容になる、といった傾向があります。

そのため「転職理由はネガティブだったのに志望動機はとてもポジティブで違和感を覚える」「動機と行動が一致しておらず、非合理的な人材なのではないか」と考える面接官もいるようです。

転職理由と志望動機に一貫性を持たせる方法


転職理由と志望動機に一貫性を持たせる方法は3つあります。

  • 転職したい理由を明確にする
  • 転職して解決したい課題を明確にする
  • 応募先の企業では課題を解決できるのか考える

「転職理由と志望動機に一貫性がない」ことで、採用見送りの理由になる場合があります。具体的にどう対処すべきか、詳しく見てみましょう。

転職したい理由を明確にする

まずは、転職を考えるようになった理由を明確に洗い出してみましょう。「わざわざ考えるまでもない」と思うかも知れませんが、いざ話してみようとすると、うまく言葉にできないことも珍しくありません。

転職理由を面接でしっかり伝えられるよう、転職理由の言語化は必須です。具体的には下記の方法を活用すれば、転職理由を洗い出しやすくなります。

  • 転職しようと思った理由を1回紙に書き出してみる
  • 朝起きたあと、寝る前など、時間を決めて定期的に転職理由をリストアップしてみる
  • 知り合いや転職エージェントに頼んで、転職理由を洗い出す際の壁打ち相手になってもらう

人に話をする(聞いてもらう)ことは、自分の考えを整理するだけでなく新しいアイデアがでてくる可能性もあるため、おすすめです。

しかし「人に転職のことを相談するのは恥ずかしい」「転職エージェントに相談するほど気持ちが固まっていない」という方は、まずは転職理由を紙に書き出してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

転職して解決したい課題を明確にする

「あなたは転職を通じてどのような課題を解決したいですか?」という質問をされた場合に、明確な回答ができるよう準備することをおすすめします。なぜなら転職で解決したい課題が明確になれば、取るべき行動や応募先企業に求める条件がハッキリするからです。

たとえば「転勤が多くてつらい」が現状の課題であれば、転職がない企業が応募先に求める条件となります。「残業時間がとても長くてしんどい」のであれば、残業が少ない企業が転職先の候補となるでしょう。

もし「転勤が多くてつらい、かつ残業時間も長い」など解決したい課題が複数ある場合は、「ある程度の残業は許容できるけど、転勤はもうしたくない」など、優先順位をつけることが大切です。 「今の会社では実現不可能なのか」「今の会社で改善する努力はしたのか」といった点も検証して「それでも転職でしか解決できない」ことが明確になれば、より説得力のある転職理由・志望動機ができます。

応募先の企業では課題を解決できるのか考える

「応募先の企業なら、転職理由となった現在の課題を解決できるのか」といった点は、求人に応募する前に考えておきたいポイントです。 転職理由を解決できる(可能性が高そう)かどうかは、応募前にある程度予測できます。

応募後に後付けするのは難しいので、求人に応募する前に「転職理由を解決できる応募先か」どうかを吟味しましょう。

「御社であれば私が転職を考えた原因(課題)を解決できる。さらに~といった魅力もある」 このように応募先の強みや興味が出てきたこと、関心のあることを補足してアピールすると、より前向きで一貫性のある転職理由・志望動機となります。

ここまで、転職理由と志望動機に一貫性を持たせる方法をご紹介しました。次は具体的にどのような回答ができあがるのか、具体的な回答例をご紹介します。

転職理由と志望動機の一貫性がある回答例


転職理由と志望動機の一貫性がある回答例を2つご紹介します。

営業職の場合

転職理由前職では中小企業向けに営業活動を行っておりました。ニーズに沿った商品やサービスをご提案させていただき、取引先との取引量増加につながるなど、成果を残せました。一方で経済のグローバル化や外国企業の台頭など、より大きな規模に影響を与える仕事がしたいと考え、転職を考えています。

志望動機貴社は国内外で、大手企業を含めた幅広い企業と取引がある点に魅力を感じています。前職の経験を活かしつつ、海外企業や大手企業との取引に必要な新しい知識も積極的に取り入れていきたいと考えております。

ITエンジニアの場合

転職理由前職では中小企業向けのシステム開発に携わりました。顧客とコミュニケーションを取りながら、ニーズに沿ったものを作った経験があります。しかし、前職では大手企業向けの開発案件に携われるチャンスがほとんどないことがわかりました。

志望動機貴社は国内外の大手企業向け、大規模なシステム開発を数多く手がけているため、応募しました。前職で培った企業向けシステム開発や顧客折衝の経験を活かしながら、新しい方法も積極的に取り入れていき貴社に貢献していきたいと考えております。

転職理由と志望動機がうまくつながっており、転職することで課題が解決することがわかります。 なお上記はあくまで例文のため、少し曖昧だと感じる部分もあります。

例文はそのままでは活用できません。現在の状況を回答例のなかに落とし込んで、自分の言葉で一貫性を持ったアピールができるよう回答を考えましょう

転職理由と志望動機の一貫性がない回答例

簡単にですが、一貫性がない回答例についても挙げておきます。

関連性がない回答例

転職理由毎月残業時間が40時間近くあり、体力的に定年まで仕事を続けるのが難しいため 

志望動機同じ客先に営業するだけでなく、新規開拓も積極的に取り組んでいる御社に魅力を感じた

上記の回答だと、残業時間の問題を転職で解決できるのかどうか触れておらず、転職理由と志望動機に関連性が見られません

矛盾した回答例

転職理由部署内での協力を得られず、孤立した状態で各自が仕事をする進め方に馴染めなかった 

志望動機個人が高い裁量を持って、仕事を進められる点に魅力を感じた

上記回答の場合、「周りから協力を得られなかったのが転職を考えたきっかけなのに、なぜ個人プレーが基本の弊社に応募してきたのだろう」と採用側は疑問を感じてしまいます。

自分のキャリアプランとズレている回答例

転職理由より多くの人とコミュニケーションをとって仕事で貢献していきたい

志望動機経理として仕事をがんばりたい
 
 「関連性がない回答」と似ていますが、派生形として「キャリアプランのブレ」も転職理由と志望動機の一貫性を落としてしまいます。多くの人とコミュニケーションをとって仕事で貢献するなら、営業職など他の職種になぜ応募しないのかが見えてきません。

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【パターン別】転職理由・志望動機の例文を紹介


ここからは転職理由と志望動機の例文を、下記のパターン別にご紹介します。

  • 長時間労働が常態化している場合
  • 年収アップを目指したい場合
  • 別業種へ転職する場合
  • 別職種へ転職する場合
  • 第二新卒で転職する場合
  • 非正規から正規雇用へ転職する場合

自分が当てはまるパターンの例文を参考にして、面接に臨んでください。

長時間労働が常態化している場合

理想的な例文前職では40時間を超える長時間残業が常態化しており、プライベートな時間の確保や仕事のクオリティを保てるだけの十分な休息を取るのが困難になってきました。 ワークライフバランスを重視した御社の考え方に共感しています。安定して高品質な仕事の成果を出すための労働環境が、貴社では整っていると感じました。

避けたい例文現職では長時間残業が続き、身体を壊しかけています。貴社の仕事内容はやりがいがあると思い、今回は応募させて頂きました。

 理想的な例文だと、長時間労働という問題点が転職によって解決できることが伝わってきます。 一方「避けたい例文」の内容は極端かもしれませんが、転職理由と志望動機の関連性がないケースは実際にあります。

また「身体を壊しかけている」といった情報も応募先企業に不安を与えるだけなので、基本的には言わないほうが良いでしょう。

年収アップを目指したい場合

理想的な例文現職では仕事内容や出している成果に対して正しい評価を得られず、適切な報酬を受け取るのが難しいため転職を考えました。 貴社は従業員1人ひとりに対して、適切な評価や報酬を与えていると聞いています。私の能力を発揮し、成果に見合った報酬を頂ける環境で働きたいと考えております。

避けたい例文現在の収入では今後の生活が不安なので転職を意識しました。貴社の社風に魅力を感じ、今回応募しました。

上記の例では、転職理由と志望動機で「評価と報酬」の話がうまくつながっているかどうかがポイントになります。避けたい例文だと、お金の問題が転職でどう解決するのかがわかりません。

また理想的な例文の場合、可能であれば「出している成果に対して受け取っている報酬(給与)が明らかに低い」ことがわかるエピソードを、できれば数字で伝えることができると説得力が増します

別業種へ転職する場合

理想的な例文今までは建設業界で働いてきましたが、医療や健康といった分野に興味を持つようになり、転職を意識しました。両親の健康問題をきっかけに、医療・健康分野に関心を持ちました。 貴社では医療機器の販売を行っているとのことで、私が関心を持っている分野で働けるため志望しました。現職では営業をしておりましたので、商材こそ異なりますが貴社でも今まで培ったスキルを活かしたいです。専門知識についても積極的に勉強していきます。

避けたい例文新しい業種にチャレンジしたいと思い、転職を考えました。貴社は社風も良さそうで海外展開もしている点を魅力に感じ、今回応募しました。

避けたい例文だと一貫性がないだけでなく、どことなくフワフワした理由で応募しているように思えてしまいます。 一方で、理想的な例文では「なぜ応募先企業の業界に興味を持ったのか」「過去の経歴が転職先でどう活かせるのか」といったポイントを抑えているため、説得力のある内容となっています。

補足するなら、両親の健康問題をきっかけに離職したり特別な配慮が必要になったりすることが直近でありそうか、フォローもしておくと良いでしょう。

別職種へ転職する場合

理想的な例文現職では経理を担当しておりますが、学生時代はマーケティングを専攻しておりました。貴社のマーケティング戦略は業界を問わず有名で、実際に成果もあがっています。現職で培った経理のスキルを活かして、マーケティングにかかる予算や分析といった業務を担当していきたいと考えております。

避けたい例文これまで経理業務を行ってきましたが、新しい仕事にチャレンジしたいと思い応募しました。これまでの仕事経験を活かして、新しい業務にも積極的に取り組んでいきたいです。

避けたい例文の場合、どの職種にも言えてしまうような浅いアピールとなっています。 理想的な例文のように「なぜ応募先の業務に興味を持ったのか」「具体的にこれまでの仕事をどのように転職先で活かせるか」についてのアピールが必要です。

また現職では職種の異動ができなかったのかについても、明確に答えられるよう準備したいところです。

第二新卒で転職する場合

理想的な例文新卒入社した会社はとても良い環境でしたが、私が入社当時に考えていた(希望職種)というキャリアパスは実現できないことがわかりました。今のタイミングで転職しようか迷いましたが、キャリアチェンジを行うなら若いうちにと思い、転職活動に踏み切りました。 貴社では私の望む(希望職種)として働けるだけでなく、フォロー体制も手厚いと聞いて魅力を感じており、ここで新しいスタートを切りたいと考えております。

避けたい例文新卒で入った会社は自分と仕事内容が合わず、この機会に自分の望む仕事に転職しようと思いました。貴社は社員同士の仲も良く、福利厚生も充実している点に魅力を感じて応募しました。

どちらも「仕事内容が希望と異なった」ことを転職理由に挙げていますが、「避けたい例文」では仕事内容に関する話がありません。 福利厚生や職場の雰囲気の良さを挙げるのは問題ありませんが、「転職理由を解決できるのか」について志望動機で答える必要があることを覚えておきましょう。

非正規から正規雇用へ転職する場合

理想的な例文これまでは(アルバイト、パート、派遣社員など)で働いてきましたが、任せられる仕事の範囲が決められており、これ以上の成長の機会を得ることは難しいと考えております。 安定した正規雇用のもと業務に取り組み、自分自身を高めていきたいです。貴社は同じ会社内で助け合いの雰囲気が強いなど、正規雇用後も安定して働きやすい環境に魅力を感じております。

避けたい例文非正規雇用は不安定なので、安定した正規雇用を目指しております。貴社は自宅から通いやすく、仕事内容も興味があるため応募しました。

安定した雇用を目指すため、正規雇用での就職を目指すことは決して間違っていません。しかし「避けたい例文」だと、「安定した生活」という転職理由と「自宅から通いやすい」「仕事内容に興味がある」といった志望動機が一貫しておらず説得力に欠けます

理想的な例文のように「安定して働ける」ことをメインに訴えつつ、仕事への前向きな姿勢や応募先ならではの(転職理由を解消できる)魅力的な点についても、アピールしておきたいところです。

履歴書を書くときに意識したいポイント


履歴書を書くときに意識したいポイントをご紹介します。

  • 自分を売り込むことを意識する
  • 応募先の企業に貢献できる理由を伝える
  • 細かいことを書きすぎない
  • 細かい失点を防ぐことを意識する

各ポイントについて詳しく解説します。

自分を売り込むことを意識する

「転職面接=自分という商品を売り込むための商談の場」という意識で履歴書を作成しましょう。 「年収をアップさせたい」「現在の会社の働き方に不満がある」といった自分本位の理由ばかりだと「この人を採用すると、どのようなメリットがあるのかわからない」となってしまい、採用されにくくなる恐れがあります。

自分という商品にはどのような魅力や強みがあり、採用するとどのようなメリットが応募先にあるのか記載しましょう。

応募先の企業に貢献できる理由を伝える

自分を採用することで相手企業にどのようなメリットがあるのか、履歴書の時点で応募先にアピールすることが大切です。

  • 業務経験、知識
  • 資格
  • 仕事で挙げた成果 など

上記のポイントを中心に、自分を採用することで応募先企業の売上に貢献できることをアピールすることが大切です。適切にアピールするためには、応募先企業の研究はもちろん、自分のキャリアを棚卸しすることも重要となります。

細かいことを書きすぎない

「あのエピソードも書きたいし、この経験もアピールしたい」と、履歴書にいろいろなことを書きたくなる方もいます。しかし、履歴書に書けるスペースは限りがあるため、細かいことは書きすぎないことが重要です。

細かいことを1つだけ書くより、アピールしたいことの概要を複数書いたほうが面接で話が膨らみやすくなるからです。アピールしたいことの概要を書いておくことで、面接官からの質問を引き出しやすくなります。

細かいことは面接で質問されたときに、口頭で答えられるよう準備しておきましょう。

細かい失点を防ぐことを意識する

「細かいことを書きすぎない」ことは大切ですが、一方で「少しだけ注意すれば防げるはずの、細かい失点」は防ぎたいところです。

  • 証明写真の顔が暗い
  • 履歴書に誤字脱字や内容に間違いがある
  • 字が汚くて読みにくい

上記のような、相手の心象を損ねるようなミスを防ぐことが、書類選考で落とされないためには大切になります。

転職理由と志望動機を伝えるときに意識したいポイント


転職理由と志望動機を伝えるときに意識したいポイントを4つご紹介します。

  • 抽象的な言葉を避けるよう意識する
  • 感情論を避けるよう意識する
  • 面接官とのコミュニケーションを意識する
  • 自分の表情を意識する

各ポイントについて詳しく見ていきましょう。

抽象的な言葉を避けるよう意識する

「やりがい」や「キャリアアップ」といった抽象的な言葉ばかりを使わないよう注意しましょう。 たとえば「キャリアアップを実現するために御社の仕事へ応募した」と伝えるのではなく「中小企業だけでなく、大手や海外企業とも取引がある御社で仕事をして、営業職としてキャリアアップしたい」など、具体的な内容も盛り込むことをおすすめします。

具体例を盛り込まず抽象的な言葉に逃げてしまうと「志望動機が浅い」「転職理由の掘り下げができていない」と評価されてしまう恐れがあります。

感情論を避けるよう意識する

「前職の仕事はとても嫌だった」「むかつく上司がいた」など、感情的な話題を出すのも可能な限り避けたいところです。 基本的にビジネスではロジック(論理)やデータ(数字)をもとに意思決定を行うものです。

もちろん最終的に好き・嫌いで物事が決まることもありますが、まずは冷静に物事を見極めて判断することが求められます。 感情的な理由で転職しようとすると「何かあったら離職してしまうのではないか」といった不安感を応募先に与えてしまいかねません。

面接官とのコミュニケーションを意識する

面接に臨む際は、面接官とコミュニケーションを取ることを意識しましょう。熱心な人のなかには事前準備をしっかりしすぎるあまり、台本を読んでいるかのようなアピールをしてしまうケースがあります。

棒読みやスピーチのようにならないよう「面接は人間とコミュニケーションをとる場である」ことを意識して臨みましょう。 また、採用面接は会社が応募者を評価する場だけでなく「応募者側が会社を見定める場」でもあり、あくまで立場は対等です。

「評価される」という意識ではなく「こちらも応募先企業を見極める」といった意識で面接に臨むと、自然なコミュニケーションを取りやすくなるでしょう。

自分の表情を意識する

面接時には、自分の表情がこわばりすぎていないか意識することも大切です。 緊張すると、表情が硬くなりやすく、場合によっては無愛想な印象を持たれてしまう恐れがあります。

笑顔を意識して面接に臨みましょう。 ただし、場合によっては真剣な表情になることも大切です。たとえば志望動機を語る場面では、真剣な表情で熱く応募した理由を語ると相手に熱意が伝わりやすくなるでしょう。

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転職理由や志望動機に関するよくある疑問


転職理由や、志望動機に関するよくある疑問を3つご紹介します。

  • なぜ面接では転職理由や志望動機を聞かれるの?
  • 転職理由や志望動機でウソをついても大丈夫?
  • 転職理由や志望動機が思いつかない場合はどうしたら良い?

各疑問への回答をさっそく見てみましょう。

なぜ面接では転職理由や志望動機を聞かれるの?

企業によって若干目的がズレることはありますが、転職理由や志望動機が質問される主な理由は下記のとおりです。

  • 自社にマッチする人材か(活躍できそうか、すぐに辞めてしまわなさそうか)見極めるため
  • 仕事に対してどれくらい情熱を持っているか測るため
  • これまでの職歴がどう自社で役に立つのか確認するため
  • どれくらい自社に対して本気度が高いか見極めるため
  • コミュニケーション力がどれくらいあるか見極めるため
  • 過去の失敗をどう次に活かしていこうと考えているのか確認するため

上記のような疑問を面接官は持っているため、応募者はこれらの質問に答えられるよう準備して面接に臨みましょう

転職理由や志望動機でウソをついても大丈夫?

転職理由や志望動機でウソをつくのはおすすめできません。 バレない可能性もありますが、バレてしまうことも当然あります。

ウソの程度にもよりますが、最悪の場合は解雇になったり訴えられてしまったりする恐れもあるためリスクが高いです。 仮にウソがバレないにしても、応募者側としても下記のデメリットがあります。

  • 志望度が高くない企業に採用されてしまい、転職理由となった原因を解決できずつらい日々を送りかねない
  • ウソが周りにバレないよう、常に気を張っておく必要があり疲れる
  • 転職先でも望まない仕事を続けることになり、転職を繰り返してしまいかねない

ウソをついても大丈夫かどうかはわかりませんが、おすすめはできません。相手企業のためだけでなく自分のためにも、転職活動ではウソをつかないようにしましょう。

転職理由や志望動機が思いつかない場合はどうしたら良い?

転職理由や志望動機が思いつかない場合は、下記の方法で「そもそも自分はどうなりたいのか」について改めて考えてみましょう。

  • 転職を考えた理由を掘り下げる
  • 将来実現したいキャリアを考える
  • 自己分析を実施する

紙に自分の考えを書き出してみることで、転職理由や志望動機、将来のキャリア設計をどうしたいのか、言語化しやすくなります。書籍やオンラインサービスを活用して、自己分析を実施してみるのもおすすめです。

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転職理由と志望動機を整理して志望企業から内定を獲得しよう!


本記事では転職理由と志望動機について詳しく解説しました。ここで紹介した内容をまとめます。

  • 転職理由とは、現在の仕事を辞めようと思った理由のこと。
  • 志望動機とは、数ある企業のなかであえて応募先を選んだ理由のこと。
  • 転職理由と志望動機の一貫性を意識することで説得力が増す

転職理由と志望動機に一貫性があると説得力が増し、応募先企業からも評価されやすくなります。この機会に転職理由と志望動機をブラッシュアップし、自分に合った仕事に就けるよう動き出してみましょう。

なお「転職活動も進めていきたい」という方は、この機会に転職アプリ「ミイダス」へ登録してみてはいかがでしょうか。 自分に合った求人からスカウトを受けやすく、自己分析に役立つツールも揃っています

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